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『好きだから』『楽しいから』で充分!

私は子どもの頃から何かを続ける事が苦手な人間です。

その理由は、すぐに結果が出ないとガッカリして諦めてしまうから。


そんな状態は大人になった今も続いていて...


先日、趣味のピアノを一年半ぶりに弾いた時、
『以前のように指が動かない』
『以前のように楽譜が覚えられない』
っという状態になっていました。


この時私は、
「もうピアノを趣味にする事は出来ないんだ」
っと悲観し、凄くショックを受けました。



でも、今回のオリンピックを観ていてある事を感じました。

テレビを見ていた時、とあるオリンピックの選手が最下位でゴールをした後に、「出場できただけで幸せ」っと満足した満面の笑みを浮かべていました。

また、とある選手は、30歳で興味を持って競技を始め、今回の大会に出場していました。
そして結果にはこだわっておらず、新しい事に挑戦している自分を楽しそうに語っていました。


そんな選手たちのインタビューを聞いた時、

「『上手くなることだけ』が理由じゃないんだ」

っと私は感じました。


もちろん『上手くなること』も素晴らしい目標ですし、そのために日々努力している人たちを尊敬しています。


ただ、私みたいに、プロを目指している訳ではない人間が『上手くなりたいから』だけを目標にして何かを始めたり、趣味を頑張っても、やっぱり続かないのではないかと感じました。


だからこそ、今回のオリンピックを見てこう思いました。


『好きだから』

『楽しいから』

っというのも、何かを始めたり、何かを続けたりする上で立派な動機なんだ!っと。



私がピアノを弾いた時指が動かなかったのは、
一年半も弾いていなかったから筋力も落ちているだろうし、そんなの当たり前のこと。

楽譜が覚えられないのは、
鬱病になって記憶力がかなり低下してしまったから当たり前のこと。


そんな当たり前のことにガッカリして、「もう無理だ」っと思い何もしなくなってしまったら勿体ないなっと思いました。


何度も言いますが、
『好きだから』『楽しいから』
という気持ちも、何かをする上で立派な動機です!


だからこれからは、上手くなることよりも

『好きだから』『楽しいから』という思いでピアノを趣味で弾いていきたい。


もしも以前のように上手くなれなくても
「それが今の自分」
っと思えるようになりたい。

そうなれたら100点満点!

そんなふうに思いました。


オリンピックを観て沢山感動し、沢山泣いて、沢山のことを感じた楽しい日々でした。



うつ病により自宅療養をしているため、サポート頂けましたらとても嬉しく、そしてとても励みになります。