死者報告があった噴火 過去1300年間
過去1300年に日本列島で起こった火山噴火のうち死者報告があったものを書き出した。それに、死者報告がなかったM5噴火を加えた。古い時代は大きな噴火で死者が出ても文字記録として残りにくいからだ。
時代によってばらつきが大きいが、100年あたり約500人が死亡した。日本列島の火山噴火リスクは5人/年程度だ。100年に1回か2回、100人以上が一度に死んだ。まれに1000人以上が死ぬこともあった。大勢の命を奪った加害要因は山体崩壊による土石なだれと、それが水域に突入して発生した津