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ドローンで見た2024年1月能登半島地震

2024年1月1日の能登半島地震で、外浦は最大4メートル隆起した。内浦は津波に襲われた。どちらでも地震動による家屋倒壊がひどい。崩落した斜面も多い。

地震から3か月たった3月27-28日、ドローンを携行して現地調査した。27日は金沢駅から出発して門前町を撮影したあと志賀町福浦に投宿。翌28日は珠洲市と輪島市を撮影して金沢駅に戻った。

輪島市門前町鹿磯(かいそ)漁港。遠くに黒島漁港。
隆起した波食棚と前進した砂浜。
港内で難破した漁船。地上写真
鹿磯漁港は4mメートル隆起した。地上写真
干上がったサザエとウニ
国土地理院の図に地名を加筆した。
完全に干上がった黒島漁港
黒島漁港と黒島集落。右遠くが鹿磯漁港。
皆月湾。砂浜の先の海底にあった岩礁が隆起して露出している。海がずいぶん遠のいた。

皆月湾上空で撮影した球面パノラマをご覧ください。

赤神の隆起は1mちょっと。赤と白の境が地震前の海面。地上写真
見附島。半分が崩れ落ちた。珠洲市
地震動による倒壊と直後の津波による被害。海中に見附島。珠洲市宝立町鵜飼

珠洲市宝立町鵜飼の上空で撮影した球面パノラマをご覧ください。

珠洲市宝立町鵜飼を北から南に飛ぶ、動画

津波浸水域データ、国土地理院

若山川に沿って段差ができた。東を見る。珠洲市若山町
西を見る。
段差は南上がりで2メートル。
短縮している。地上写真
これも短縮している。南北に押されてできた逆断層だ。地上写真

若山川の段差を上空から撮影した球面パノラマをご覧ください。

東京大学地震研究所、2024年1月31日
すっかり焼け落ちた輪島朝市通り。地上写真
焼けてなくても倒壊した家屋が多い。地震から3か月たってもそのまま。輪島市河井町。地上写真

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