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【車中飯】雨の日、清水サバの姿ずし定食を作り堪能。

いつもありがとうございます❣️

100系ハイエースを住める空間へ改造し
旅暮らし4年目に突入した夫婦です。

今年の夏も高知県土佐清水に戻ってきました。

理由は、我々の共通の趣味である「海」はもちろんですが
この土地の海の幸や食材がどこよりも肌に合うから?


なのかもしれません。

今回は、こちらのVlog・雨のひのご飯にフォーカスして。

食材の話や
簡単なレシピ
食養生コメントなどしてます。


郷土料理「清水さばの姿すし」


ここら辺一帯では
スーパーの惣菜コーナーで「姿寿司」を見ない場所はない。

のだけど、

お惣菜はあまり買わないので

3年目にしてまだ食べたことがなかった郷土料理の1つ。

今回は、雨の車中飯で魚をさばくのが少々億劫だったので
この機会に味わうことにした。

シメサバは大好物だ。

この地域にいる間に是非とも習得したいレシピの1つ。
できればローカルのおばあちゃん、お母さんの直伝レシピで。


・新鮮市場あるね屋


このローカル商店では
午前中、たくさんの惣菜が並ぶ。


(農家さんの野菜もお手頃価格で並ぶ)


小さな商店の惣菜だと

より地域の味を味わえると思っているし

そこでは大体コミュニケーションが生まれるので楽しい。


(棚一面の惣菜は、昼過ぎたら惣菜はほとんどなくなる)

この日も、

惣菜コーナーを見ていたら

隣のおばあちゃんが

「今日はね、うちも姿寿司にしようと思ってね。
食べる前に魚グリルで軽く焼くとさらにおいしいよ〜」

と幡多弁で言ってくれた。

まるまる詰まったそれを1つ選び購入。

今晩のメインディッシュに決定だ。

(炙っていただいた。)


郷土料理はこちらから。


おかひじきと紫蘇の甘酢和え


郷土料理を手にし
せっかくなので定食にしたくなった。

サバの姿寿司にあうおかずを作る。


おかひじきは、

大阪から高知へ向かう道中。

徳島県の道の駅で出会った食材だ。




・道の駅「貞光ゆうゆう館」



地元農家さんが旬の食材を持ってくる。
たくさん並ぶので活気が見える。

ここの産直は、冬にどえらいうまい干し柿に出会ってから

我々のお気に入りの場所になった。

干し柿
豆乳
ゆず酢

など、またここを通った時には買うだろう。


レジのお母さんも
少しずつ顔馴染みになり

この日は、
おかひじきはどうやって食べる?
の話題。

農家の奥さん曰く
さっと湯がいて
ドレッシングであえて食べるとよ〜

とのことだった。



・おかひじきレシピ


沸騰したお湯には
天日塩をほどよく入れた。

おかひじきを丸ごと
ささささっとくぐらせ
ザルにあげ、余熱放置。

紫蘇は千切り。

ドレッシングは
シソの香りともマッチしそうな甘酢にしてみた。

・心の酢1
・黒糖1
・天日塩お好み
・天然醸造醤油お好み

軽く煮立てたら
まず紫蘇と和える。

シソに甘たれが行き渡ったら

食べやすいサイズに切ったおかひじきに
回しかける。


ゴマがあったら
軽く炒って散らしたかったなぁ〜・・・♪



夏の食養生


冷蔵庫がない不便な生活環境のおかげで
「氷」は取らないものの

体を不自然に冷やす要因の
シャワー生活や
好物のアイスクリーム
ビールなどとのバランスを考えたら

体を温める存在の「根菜」は
道の駅などで見つけた時には必ず買う
ようにしている。

今回も
この道の駅では
露地栽培のみずみずしい若いゴボウと若い人参に出会えたので

今晩の副菜にした。

と言いながらも
キンピラは、どんな時期も食べたくなる。
心の養生的存在だ。ほっとする。


季節によって
食材の特徴はまるで変わる。

冬に出会うゴボウは、ギュッとしまってるし
今回出会ったゴボウは、みずみずしく水分も豊富な感じ。

ゴボウの状態を見ながら調理方法は感覚で変えている。


今回は、中まで味が染みるそれではなく
軽やかな味と食感が良さように感じたので

パッと蒸して、さっと炒めることにした。


・夏のキンピラレシピ


ゴボウとニンジンは、
歯応えも楽しめるサイズにした。

スキレットにオーサワの圧搾ゴマ油をたらし
香りをたたせる。

チリも1本、ちぎり入れた。

ゴボウを入れたらごま油を満遍なくコーティング。

天日塩を入れ

水を回し入れ蓋をし、気持ち短めに蒸し焼きに。

むし上がったらゴボウの上に人参を乗せて重ね蒸し。

野菜たちがしなしなしすぎない程度で蓋を開け
水分を飛ばす。


ほどよいみずみずしさになったら調味料を回し入れる。

・正金醤油濃口
・オーサワの発酵みりん

今回は、小さじ1:1にした。



三年味噌のアーサー汁

お寿司と副菜ときたら、今日は赤だしな気分だ。

お手製三年味噌とは何を合わせよう?

沖縄に行った時にこっそりかって帰ってた
乾燥アオサとおふを贅沢に入れることにした。


味噌汁はお味噌と具材に目が行きがちだけど

・決めては「いい乾物」

香りが強すぎるか?!
と思いきや、

まぁ〜見事に食材と調和し

最高のスープに仕上げてくれる。

なんて心強いパートナーなんだ。

きっかけは、取り扱っているオーサワ自然食の
乾物を使いはじめた5年前。

値の高い乾物に戸惑いながらも
実体験したら段違いな香りとおいしさに衝撃を受けた。

それからだしの虜になり
各地のいい乾物を味わうのは楽しみの1つとなった。

乾物は、高値でもリンとした、
いいものを買うようにしている。

本当は、
事前にだしを作っておくのがいいのだけど
我々は保存場所もないので
料理する直前にまとめて乾物を入れる。

それでも
いい乾物なら裏切らない。

高知県では

いつもの昆布・シイタケだしに加え

本場のかつお節を必ず買う。


(今回はこちらにしてみた)

これがまた段違いにおいしくエネルギッシュなのだ・・・。

・今日のお出汁


日高昆布・伊勢の原木椎茸・土佐鰹節

お麩がかなり水分取るので
多めにだしをこさえとく。

たっぷり入れるのがいい感じ

最後に三年味噌で整えた。

大きめにちぎったお麩に

濃厚な出汁と三年味噌がしみている。

熱々なそれをジュルっといただく。



もう・・・たまらん・・・・。

美味しすぎて
雨の日の憂鬱も忘れてた・・・

ご馳走様でした。



ご愛読ありがとうございました🌺


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