アートをするのに新しい概念に出会った

トークイベントに参加してきた。

作品を創造することについて新しい概念に出会った。

水槽の中に主人公を入れて、その中で起きたことを書く。自分のも主人公の記憶も改ざんされている。それを書くのが楽しい。

まず自分が意味づけた意味や価値観があって、それを言葉や絵、音楽、モノを使って、表現する。そこで生み出されたものが作品。

私にとっての創造は自己表現という意味合いが強かったから、記憶や概念といったものにとらわれることなく、変化を楽しみながら変化を作品として作っていく概念は真新しかった。

去年渋谷モディでの未知への追憶の個展に行って「黒」に惹かれた。蝶のモチーフも気に入った。それ以来私は好きなファッションで黒の美を追求したいと思った。

黒い蝶のモチーフについて

苦闘してたな、、笑

そして去年(時期は定かではないが)、黒に関して自分なりの意味付けができた。

色彩論 黒。黒は全ての色を潰してしまう。しかし全ての色が混ざった色としての黒ならばそれは多様性に富む色だ。

人の個性や多様性を大切にしたいと思っている私が色濃く出ているかもしれない。

これらを踏まえて私は、私の「色彩論 黒」や特に記憶の美化あたりの黒(今見返してみたけれどまだ考えられる)の意味付けを表現するのに自分でブランドを立ち上げたい、そしてそれをアートとして表現したいと私は思った。

アート、創作、創造は自己表現だった。 

でも今日天変地異が起こった。コペルニクス的転回。

流動の最終着地としてのアート、創作、創造。

記憶や価値観、意味付けは関係なくそのとき一瞬一瞬での変化をそのまま作品にする。小説家ならではの発想かもしれないけれどそれも確かにありだなと思った。私には考えたことなくてとても興奮した。

「記憶」や「黒」を使う私のアートはまだ旅の途中だ。その過程で新たな概念に出会えたのはとても嬉しかった。

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