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適応障害と診断されるまで⑦適応障害と診断されて

適応障害と診断された後のこと

適応障害と診断されても、正直なところ、よくわからないです。

どうすれば良くなるのか。

どうすれば治ったって言えるのか。

今、どう過ごしていいのか。

分からなくて。分からな過ぎたから、noteを立ち上げました。

急に泣きたくなったり、怒りっぽくなったり、眠れなかったり、食べ過ぎたり、食欲がなかったり。それだけかと思ってました。

内臓に痛みを伴ったり、寝ている時に呻いたり、自分のことなのに自分のことじゃないみたいなそんな変な感覚になるなんて思いもしていませんでした。

適応障害と診断される人は、まじめな人が多いって言うけれど、真面目だからそうなるってことでもない気がします。

出来ないことを出来るように努力して、出来ないことでも出来るように頑張って無理を出来ると強さを持ちすぎている人なのかなって感じています。

文字ばっかりで読みにくいと思う。

でも、今感じていることが一番、大事な気がするから。

そのまま書きました。

過去の名もなき症状

出来ないことって思ってもこなかった。

社会人になって、就職してずっと事務の仕事しかしてこなかったから。

でも、うつっぽい症状になったのは、今回が初めてではないんです。

新卒で入社した会社の時にもなって、仕事を辞めるか休むかを医師に言われました。どちらも選びませんでした。

そのときは、職場の人たちがみんな助けてくれました。仕事も心もサポートしてくれました。お昼休みには、部署の先輩が代わる代わるで話を聞いてくれました。

他部署の先輩にも声を掛けてもらって、支えてもらいました。

新しいことに挑戦したくなって、その会社を辞めました。

その後、就いた仕事は1か月続きませんでした。このときも精神科や心療内科に行けばよかったのだと思います。

その時は、内科に行ってて、疲れやストレスが溜まると盲腸炎になりやすいって言われました。手術はしてません。点滴で散らすという治療でした。

2つめの仕事を辞めた後、何にもできなくなりました。1年半何もできずに家にいました。半年は、ほとんど昼も夜も寝て過ごしていました。

振り返れば、この時も精神科や心療内科に行っていればよかったんだって思うんです。でも、知識がなかった。家族のだれも、通院が必要とは思いもしなかったし、ただ怠けてるんだろうって思ってた。

私の現状と現状

適応障害って怠けているように見えるってよく聞きます。

当事者のわたしも、怠けているんじゃないだろうかって感じてしまったくらいです。家族から、今も理解しづらいと言われます。

「怠けているのと何が違うの?」「動けるなら家事くらい手伝って」と言われます。

出来ないわけではないんです。だからこそ、怠けているように見えるんだと思います。でも、今の私は『内臓の痛み』の症状が出ます。ずっとではありません。心的負荷がかかっているときなんだろうなって感じます。

休息が必要ってことなのだろうと解釈しています。

『家事ができる』って『普通に仕事が出来るのと同じくらいの労力』が必要なことなんだと感じます。

働いていて、家事をしていることが当たり前になっている人からすると、「何言ってんだ」って思われることかもしれない。

仕事しているだけの人からすると、「家事くらいはできるだろう」って思うかもしれない。

こうやってnote書けるんだったら、他のことも出来るんじゃないだろうかって思う人もいるかもしれない。

同じように診断されている人がどう感じるかは、私は分かりません。

私は自分を癒すために、このnoteを書きました。

自分の感じていることや、起こった出来事を頭の中から外へ出すために、このnoteというツールを使ったんです。

適応障害と診断されたとき、私が他の人のブログやnoteを読み漁ったように。

適応障害と診断された人や、家族や友人、職場の人が、適応障害ってどんな状況なんだろうって知りたくなった時に。

一つのサンプルとして読んでもらえたらいいと思っています。


適応障害と診断されるまでの話は、これで書き終えようと思います。

この話は、長女はるが適応障害と診断されるまでの5か月と診断されてから1か月の実話です。

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