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オキシトシンは「つながり」の物質!!

3大幸福物質の1つ「オキシトシン」。
オキシトシンは一言でいうと、「つながり」の物質です。

前回のドーパミンの解説に続き、オキシトシンについても
本を読んで学んだので、まとめてみます!

前回の記事はこちらから! ↓


どんな時に分泌する?

オキシトシンの出し方一覧です。

・人との会話
・スキンシップ
・人に親切にする、親切にされる
・人に感謝する、感謝される
・ペットと接する
・植物を育てる

上記のような場面で分泌します。

人と関わるのが基本ですが、関われない人も
分泌する方法はある
ので、安心してください!

それをこの記事で紹介するのが目的です。

どんな効能がある?

効果も箇条書きでまとめてみました!

・幸せな気分になる
・集中力,記憶力,学習能力,好奇心 UP↑
・ポジティブ思考になる
・不安な気持ちになりづらくなる
・ASDの症状を緩和する
・ストレスを減らす

中でも「ASDの症状を緩和する」という効果が面白いですね。

少し調べてみると、「表情」「同じ行動を繰り返す」「社会性」の
改善が期待されるそうです!

ASDは特効薬が現状無いので、オキシトシンを用いるのは
良い方法だと思います。

オキシトシンは効果が持続する!

3大幸福物質の一つ、「ドーパミン」は、効果が逓減ていげんする
という特徴があります。

例えば、youtubeで面白い動画を見ていたら、辞められなくなって
多くの時間を無駄にしたという経験がありませんか?

中毒性があるので、餌を与えると更に
脳が欲しがってしまうのです。

そして度が過ぎると依存症に…

しかしオキシトシンは違います。
効果が逓減するという仕様がありません。

例えば犬を飼っている人。

犬と毎日戯れているからといって、
「もう飽きた。全然可愛くないなぁ」と
感じることは無いはずです。

自分が飼っている犬は、いつ見ても可愛いのです。

孤独な人はどうする?

オキシトシンを分泌させるには、人と関わるのが最も簡単ですが…

実際、人から嫌われやすいASDの人などは孤独で
「そんなこと出来ない!」と思う人が多いでしょう。

そこで、この記事では孤独な人の視点に立って、
人と関わる以外のオキシトシンの出し方を詳しく紹介します!

感謝日記を書いてみよう

1日の幸せな出来事を3つ書き出す「3行ポジティブ日記」という
ワークがありますが…

その日記の進化版が「3行感謝日記」です。

内容としては、
「自分が感謝したこと」「感謝されたこと」を
書くだけ。

感謝する対象は必ずしも、「人でなければいけない」という
制約もありません。

自分の体調や天気、見つからない場合は自分が生きていることに
感謝することも可能です。

感謝日記の効果

感謝日記を書くことで得られる効果をまとめてみました!
やるメリットが分かれば、行動しやすくなるはずです。

・睡眠時間が長くなる(睡眠の質向上)
・孤独感が減少する
・ポジティブ感情が高まる
・楽しさを感じやすくなる
・免疫力UP
・他の人のミスを受け入れやすくなる

感謝日記の例

感謝日記の具体的な内容を示します!
こんな感じで気軽に書けばいいです。

①自分の動画にコメントしてくれる人がいた。
 ゴミに目を付けてくれてありがとうございます。

②兄の爪を切ってあげたら「ありがとう」と言われて感謝された。
 素直に嬉しい。

③朝の目覚めが良かった。自分の健康状態に感謝!

ちなみに、感謝日記は「週に一回」書くだけでも
効果があると研究で示されているので、

継続するのが苦手な人も一度はやってみてください!

親切日記も書けたらやってみよう

実は、感謝日記の上位互換となる、もう一つの日記があります。
それが「3行親切日記」。

1日の中で、自分が人に親切にした内容を3つ
書くというワークです。

自尊感情自己肯定感が高まり、共感力もUPして、
毎日を幸せに生きられるようになります。

しかし、これは思っている以上に
実践するのが難しい。

特に人の気持ちが読めないASDにとっては、
現実世界で人に親切にするのは、実質無理ゲーです。

そこで、ネットの世界で手軽にやれる
「人に親切にする方法」をお伝えします!

Yahoo知恵袋で人助け!

ネットの世界で手軽に人に親切にする方法、
それは「Yahoo知恵袋」を利用することです。

Yahoo知恵袋は日本最大級の質問系サイトで、
毎日多くの人が様々な悩みを吐き出しに来ています。

「特別な才能も能力もない自分が投稿できる分野なんてあるの?」
と不安になるかもしれませんが、安心してください。

「人間関係」「学校の悩み」などの質問に対して、
自分の経験から言えることを伝えて上げればいいだけなのです。

実際僕も、中1の時から知恵袋を始め、
相当ハマっていました。

知恵袋は自分が悩んだ時に「質問」することも出来るので、
回答が得られれば人に「感謝」することも可能で、

「感謝日記」「親切日記」の両方のワークを同時に
こなすことが出来る
媒体です。

こんな神ツール他にはないので、
皆さんもやってみてください。


コミュニティに参加しよう!

「孤独で人と関わるのも苦手だけど、社会との繋がりが欲しい…」
そう思っている人にピッタリなオキシトシンを出す方法があります。

それは「何かしらのコミュニティに参加する」ということ。

自分の趣味や目的に関連する団体に所属するのです。

そうは言ってもASDのの人は「人から嫌われる才能の持ち主」。

コミュニティに所属しても、知らないうちに人を傷つけて
周りから排除されて、孤独になってしまいます。

僕もDiscordのサーバーに参加した時、「置き物」という役割を
与えられ、みんなの輪の中に入ることが出来ませんでした。

そんなゴミにも寛容なのが、
発達障害者のコミュニティ「LITALICO」。

このコミュニティでは、様々な社会的ハンデを背負う人たちが
自由に関わり合うことが出来ます。

悩みがあった時は、コミュニティの「Q&A」という項目から
知恵袋みたいに質問することも出来ます。

当事者が親身になって回答してくれるので、
回答精度も高いです。

全然勧誘する気はありませんが、もし入るコミュニティが無い
発達障害者の方が居たら、物は試しでも良いので
やってみてください!

一応リンクを貼っときます!↓

総括

今回は3大幸福物質の1つ「オキシトシン」について
解説してみました。

正直、ASDの趣向に偏った記事になってしまったのは
申し訳無いです。

「オキシトシンについてまとめる」というより、
孤独に対処する方法を多く提示してしまいました。

広く捉えるのではなく、狭い分野の話を突き詰めるほうが
自分には合っていると思います。

ここまで記事を読んでくれてありがとうございます!


参考図書:精神科医が見つけた3つの幸福
     最新科学から最高の人生をつくる方法




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