縞の単衣(ひとえ)で本牧・隣花苑
6月半ば、横浜の本牧にある「隣花苑」で、お昼ご飯をいただいてきました。着物は縞文様の単衣(ひとえ)、少し涼しげな色で。
こちらは足利時代につくられた日本家屋。隣接する日本庭園、「三渓園」をつくった原三渓さんが、昭和五年に伊豆から移築したものです。女将の西郷槇子さん(左から二番目)は、三渓さんの曾孫さん。美しくて、可愛くて、憧れの女性です。
この頃の庭は、紫陽花が美しく咲いていました。そして外から通る風のおかげで、お部屋はとても快適。
季節の滋養とおいしさに溢れた料理たち。左下は、三渓さん考案の「三渓そば」です。たけのこと椎茸と挽肉のあんかけ、細いうどんの組み合わせがクセになります。ちなみに私は、ここの「白和え(左上のお皿、手前)」が大好き。季節の食材との組み合わせを、いつも楽しみにしています。あ、右下の「酒粕のゼリー寄せ」も絶品。
なんだかずっと笑いっぱなしで、心ゆるむ時間でした。どうもありがとう。
一緒に行った友だちと女将さんと、食後に記念撮影。なんと全員戌年です♪
【きもの】 紬の単衣、縞小紋、伯母の着物
【帯】 名古屋帯、市松文様、母の帯
【帯揚げ】 絽、薄紫
【帯締め】 ピンクと青のリバーシブル
この日から3週間ほど空いてしまいましたが、次回のきもの予定は今週末。もう7月になったので、薄い生地のきものを着ようと思っています。あ、浴衣にしようかな……。悩むのも、また楽しい時間。
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