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一緒に遊ぶだけじゃダメ?親子の対話が育む語彙力とは

今回は矢萩邦彦さんが書かれた記事をもとに
親が子どもの語彙数にどれだけ影響を
与えているのかをわかりやすく解説させて
いただいております。

子どもの将来に大きく影響される内容ですので
子育て中のパパさん、ママさんは是非ご覧ください。


42の家族を対象とし「親の発話」が子どもの成長に
与える影響を調査した結果、家庭での対話の数が
そのまま子どもの語彙力に比例するという結果が
あります。

研究対象となった42の家庭では
・家族の職業
・母親の教育年数
・両親の最終学歴
・世帯年収
によって4つの社会経済レベルに分けられ
最も高いレベルが「専門職についている家庭」
最も低いレベルが「生活保護世帯」とされています。


「専門職についている家庭」

・1時間に平均2000語の発話
・3歳の終わりまでに子どもが聞いた言葉の数4500万語
・3歳時点で子どもが獲得した語彙数は1116語

「生活保護世帯」

・1時間に平均600語の発話
・3歳の終わりまでに子どもが聞いた言葉の数1300万語
・3歳時点で子どもが獲得した語彙数は525語

最も高いレベルの家庭と最も低い家庭のレベルでは
約2倍ほど語彙数が違う結果となっています。


この結果をみて考えなければいけないのは、
家庭のレベルを上げる。
親のレベルを上げることではないでしょうか。

親が話す言葉の数、応答・小人の数が
子どもの語彙数に影響するのなら

  • まず親が自ら進んで語彙力を鍛えること

  • 子どもに対しても否定的ではなく肯定的に話を進めること

  • 子どもに「うん」「そう」などの選択で回答できる質問ではなく、自由に回答できる質問をすること

など親が気をつけることは多くあるかと考えます。


親子のコミュニケーションを大事に家庭で良い言葉のキャッチボールができることが重要ですね。



参考記事

子どもの語彙数は「親との対話」でこんなに変わる
矢萩邦彦

矢萩邦彦(やはぎ・くにひこ)
「知窓学舎」塾長、実践教育ジャーナリスト、多摩大学大学院客員教授、株式会社スタディオアフタモード代表取締役CEO一児の父。親の強い希望で中学受験をしたものの学校の価値観と合わず不登校になり、学歴主義の教育に強い疑問を抱えて育つ。1995年、阪神・淡路大震災の翌日に死者数で賭け事をしている同級生を見てショックを受け、教育者の道を歩み始める。大手予備校で中学受験の講師として10年以上勤め、2014年「すべての学習に教養と哲学を」をコンセプトに「探究×受験」を実践する統合型学習塾「知窓学舎」を創設。教師と生徒が対話する授業、詰め込まない・追い込まない学びにこだわり、「探究型学習」の先駆者として2万人を超える生徒を直接指導してきた。受験を通して「学ぶ楽しさ」を発見することを目指して、子どもが主体的に学ぶ姿勢をとことんサポート。ライブパフォーマンスのように即興で流れを編集するユニークな授業は生徒だけでなく親も魅了する。多くの受験生を志望校進学に導き、保護者からの信頼も厚い。新しい教育を実践しようとする教師・学校からの相談も殺到し、多数の教育現場で出張授業、研修、監修顧問、アドバイザーなどを兼務。生徒たちに偏差値や学歴にとらわれない世界の見方を伝えるため、自身の学歴を非公開としている。
「子どもと社会をつなぐことのできる教育者」を理想として幅広く活動。住まいづくりや旅づくりの研究と監修、シンガーソングライター、カメラマンなどアートの領域から、ロンドンパラリンピック、ソチパラリンピックにジャーナリストとして公式派遣されるなど、一つの専門分野では得にくい視点と技術の越境統合を探究。独自の活動スタイルについて編集工学の提唱者・松岡正剛氏より「アルスコンビネーター」の称号を受ける。「Yahoo!ニュース」個人オーサー・公式コメンテーター。LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテーター。キャリアコンサルティング技能士(2級)。Learnnet Edge『自由への教養』探究ナビゲーター・カリキュラムマネージャー。常翔学園中学校・高等学校 STEAM特任講師。聖学院中学校・高等学校 学習プログラムデザイナー。文部科学省「マイスター・ハイスクール」伴走支援事業スーパーバイザー。2022年10月、初の単著『子どもが「学びたくなる」育て方』を上梓。
https://diamond.jp/ud/authors/63576478a53aefa902000000



最後まで読んでくれてありがとうございます

ちなみに、わたくしこんな父親です(^^)
良かったら自己紹介も見ていただけたら嬉しいです。


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