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【会計士試験】禁欲という名の、目的と手段の転倒

すやきです。バチェロレッテの最終回に煮え切らない思いを隠せず、寝不足もあって仕事がはかどりません。



いよいよ二週間後は公認会計士論文式試験です。


断酒でしょうか。オナ禁でしょうか。

去年の8月、本番の論文式試験前の話もふまえて、禁欲というものの話をします。


禁欲は、ストレスの解消先を塞いでしまう

試験二週間前くらいは、酒飲むのをやめてコーラくらいにしておこう。


なんてことを漠然と考えていました、ちょうど去年、失恋(?)した7月頃のこと。


願掛けでしょうか。僕を含め、日本人はこういう「運を一点に集めようとする」文化がありますよね。

よくわかんないですが、僕はこういう根も葉もないことは信じないようにしています。


だって、禁欲した成果として、本番の管理会計論の原価計算で満点をとれるわけじゃないし、租税法の理論で条文を全部当てることができるわけじゃあるまいし。


「人事を尽くして天命を待つ」とはよく言ったものですが、試験二週間前はまだ時間がある以上、人事を尽くしたとは言えません。

何もしないで禁欲して祈るくらいなら、テキーラを飲みながら法人税法の答練を解き直す方がマシです。



禁欲したところで何も生まれません、では、なんで僕らは、大一番の前で禁欲したがるのでしょうか。

受かる目的が全て。落ちれば何も残らないのがリアル

僕も当時はそうでしたが、禁欲する人の心理というのは、合格という結果の前の、勉強している過程を美化したいんだと思います。


合格発表直前に、「あー、あの時酒も我慢できなかった自分に受かる資格なんてあるものだろうか」と思いたくないのです。



当時の僕も考えたのですが、そう思えることってそんなに大事でしょうか?確かにプレッシャーはかかり、負荷を背負った感じにはなります。


残念な話ですが、合格発表直前の緊張というものは、言葉で表現できるほど単純なものではなく、とてつもなく大きなプレッシャーに晒されます。


試験前の時点で、合格発表直前の心理をリスクヘッジできるほど、この試験は簡単な代物ではありません。


じゃあどうするかというと。



禁欲せずに、ストレスの解消先にするのが正解なのでは?


僕の考えはあんまり普通じゃないと言われることもあり、こうやってnoteを綴っても誰のためになるんだよ、とは毎度のことですが、


試験前の禁欲はするべきじゃありません。

僕は、バイトしたい欲求も、ぽっぽっ屋欲求(水道橋のめっちゃうまいラーメン屋さんに行きたい欲求)も、公園で酒飲みたい欲求も共に連れて生きてきました。


おかげで、ストレスを抱えることなく試験前はパフォーマンスよく過ごすことができました。(試験結果の順位は度外視。。。)


禁欲する人は、真面目な人が多いと思います。

試験前に、あるべき受験生の姿を叶えようと。その意味で僕は、最もあるべき姿じゃない受験生の一人だったかもしれません。


でも、禁欲したところで、だれも「お、あいつは模範的な受験生だな」だなんて注目していないですから。


気楽にやればいいと思います。


気楽にやりすぎた僕は、ギリッギリの順位で論文式試験合格を果たしました。



なので、あくまで参考にしちゃいけない記事だとは思いつつ、ただただ、文章を書くのが好きだということをもってして、この話を世に放つのです。


ほなー!^^

♪ACE COLLECTION 【鬱憤】

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