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新入社員の育成をカイゼン

 無駄なことはお嫌いですか?
私も苦手です。特にやらなくてもいいことをするのは苦痛です。
職場でやらなくてもいい代表格は、揉めなくてもいいところで揉めたりする場面シーンじゃないかと常々思っています。

例えば仕事でミスが起ると怒ったり、犯人探しをしたりなどは無駄なことは誰でも分かります。そんなことをするより再発防止に努める策を講じる方が大切ですよね。

揉めごとで終わらせるのは効率が悪いですし、関係していなくとも周りで見ているだけでも疲れてしまいます。無駄な労力は私たちの心身を削るため疲れるものです。
そのため、会社での無駄はどんどんなくしていくことは、誰にとっても心地よい環境づくりとなるのは火を見るより明らかです。

そこで今回は職場でよく見かける新人研修を例にとり、
「身近にある無駄な揉めごとをなくしませんか?」
というご提案です。
新人研修の時に無駄にイライラしたり、職場がピリついた状況になっていないでしょうか。

初歩的なことに思われますが、意外と令和となったいまでも聞く「職場の教育のお悩み」であるため、職場から無駄をなくし効率アップの一助になればとの想いで、取り上げてみようと思いました。
揉めることを避けるために制度化するなど、いくらでもやれるコトはあります。

この問題点にまだ気づいていない経営者さんに知っていただくことで、さらなる会社の発展へとつながるよう心よりご祈念申し上げつつ、『新人さん目線での会社をよくする』ヒントをお届けしたいと思います。

新人さんから言うのは気が引けるでしょうから、外部の人間である私だからこそ代わってお耳に入れることができるのでは?
と、思った次第です。


新人さんにとって日本の職場は平和だろうか?

どなたにも心の平和が訪れますように

 日本は戦争や紛争中というわけではありませんから、私達がその気になればいくらでも、この世の平和を謳歌おうかできる恵まれた環境にいると、私は思っています。
せっかくの平和な世の中ですから、身近な人と争ったり、怒ったり、憎んだり、イライラすることは非常にもったいないことです。

そのため、仲間と和気あいあい仕事ができれば効率も上がり、会社としてもいいことづくめで、ウェルビーイングを取り入れた企業のあり方は時代の流れでもあります。

ですが、そう思うということは、そうではない環境に身を置いていたあかしでもあり、こういった話をするとき、私たちは思い出話であっても、研修期間中に教える側がすぐに怒る、嫌な顔をしていた(目が笑ってない)ことなどが思い出され、「私ならこうするのに」といった枕詞をつけることはないでしょうか?

それだけ入社時の新人研修に傷ついた人が多く、少なからずそういった経験をしているため「改善すればよいのに」と、離職したとしても心の中でいまだに思い出したりするものです。

それは誰しも会社に入社したら、新人さんの時があるからで、もし、新人さんの経験がない例外があるならば、会社に入社したことがなく、いきなり起業したような経営者さんや跡取りが挙げられるでしょう。

新人さんというのはとかく、肩身が狭いことが多いものです。
教えてもらう立場という、ちょっと負い目にも似たものを感じてしまいがちです。

ですが、上記に挙げたこのような『いきなり経営者さん』には、もしかしたらそんな気持ちがいまいちピンと来ない方がおられるかも知れませんね。

そしてあともう1人、この例外に加えるとしたら、経営者を支えるリーダーさんかも知れません。例えば一つの会社にずっと働いていて、なんなら経営者サイドより現場のことがわかっていて取り仕切り、仕事が任せられるほど頼もしい、そんな方です。

ですが、そんな会社のすべてを社史の流れ中で年月をかさねて、体で覚えて知っているアドバンテージがあるからこそおちいりがちなのが、センシティブな気持ちを抱えて新しい職場に挑んでいる、新人さんをおもんぱかって、思いをはせることかも知れません。

はさみの場所さえ知らない新人はつらいよ…

はじめはどこに何があるやらサッパリ分かりません

 些細ささいなことに聞こえるかも知れませんが、新人さんと言うのはハサミの場所すら知りません。実はそれもストレスだったりします。

ちょっと手練てだれてくると、自分で探し出すこともしたりしますが、職場が忙しかったりすると、遠慮したり、気がいてしまい、そう言う余裕がない時もあり、やはりストレスなのです。

 わたし個人として苦痛なのは、ファイルの格納場所がはじめは分からないことでしょうか。

引継書には書かれないような、グループ共有フォルダの『みなさんご存知のアレ』的な言わずもがなのフォルダこそ厄介なんですよね。
職場では割とよく使うのかも知れませんが、新人さんからすると、その境地に至る(思考回路の同期化)までが難儀なんぎだったりするわけです。

みんなが忙しそうにしていると、人の気持ちを推し量るタイプは特に、もちろん聞いてメモはするものの、別バージョン、別のシーンで何度もお尋ねすることも多く、その積み重ねがボディブローのように効いてきて『申し訳ない度数』が日に日に増していくものです。

 とはいえ、新人さんにもできることはあるものです。

私を例にしますと、仕事を覚えるのが遅いタイプなので、転職はいつもハラハラドキドキものでした。ど緊張です。
ですが、物覚えは悪いけれど、一度覚えると改善したり応用したりができるので、我ながら伸び代はあるタイプなのだと、社会人経験を積むうちに気づきました。

私は失敗しないと分からない性質タチのため、習って同じようにやったつもりでも、はじめのうちは必ず失敗を何かしらやってしまいます。
とは言え、失敗するからこそたくさん気づくことがあり、人とは違う視点が持てることが段々と分かってきました。

そのため、初めからすぅーっと頭に入る方のことが羨ましくて仕方ありませんでした。脊髄せきずい反射で反応できる人もうらやましいです。

ですが、自分の仕事の覚え方や持ち味がわかると、少しは気が楽になったものです。最初にさりげなく、そう伝えておけば失敗することに過敏にならずに済みますので、自分でプレッシャーを回避する予防策を身につけることも必要かもしれませんね。
やはり、その上でも自分を知ることは大切です。

覚えたら大したコトではないものです

「私ならこうするのに」で教える立場の人がやれること

 私は自分がそう言うタイプだと認識していたので、新入社員の方を相手にする時は、1年間で仕事が一周するまで大らかに見守るスタンスでいいのではと思います。半年くらいは何度同じことを聞かれても仕方ないと思っていました。

なんなら、後で見返せるように情報を図解で紙に書いて渡したり、伝票の書き方などを教えるのであれば、ひとつサンプルを作って渡したりもしていました。

退職する際にはもちろん、後任の方への引継書は準備します。
仕事内容のほかに、これは役に立つという情報を盛り込んでると、後任の方はすぐにトップギアで走りだせるため会社にとっても有利です。

一方で、引継書を作らずに現場を去ることは、病気などの特殊な事情で急に退職せざるを得ない限りは、周りに大きな影響を及ぼしていることがあります。

そのため引継書のつくり方のアイディアを<付録>にて記しましたので、詳しくはこちらもご参照ください。

何度も教えている立場のリーダーさんへ

 もしかしたら改めて考えたことがないかも知れませんが、その場でその時、見ていたような人は身をもって体験しているため強いです。

何が強いのかというと、体験しながら経過も知っているので、それだけ理解した上での情報を持っているからです。
シナップスの働きと同じように、うまくいろんな情報が繋がるので、きっとピンとくることも多いでしょう。

そのため、長年働くことで自信をもって仕事に取り組まれていらっしゃるでしょうし、そんなデキるあなただからこそ任されて、新人さんの教育を何度もやって、飽き飽きといった気持ちになられている方もおられるかも知れませんね。

あなたにとっては、もはや息をするほど簡単なタスクかもしれませんが、緊張でガチガチの新人さんにとっては職場ならではの共通言語すら慣れていなくて、覚えてしまえば何ということはなくとも、難しい場合もあります。

もしも、マニュアル等、備品がどこにあって何があるのかを記したような教育ツールがないようであれば、お忙しいようであればなおさら、上の方に提案して時間を取ってでも、作成されてはいかがでしょうか?
マニュアルは教える順番で書くだけで大丈夫です。

どの年代も勉強熱心な真面目な方が多いです

そうすれば、そのツールを渡して、教えながらお手本をして見せて、「あとは家で読み込んでね」とすれば、ごく普通の人なら、自分で仕事を覚えてくれようとすると思います。
もしくは、分からなくてもすぐに聞くのではなく、ドキュメントを読んでから理解すると思います。

これであなたは同じことを聞かれるストレスから解放されること請け合いです。

最初に作るときは大変ですが、一度作ってしまえば、必要に応じて改変していけば良いだけなので、すぐに人が辞めようとも、今よりは確実に教える作業が楽になります。
ご自身でも書いているうちにルーティーンの改善策など思いつくかもしれませんしね。

上の方に提案して1日その作業に集中して作ったあとは、ほかの人に見てもらってブラッシュアップするのもおすすめです。
むしろ1日で作れないほどの壮大なものを作っても生かしきれないものです。
また複眼ふくがん的な見直しで職場の活性化、効率アップなどの意識が高まることが期待できます。

こうした提案をすることは上の方からの理解も得やすく、あなたの評価もさらにうなぎのぼりになること間違いなしではないでしょうか?

逆に理解が得られないようであれば、入れ替わりが早いのも推して知るべしかもしれません。ですが、実際のところ忙しい職場で人の入れ替わりが早いようなところほど、この作業によって、あなたの負担が軽くなるのは間違いありません。

さいごに経営者さんへのご提案

 私が引継書作成は当たり前だと思うのは、新卒入社の会社での指導の賜物たまものだと思っています。

引継書作りは春の年中行事でした

春に担当する営業先を変える際、みんな一斉に期限内で作るのが恒例でした。いつもはちょっと自分勝手な先輩も、そう言うならわしだったので丁寧に作ってくれてたなぁと思い出されます。

誰も嫌がるものはおらず、とても平和に滑らかに会社は引継ぎを終えることができ、業務がとどこおることなく運営されたものです。

これは営業チームのトップが言い渡していたことが重要だったのだと思います。号令をかける立場の人が上であればあるほど、普通の感覚を持つ従業員であれば素直に従うものです。

先ほどリーダーさんに率先して経営者さんへの提案をおすすめしましたが、あなたが鶴の一声で指示して制度化してくださるのが一番揉めずに済みます。

というのも、経営者さんの立場からも、これは強く指導するべきことだと、実際に職場で恐怖体験をした私は思っています。
もし、言いにくい従業員がいるのであれば、毎年のルーティーンにしてはいかがでしょうか。どんなに忙しくても、みんなで一斉に作成する日を設け同調圧力をかけるのです。

もしくは、とある外資系企業でやっていたのが、適正な仕事配分になっているのかを含めて第三者(機関)に頼んで精査してもらう、という流れでインタビューをするのもいいかも知れません。

外部の人間に客観的に見てもらうことで、しがらみもなく業務の棚卸がなされて不公平感が減るので、業務の再分配をする際にも不満が出にくいです。本当に辞めてほしくない優秀な人材に去られるなどといった、困ったことになる前に、備えあればうれいなしです。

このように制度化してしまえば揉め事の火種すら起こらなくなります
問題が起こる前に期限を決めて実行することが何より大切です。

 何よりも、あなたの会社が入れ替わりの早い会社でないといいなぁと思っています。

もし、この記事を見つけて読み始めて、何か惹かれるところがあるならば、同じような問題をいま抱えていらっしゃるところかもしれませんね。
そうであれば、この記事が何かに気づくきっかけになれば嬉しく思います。

お互いを尊重し合えるおとなな関係がイイ

職場の人間関係に悩みがないだけでも、ずっと働いていたくなるのが人情です。お金の問題じゃないなぁと思う時すらあります。
これは手取り足取りベッタリの職場が良いと言っているわけではありません。

一般的に考えて、教育にかける時間と手間のエネルギー出量はやはり新人教育がいちばんかかるため、なるべく少ないに越したことはないです。
人を雇う側だって一苦労おありのはずです。

そのため、誰にとってもwin-winウィン・ウィンとなるようにすればきっとうまく行きますから、あなたにとっても願ったりではないでしょうか。

 黙っているけれど、「もう辞めようかな?」なんて思っている、せっかくご縁ができた新人さんや2〜3年目の方に希望の光をどうぞ与えてください。

すぐに辞める人が多ければ、残念ながらそこには何かしら居心地の悪い問題があると言えそうです。
そんな環境において、他社よりも高い賃金を払うことで引き留めている場合は、かならずと言っていいほど不満が渦巻き、いじめの温床となり、負のオーラが職場に蔓延まんえんして、停滞気味になりがちです。

 私の仕事における成功体験から、「楽しく能動のうどう的に働くとき、必ず仕事というのはうまくいく」と信じています。
日本がどこもかしこもそんな職場になったら素敵だろうなと思ってサポート活動をしています。

ですが、その前にまず、経営者のあなたの運気をアップさせ、より会社がポジティブに変わっていける、発展していけるような問題解決法やアイディアが思いつけるようになることが先決だと、ここまでお話をした理由から思っています。

私はあなたが、問題が起こる前、もしくは火種が小さいうちにすぐにひらめけるような人になるお手伝いができると考えています。
もしくは、「停滞の理由は何が問題なんだろう?」と考えている時に、ちょうどいい解決法をキャッチできる人になるお手伝いです。

上の人であればあるほど、号令をかけてくださったらあっという間に会社は変わります
そして従業員にもいろいろいますが、ほとんどの方はどなたもごくふつうに楽しく働きたいと思っているものです。
それが叶えられた働きやすい職場環境に整えても不満が止まないような人がいるなら、あなたの運気をもっともっと上げていくことで現状を変えていくお手伝いが私にはできるのではと考えています。

今回の話が気になった方は、実際にあったこちらの話にも目を通してみてください。


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