「雇用はないけど、仕事はある」その言葉に惹かれて
こんにちは!はたふり1期生の小股美穂です。
私は普段、介護業界にて会社員として、福利厚生の企画や従業員の健康管理、健康増進を推進する仕事をしています。
今回、私がはたふりに参加した理由をお話しします。
はたふりに出会うまで
私は今の会社に新卒で入社し、転職することなく十数年働いてきました。
中堅社員になっていく中で、自分の中に物足りなさを感じ、「もっと広い世界を知りたい、自分の能力が世の中に通用するのかを試してみたい」と考えるようになりました。
いきなり転職するのもハードルが高く自信もなかったので、会社員の傍ら越境学習のセミナーへの参加やプロボノにチャレンジをしてきました。その中で、地方や地域の活性化や関係人口の創出に興味を持ち始めました。
また、仕事を通して様々な社会課題を感じるようになりました。従業員の長時間残業やメンタル不調、若年での疾病発症、ライフスタイルの乱れ、広い課題では、物価の上昇、失業者や自殺者の増加、テレワークの普及や新型コロナによるリアルなコミュニケーションの喪失など・・・。個人的には都市一極型になったことで、引き起こされている課題も多々あるのではないかと思いました。
一方で、プロボノなどを通して地方に足へ運ぶと、移住や二拠点生活、多拠点生活など、新たな働き方やライフスタイルを確立し、生き生きと働く人たちを目にしてきました。
仕事についても、お金にとらわれずに好きなことにチャレンジしている姿が印象的でした。
私自身も、パーマカルチャー(永続可能な農業をもとに永続可能な文化、即ち、人と自然が共に豊かになるような関係を築いていくためのデザイン手法)や自給自足などに興味を持ち、ノウハウを学ぶ中で、自分の手で作り出す喜びを体験しました。何より心と体がより元気になりました。
こうした背景から、自分の仕事の軸の中に、地域活性化や関係人口の創出を入れたいと考えるようになり、「まずは副業で実践していこう!」と、様々な情報を集めていたのですが、なかなか「これだ!」というものに出会えずにいました。
「私にも出来そう」と思えた瞬間、入会を決意
そのような中で、たまたまFaceBookの広告で「はたふり」の記事を目にしました。
「未経験から6ヶ月で地域複業デビューし成果を出す実践型プログラム」という言葉にすごく惹かれました!
地方の中小企業とのマッチングや、複業デビューまでに必要な要素の伝授やサポート体制の充実、人脈の開拓など、非常に魅力的である一方、「今の仕事と両立できるのか、自分の能力が通用するのか」など、同時に不安もありました。
入会への一歩が踏み出せない中、株式会社トレジャーフットさん主催で「人生100年時代のキャリアを考える~地域×フリーランスの可能性」という無料のオンラインイベントの案内をいただき、タイトルに惹かれて参加をしました。
議論メシ主催の黒田悠介さんとトレジャーフットの田中祐樹さんとの対談で、様々な話題の中でも特に、黒田さんの「雇用はないけど仕事はある」という言葉に非常に共感しました。
地方での雇用はなかなか難しいですが、私たち都会で働いている人の技術やノウハウなどは地方の中小企業にとっては非常に重要で、「今の世の中、情報やツールにあふれているので、『ちょっとだけやればできる』ということが、たくさんあるよ!」とお話し下さり、複業へのハードルが下がりました。
そして、何より、自分の理想とする世界をつくりたいなら、行動することが大切だと、自分を奮い立たせて、入会への一歩を踏み出しました。
地方の関係人口を創出し、都市一極型の社会から地方分散型の社会へ
はたふりでは、講座期間の6か月でまずは案件を1つでも獲得していきたいと思います。
自分にどこまでできるのか不安な面もありますが、失敗を恐れていては何もできないし、共に歩んでいく仲間もいるので、トライアンドエラーを繰り返しながら、複業実践者になっていきたいと思います。
何より、地方の中小企業を応援できることは、非常に光栄なことですし、自分がかかわることで、地方の活性化が少しでも前に進んだらとワクワクした気持ちもあります。
その先には、地方の関係人口を創出し、都市一極型の社会から地方分散型の社会へと社会を動かすことに力を注いでいくことで、自分が思い描く一人ひとりが心も体も豊かに生きられる社会を形にしていけたらと思います。
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