【飲食①】飲食店スタッフのお仕事が全部わかる!(ざっくり編)
おはようございます!hat(https://twitter.com/hat__29)です!
数々の仕事を経験してきた僕ですが、飲食経験は12年以上のキャリアを持っています。(2021年4月時点)
実際に経営したこともありますし、他の仕事と比べて話せることがたくさんあります。
なので"飲食店のお仕事"に関しては、より細かくお伝えしていきます!
飲食店で働いてみたいけど、仕事はきつい?楽しい?ブラック?
今回は飲食店のお仕事がどんな感じなのか、ざっくりと解説します。
このnoteでは『明日の仕事が少しでも楽しくなる』、そんな配信をお届けします!!気軽にスキ、フォローよろしくお願いします。
飲食店のカテゴリー(業態)
飲食店と言っても、いろんな業態があります。例えば・・
・・などなど。さらに・・
そのお店で働くポジションによっても、印象は変わって来ます。それから・・
によっても違いが出てきます。
さすがの僕も全業態のお店で働いたことはありません。
実際に働いた業態はリアルに、働いたことがない業態は想像で笑
お話していきますね(^^)/
飲食店の魅力
飲食店の1番の魅力は"出会い"ではないでしょうか。
スタッフとの出会いもですが、お客様との出会いが大きいですね。
特に学生さんであれば、社会人と接点を持つことで貴重な経験になると思います。
飲食はお客様と仲良くなりやすいのも特徴です。
他の接客業と比べて気軽に来店できるので、会う頻度も多くなるからです。またお酒を扱っているお店であれば、自然と砕けた会話になるってのもありますね。
飲食店で働いたことがきっかけで、一生の友人ができたり、彼氏彼女ができたりすることもあり得ます!
また接客マナーが学べたり、料理の知識が増えたりと実生活でも役に立つスキルが身に付く可能性も!←これはあなたの努力次第!(;'∀')
あと重要なのは、"まかない"です。食費も浮きますし、飲食店の醍醐味です。まかないがないお店や業態もあるので、そこは要チェックです笑
飲食店の仕事はきつい?
ここ気になってる方、多いのではないでしょうか?
楽な仕事ではないと思います。
ただ!これは他の仕事も同じ!笑
世の中に楽な仕事なんてないです。
ということを踏まえた上で、飲食店で働く上できついなって感じるところをお伝えします。
きついこと①肉体労働
飲食店は基本的に体を動かす肉体労働です。
工場、現場作業、引っ越しなどと比べると、重いものを持つとかではないです。
適度な運動って感じです。だから激しい運動じゃないですよ。
あと立ち仕事ということもあり、慣れるまでは足が痛くなる・・ってのがありますね。
慣れれば足は痛くありません。安心してください。
きついこと②忙しい時
ここが飲食店で1番きつい場面かも知れません。
バタバタし始めると先輩スタッフさんの指示が雑になって、きつい言い方になることがあります。
さらに注文を待たされたお客様から、心無い言葉をちょうだいすることも。
それから急いで作業をしないといけないので、体力的にもきついと感じることはあると思います。
先輩スタッフやお客様から怒られることに関しては、忍耐力を鍛えると思って乗り越えましょう笑。一瞬の出来事です。
あまりにもひどい場合は、職場を変えてしまうのも手です。
お店によってスタッフさんもお客様の層も変わります。
お店が忙しいとあっという間に時間が過ぎるということもありますので、暇な時の方がしんどい可能性もあります。
忙しい日は終わった後に達成感がありますよ!ビールもうまくなります笑
きついこと③掃除、片付け
飲食店の場合、毎日、掃除片付けがあります。
食事を終えたお客様のテーブルの片付け、床掃除、トイレ掃除などなど。
特にシフトがラストまで入ってる方は、お店の閉店作業もありますので1番しんどいかも知れませんね。
僕自身、飲食の仕事内容で1番いやなのここです笑
飲食店の給料は?安い?高い?
給料に関しては高い方ではないと思います。
あと飲食店の業態によっても変わって来ます。
まずオシャレな業態ほど、比較的給料は安くなると思います。
カフェとか特に。
理由は給料が低くても人気があるため、求人が来やすいからですね。あとお店の内情として、めちゃめちゃ儲かる業態でないので高い給料は払いにくいですね。
時代も変わってきていますので、だんだんとカフェでも求人が集まりにくくなっていて時給も高くなってきているとは思います。
正社員の給料に関して言うと、お仕事全般と比べて低い方かと思います。残念ながら(;'∀')
あと労働時間が長いお店もありますので、時給換算してしまうとかなり安くなってしまうケースも。
さらにはボーナスがないお店もたくさんありますね。
その点、大手チェーン店は個人店と比べて時給、給料ともに高い傾向にあります。だいたいの会社がボーナスも付けてますね。
ではざっくりと数字でもお伝えしますね。
僕は地方に住んでいますので、都会との感覚の違いがあるかも知れません。そこはご了承くださいm(_ _)m
アルバイト
正社員
住んでる地域によっても相場は変わると思うのですが、なんとなく理解してもらえるのではないでしょうか。
ただし飲食店ではまなかいや社割制度がありますので、食費が抑えられるというメリットがあります。
他のお仕事だと昼食代や水分補給にお金が経費として発生します。これ見落としがちですが。
これは意外と大きいです。
まかないについて
"まかない"っていうのは、ご飯のことです。
美味しいまかないは飲食店で働く魅力の1つですね!!
ちなみにまかないは、「ある」お店と「ない」お店があります。
まかないが「ある」お店は、どんなまかないが出てくるのでしょうか。
お店にあるメニュー、もしくは残り物などを美味しく調理してくれたメニューにない料理を食べることができます。
さらに個人店の人情店主のいるお店とかだと、お腹いっぱい食べさせてくれます。
出てくる料理の系統は、基本的に働いているお店の系統の料理になります。和食のお店では和食、洋食のお店では洋食が。
いろんなメニューを扱っている居酒屋さんであれば、その時その時でいろいろな料理が食べれるかと。
あと基本的には食べたいものは選べません。中にはまかないを作ってくれる店長さん、スタッフさんで「何が食べたい?」なんて聞いてくれてリクエストに応えてくれる場合もあります。
チェーン店は基本的にまかないは「ない」と思ってよいでしょう。
その変わりに社割というのがあって、お店のメニューが定価より安く注文できる場合があります。
僕は宅配のお寿司屋チェーン店で働いたことがあるのですが、その会社は半額で買うことができました。
もともと単価の高いお寿司が半額で食べれるのは、嬉しかったですねぇ~。飲み屋への差し入れにも活用できて最高でした笑
あと高級料理のお店のまかないは期待できますよね。腕のある料理人さんもいらっしゃいますし。※その変わりに接客マナーなどは厳しくなります(;'∀')
逆にファミレスとかだと社割があっても、あまりお得感はないかも知れませんね。失礼ですが(;'∀')
それからピザの宅配のお店とかだと、まかないは基本ありませんし、あっても毎回ピザって・・てなりますよね。失礼ですが(;'∀')
まかないで選ぶのであれば、自分が好きな料理を扱っているお店で選ぶのもアリです。
ちなみに僕が宅配のお寿司屋さんで働こうと思った理由は、まかないで寿司が食べれるのでは?と思ったからです。
お寿司屋さんはどうしても廃棄がでるので、次の日には出せなくなるようなネタをまかないで食べることができます!中トロやカニ、ウニとかも食べれちゃうことが!!本当に最高です。長く働いてる人はもう飽きちゃってますが(;'∀')
残念ながらバーや喫茶店では、まなかいはないものを思った方が良いでしょう。社割で食べれるってこともないでしょうね。
飲食店のシフトについて
アルバイトに関して言うと、シフトは融通が利きやすい特徴はあると思います。
お店側からするとランチタイムやディナータイム、週末などの忙しい時間帯や曜日は出てもらいたいです。
ですが、テスト期間中や実家に帰省するから休みたい・・なんて言う要望は聞いてもらいやすいです。
ただなるべくはお店が困ってる場合は、シフトに協力してあげてくださいね。
あと忙しいお店だと残業になりやすいです。
正社員の方は、比較的、長時間労働になるケースが多いですかね。
例えば居酒屋さんって夜だけ働くと思うかも知れませんが、お昼頃から仕込みをしていたり、閉店時間後も片付けがあったりします。
8時間できっちり終われるって職場はほぼないと思った方が(;'∀')
ただ聞くところによると、飲食店以外の一般的な企業も基本的に残業多いみたいですね。なので他の仕事とそこまで変わらないかなと。
あとお休みは週1日が基本ですね。チェーン店だと週休2日、有給、長期休暇制度があるところもあります。それから基本的に平日休みです。
ホールスタッフについて
飲食店で働くなら、絶対的にホールスタッフがオススメです。
接客が楽しい仕事ですよ。飲食店は。
友だちができる可能性もありますし、年上の方からは人生経験を学ばせてもらえることもあります。
いろんな人と会話をすることは、人生勉強になります。接客を続けると自然とコミュニケーション能力も高まって来ます。
お店にもよりますが、お客様と連絡先を交換できたり、お店の外で飲みに連れて行ってもらえることも。
濃い接客をしたいのであれば、カウンターがあるお店を選びましょう。またチェーン店より個人店を。さらにはアルコールがあるお店の方がより仲良くなれます。
チェーン店の場合、過度にお客様と仲良くなったり、砕けた会話を禁止していたりしますので。
もちろんですが、嫌な場合は断ることもできます。連絡先の交換やお店以外で合うのをお店側から強要されることはありません。基本的にお店側が守ってくれます。
キッチンスタッフについて
接客がしたくない!って人はキッチンスタッフがオススメです。
キッチンスタッフを経験すると、包丁の使い方がうまくなったり、料理の盛り付けがきれいになったりと私生活でも役立つスキルが身に付きます。
お店によって、料理も違いますし、どこまで作らせてもらえるかは変わって来ます。
チェーン店だとレンジでチンして完成なんてメニューも多いので、あまり勉強にはならないかも知れません。
個人店でも本格的なお店は料理人がメインでやって、アルバイトは補助的なことしかさせてもらえないと思います。
カフェとか居酒屋さんとかになると調理補助以外にメインの焼き場をやらせてくれるところも。
この辺りは自分のやる気次第にもなって来ますが、料理ができるようになって損はないですからね。
プライベートでバーベキューなどをする時に、手際よく野菜の皮むきなんかするとモテたりしますよ笑
理想は、オープンキッチンで料理もできるし、接客もできるようなお店だと得られるものは多いですね。
個人店とチェーン店の違い
個人店とチェーン店は何が違うのか?どちらが良いのか?
ちなみに個人店というのは、オーナーが独立して出したお店です。基本的に店長さんがそのお店のオーナーさんです。
チェーン店とは全国に何百、何千店舗と展開されている大手飲食チェーン店のことです。チェーン店の場合、直営店とフランチャイズ契約した店舗と2種類あります。
それぞれの良い点とそうではない点について考察していきます。
違い①お店のルール
ここが1番大きいですね。チェーン店はしっかりとしたマニュアルが存在します。
接客トーク(あくまでも基礎のみ)、モノの置き場所、冷蔵庫の配置・・ほご全てに決まりがあります。なので仕事が覚えやすいというメリットがあります。
逆に言うときっちりし過ぎで窮屈に感じるデメリットも。食材の残量のチェック、廃棄やミスなどの報告を書類にするなど、細かい業務もあります。
個人店はルールが曖昧であったり、店長の気分に左右されたりなんてこともあります。逆にゆるくて気楽に働けるって場合も。
違い②転勤
これは正社員さんに限られたお話です。
全国チェーンの会社で働くと転勤の可能性がでてきます。
会社によっては転勤不可の希望が出せるところもあるようですが、基本的には転勤アリと考えた方が良いですね。
新店舗の立ち上げで全国を飛び回るとか。そこに抵抗がなければ、とんでもなく経験を積むことができますね。
個人店は基本的に1店舗だけ、もしくは近場にもう2,3店舗ってパターンが多いので転勤の心配はほぼないでしょう。あったとしても断りやすいとも思います。
違い③社会保障制度
これも社員さんの話になります。社会保障制度は、年金、健康保険などの話です。
チェーン店は、社会保険は完備されてます。厚生年金、健康保険、有給休暇、賞与、さらには夏期冬期休暇など充実している企業もあります。
個人店に関しては"個人事業主"と"株式会社"にしているところと2種類あります。個人事業主の店舗は、社会保障はないと考えた方がいいかもですね。株式会社にしているお店だと基本的には厚生年金、健康保険は付けてくれると思います。しかし賞与、休暇などはあまり充実していないかと。
働く飲食店の選び方
飲食店で働いた経験がないと、どの飲食店で働くのがいいのかわかりませんよね。
また働く目的によっても選び方は変わって来ます。
働く飲食店の選び方の僕なりの基準をお伝えしますので、参考にしていただければ。
飲食店の選び方①接客で知り合いを増やしたい、経験を積みたい
最初にもお伝えした飲食店の最大の魅力である、接客を積極的にやりたい場合のお店の選び方について教えます。
まずはカウンターがあること。テーブル席のみのお店の場合、注文を取ったり料理を運んだりするときにしかお客様と会話をすることがありません。
カウンターだと接客することも1つの仕事になって来ます。特に1人で来店されてるお客様は、お店の方との会話を求めて来られている可能性が高いです。
業態で言うと・・居酒屋、バル、バー、イタリアン、ダイニングバー・・などがオススメですね。
特にお酒のあるお店の方がお客様と仲良くなりやすいです。
カフェなどは適度な距離感で接客することが多いので、お客様と積極的に会話をすることはしません。
居酒屋は学生から年配の方まで幅広い層の方と繋がれます。
バー、イタリアンなどは、落ち着いた方が多く、社会的にもレベルの高い人と繋がれる可能性があります。
実際にお店に行ってみて、どんな人がお客様で来ているのか確認してみるのもアリですね。
飲食店の選び方②料理やお酒を勉強したい
せっかく飲食店で働くのだから、料理ができるようになったり、お酒について詳しくなったりしたいですよね。
飲食店の経験がないと、どんなことが勉強できるのか意外とわかりにくいんですよね。
本格的な料理を勉強したい場合・・
和食、イタリアン、フレンチ、中華などなどの専門店を選びましょう。
学びたい料理にもよりますが。
居酒屋さんの場合、手作りじゃない可能性があります。実は冷凍食品ばっかりってところが多いです。素人にはわかりにくいですが・・。
チェーン店の安居酒屋は、冷凍食品、レンチンが大半だと思いましょう。
あと結婚式二次会、団体での宴会などパーティー系を主にやっているお店も。こっちに関してはほぼ間違いなく出来合いの料理でしょうね。
見分け方として・・
なんてお店は手作りにこだわっている可能性がありますね。後は面接の時に正直に聞いてみた方が良いかと。
本格的なイタリアン、フレンチ、中華などは、経験を積まないと重要なポジションは経験させてもらえません。
ではどうやって勉強するかと言うと・・
創作居酒屋、カジュアルなイタリアン、フレンチ、バルなどは、手作り料理にこだわっている上に、ある程度実践もさせてもらえる可能性があります。
僕も料理修行をしていた頃、パスタの専門店ではメインのパスタをなかなか作らせてもらえませんでした。その変わりにちゃんとした料理の作り方を目でみることができましたし、質問もさせてもらえました。
カフェで働いた時は、いろいろなものを作れたり、まかされる範囲も広かったです。その変わり、料理のレベルは高くはなかったですね(;'∀')
お酒を勉強したい場合・・
お酒の場合、ワイン、カクテル、日本酒、焼酎など分野は様々です。
ワインが詳しくなりたいなら、イタリアン、フレンチ、ワインバーですね。ワインは食べ合わせなので、一般的なバーではワインはあまり置いてません。
食べ合わせっていうのは、ケーキに紅茶みたいな感じです。ワインは基本的に料理と一緒に楽しむものです。
カクテルの場合、バー。もしくは創作イタリアン、フレンチ、バル、ダイニングバーがオススメです。バーほどのこだわりはないかも知れませんが、丁寧な作り方をしているお店が多いかと。
居酒屋さんのカクテルは基本、適当なものが多いです(;'∀')
日本酒は、和食のお店、もしくは日本酒バー。日本酒もワインと同じで食べ合わせです。
焼酎は、創作居酒屋や焼酎バー。焼酎にこだわっているお店は、店名や看板に焼酎〇〇種類置いてます!とか書いてますので、そこをチェックですね。
ビールならビアバー、クラフトビールのお店などなど・・基本的には専門店になりますね。
料理にしろ、ドリンクにしろ、創作料理を扱ったバル、ダイニングバーがオススメですね。どちらもそこそこ本格的な作り方を学ぶことができます。
あと勘違いしている方もいると思うのですが、飲食店で働けば料理ができるようになったり、お酒に詳しくなったりすると。
実際は自分で勉強したり、作ったりするなどやる気が必要になって来ます。
お店の選び方③お店の雰囲気、スタッフ同士の空気感
お店の社風は重要です。
ほぼ店長さんで決まります。ミスに対して寛容なお店は働きやすいです。
あまりに私語が多くてだらけてるお店はどうかと思いますが、厳しすぎるお店は働いててあまり楽しめないかと。
見極め方は・・実際に働いてみて初めてわかることが多いです。
お客様で来店した時にスタッフに怒鳴ってるお店とかはわかりやすいですけどね。
やっぱり来店してみて、どんなスタッフが働いているのかチェックしてみるのもアリかと。
まとめ
ざっくりとですが、飲食店のお仕事の魅力やきつい面などをお伝えしました。
飲食店のイメージは、変わりましたでしょうか。
僕も学生時代にラーメン屋で働いた経験があります。ですが・・なぜ駅前の居酒屋で働かなかったのか、、と悔やむことがあります。
飲食店で接客を経験することは、人生にとってメリットは多いと思います。
サラリーマンになって出会いがない、刺激がないなぁって嘆いてるあなた、副業でアルバイトしてみるのもアリですよ。
刺激的な毎日に変わるはずです。
個人的なオススメは、カジュアルな居酒屋、バル、ダイニングバーですね。
品の良いお客様とも出会えますし、料理やお酒の勉強もできます。さらにまかないも美味しい可能性が高いです。
だまされたと思って1度経験してみてほしいですね。
人生変わりますよ!
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今日もお仕事楽しんで行きましょう!
ではではーーーーーー
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