見出し画像

【仕事の流儀】先生の仕事が、きっと楽しくなる。―生徒との距離をちぢめた3つの秘訣―

偉そうなタイトル付けましたが…

「これから教育実習に行くぞ」
「今、教員をしているけど、生徒に好かれてないな」

なんて方には、お役に立てる話です。かなり自信あり。

今まで50社以上の職場を経験してきた男‥どうもHATです。

そんな様々な仕事を経験した中に、公立の高校の先生をしたこともあります。

非常勤講師として働いた期間は、たったの1年です。

たった1年の勤務経験で、何が語れるんだ?

わかります。

社会人1年目、22歳の頃、週3日、8コマの授業だけを受け持った非常勤講師でした。

1年で講師を期間満了と共にやめます。

その後、約10年の時を経て、僕は飲食店の経営者になっていました。

結婚式二次会を行うような、イタリアンのダイニングバーです。

当時、16歳だった生徒たちもすっかりいい歳になっており、結婚したり出産したりもしていて可笑しくない年頃です。

そんな昔の生徒がなんとFacebookで僕を発見してくれて、自分の結婚式の二次会の会場に、僕のお店を選んでくれました。

しかも2組も。

めーーーーーーーーーーっちゃ嬉しかったですね!

もう1回言いますが、たった1年で授業のみの非常勤講師ですよ。担任のクラスも持っていません。

しかも10年以上の時を経ても、ずっと覚えてくれてました。

その間、連絡を取り合っていた訳ではないですよ。

すごない?←自慢、ウゼェ( ゚Д゚)

ついでにもう1個、自慢します。

今度は教育実習での話です。

受け持ったクラスの生徒以外にも仲良くなった生徒がいました。

それは吹奏楽部の練習をしていた生徒です。

その生徒とも10年の時を経て、駅の中のテナントで再会します。

「え?(HAT)先生?」

「え?もしかして〇〇ちゃん?」

覚えてくれてました。これも本当に嬉しかったです。

教育実習なんて、2週間ですよ。

しかも担当のクラスの子じゃない子です。

昔のオレ、なかなかやるじゃん!(笑)


学校の先生のお仕事、楽しめるかどうかは、生徒との関わり方が一番重要だって僕は想います。逆にそれ以外楽しみなくね?

短い教師人生の中で見つけた、生徒との距離のちぢめ方を公開しちゃいます。

講師の流儀①生徒の名前はフルネームで覚えろ!!

「どうせ名前覚えてねぇんだろ!」

廊下ですれ違い様、僕がとある生徒に言われた一言です。

悔しかったけど、本当にその通りでした。

名前を覚えようとしていなかった訳ではないです・・でも、覚えれてませんでした。


その日、スイッチが入りました。


休み時間、出席簿を眺め、ひたすら名前の暗記を始めました。

個人情報保護法の兼ね合いで、出席簿を家に持って帰ることはできません。とにかく休み時間になると出席簿とにらめっこです。

ちなみに名前を覚えるだけではダメです。

顔と名前が一致しなければいけません。

そして教育実習との違いは、受け持つクラスが1つじゃないってことです。

4クラス。確か1クラス40名くらいの生徒がいたので、160人全員の顔と名前を一致しなくてはいけません。

3学年全員の名前を覚えれてたら神ですね。


名前を覚えた後、僕は時に苗字で、時にフルネームで生徒の名前を呼びました。

金八先生も、ルーキーズの川藤先生も、全生徒の名前、覚えてますよね。そういうことです。

講師の流儀②休み時間は生徒とコミュニケーションを取れっ!

ほとんどの先生は、授業以外の時間は職員室で過ごしています。次の授業の準備、その他雑務、いろいろあるのだろうと思います。

僕は休み時間はとにかく廊下を歩いて、生徒を見つけては話をしていました。

当時、22歳で生徒と年が近かったこともあり、生徒の方からもよく話しかけてくれました。

どんな会話をしていたかと言うと・・

「〇〇の夢はなんだ?」

と今思えばこっぱずかしくなりますが、夢の話をよくしていました。

生徒の夢を聞いたり、自分の将来のビジョンを語ったりと。

それ以外で言うと、今何が流行っているのかとか、どんなテレビ観てるのか?とか生徒が興味を持っていることは何かをずっと聞いていたと思います。確か。

講師の流儀③小さなことでもとにかく褒めろっ!!

ある昼過ぎの授業。

ウトウトと眠そうな生徒が。

僕はTT(チームティーチング)の補助をしていたので、メインで授業をしてくれている先生がいました。

その先生が、眠そうな生徒に向かって

「こら、〇〇!眠そうにして!!」

と注意しました。

その授業が終わって休み時間になって、僕はすぐにその生徒の元にかけより、こう言いました。

「〇〇、昼過ぎで眠たくなる中、よくがんばって起きてたな!」

って。するとその生徒は、

「じゃろー!先生、おれ、がんばって起きてたよ!!」

と笑顔で答えてくれました。

どんな小さなことでもいい、ぜひ生徒の良い所を見つけて褒めてあげてください。

めちゃくちゃがんばってないと褒めるとこないです?

今日も遅刻せずに出席したな!

ちゃんと授業、真面目に聞いてたな!

宿題、ちゃんとやって来たな!

褒めれるところ、たくさんありますよ。全部、当たり前じゃないです。

まとめ

タイトルに『生徒との距離をちぢめた3つの秘訣』と、大げさに書きましたが・・やってることは、こんな誰でも思いつくようなことだけです。

でもこの3つ、意外とやってない先生多いと思います。

僕が学生時代、僕ほど徹底して生徒とコミュニケーション取ってた先生、いなかったですね。

生徒との距離感は近付き過ぎると問題になることもあり、難しいところではあると思います。

でも卒業後、何年経っても覚えてもらえるような教師になれたら、やっててよかったなって思いませんか?

まだこれらのこと、やってないよって先生たち、そして先生の卵たち、ぜひ試してみてください!


このnoteでは『明日の仕事が少しでも楽しくなる』、そんな配信をお届けします!!気軽にスキ、フォローよろしくお願いします。励みになります(^^)

ではではーーーーーー

#挑戦している君へ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?