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両家は正反対だった話

お盆休みになって、数年前なら実家に帰省して過ごすことが当たり前だったのが、コロナ禍や子どもの成長にあわせ少なくなった。

奥さん側の墓参りも同様に、なかなか行けてないので寂しいものです。

そこで、ちょっと昔話。

さかのぼること20数年前、結婚することが決まって、奥さん側の親族との交流が始まった時、カルチャーショックを受けたことが沢山あったの思い出した。

まず僕の実家は古い。

田舎の風習が色濃く、いつの時代やねんっていう感じで、親族集まる時なんてオッサン連中は酒盛りで、女性陣はせっせと料理や酒を運んだり、子ども目線で見て違和感だらけだったが、ここはそんな地域なんだと諦めてた。

ところが奥さん側の親族は違う。

転勤族というか、家族が西へ東へと各地で過ごしてきたこともあるのか、古い風習にとらわれてない。

一番驚いたことに、初めて義実家の墓参りに行った時の淡白さ、実家の墓参りなら、けっこう時間かけてするところ、ものの数分で終了。

さらに親族の誰もが平等で、年の差関わらず名前や愛称で呼び合うほどの親近感、実家ではありえんかった光景。

住んでた地域や、歩んできた境遇でこんなにも違うのか、同じ日本やんね?

たしかカルチャーショックに思ったことはまだまだあったと思う。

ただ、両家が顔合わせる時はちょっと恥ずかしさがあったな、新旧入り混じってたから。

結婚すると新たな家族が増えるけど、うちの子どもらが、そうなった時、どこのどなたかになるかは存じませんが、お手柔らかにお願いします。




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