はっしー/橋本博季

人生を即興劇のように。予期せぬ物語を生きていく。CTIファカルティ。プロフェッショナル…

はっしー/橋本博季

人生を即興劇のように。予期せぬ物語を生きていく。CTIファカルティ。プロフェッショナルコーチ。40代からの学び直し。Unlearning。麻雀。beer。お笑い。現代アート。https://note.mu/hassy0805 http://nextleap.jp/home/

マガジン

  • コーチングを学び始めた、さらに学びたい

    これからコーチングを学ぶ、学んでいる人。コーチングを学ぶってどういうことなのか?ということについて書いています。世の中に様々なコーチングがありますが、僕が話すベースはCo-ActiveCoaching(CTIが提唱するコーチング)についてです。

  • 1971年生まれの学びなおし

    1971年生まれの人にとって何をどう学ぶのか?様々な切り口で面白おかしくまとめた。

  • 独立の真実を知れ!

    自分の喜びのあることで独立することのリアリティを知りたい人のためのマガジン。

最近の記事

睡眠の呪い

本質的な課題? 昨日、電車の中で着信したMel Robbins(コーチ、スピーカー)のメルマガをふと見てみると Rest is not only a reward; it’s a right. And in my opinion, an essential aspect of success is knowing how to create meaningful breaks. 「休息は報酬という意味合いだけでなく、権利でもあります。成功の重要な要素は、意味のある休憩

    • 死に向かう母と、本当の声を聴くということ

      生存以外のいかなる価値も持たない社会はどうなってしまうのだろう? 今日はマジメなトーンで。 さて、この問いはイタリアの哲学者ジョルジョ・アガンベンが、コロナ蔓延で葬儀なども禁止されている状況を踏まえて、死者の権利が蔑ろにされているということを主張した上で「生存以外にいかなる価値も持たない社会とはいったいなんなのか」と問いかた言葉。 僕自身、今年最もインパクトを受けた言葉の一つ。 死者が葬儀の権利を持たない、このこと自体に違和感がないこと、死者へ敬意を持つことについて彼が

      • 「自由に思う」ことは難しい

        「思うことから、すべては始まる」を読んだ。学生時代の友人が経営陣として活躍しているサンマーク出版、その代表の植木氏が出版不況の中ミリオンを出し続けることがなぜ起こるのか?そこにある理念や考え方について書いている良書。 シンプルかつ色々示唆を感じる内容だった。一番言いたいことはタイトルの通り。出版不況の中、ミリオン含めた成果始まりはすべて「思うことから」。 年始に「大ぼら」目標発表会が恒例で、絵空事でも空想でもOK。今年はこうしますと口にすることを実施しているとのこと。実現

        • 制限的な「自分らしさ」

          内向型(Introversion)!? 今から10年前、独立してすぐの時期にMBTIというメジャーなアセスメントを受けた。こういった自身の傾向を知るためのツールを活用するのは久しぶり。MBTIはじめ様々なアセスメントでEとIという指標があり、前者は外向型(Extroversion)、後者は内向型(Introversion)という傾向をはかることができる。 10年前のアセスメントの結果。 最初に内向型な傾向を表す、I(Introversion)の文字が。 驚いた。 実は

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        • コーチングを学び始めた、さらに学びたい
          7本
        • 1971年生まれの学びなおし
          8本
        • 独立の真実を知れ!
          7本

        記事

          コーチングを学ぶ人への応援歌

          コーチングを学び始めた、学ぼうと思っている人へ最近コーチングを学ぼうという人が増えていると感じます。僕が所属するCTIでは確実にそういった傾向が数字的にも現れてます。 学んでいる人やこれから学びたい人からよくある質問があります。それは、 「資格もとっていないし、学んでいる最中の自分がクライアントにコーチングを提供して良いのでしょうか?」 というもの。 もう少し突っ込んでいくと、まだ学んでいる途中の自分がコーチングを提供することに抵抗があったり、もっと経験のあるプロの人

          コーチングを学ぶ人への応援歌

          依存の反対は自立ではない

          「依存の反対は自立ではなく、より多くの依存」mac のメモ帳を整理していたら数年前に読んだ記事についてのメモがあった。 きっと「よし何か書こう!」という意気込みに溢れた後、数日たちすっかり消えてしまったに違いない。 そのメモはこう書いてある。 「依存の反対は自立ではなく、より多くの依存」 なかなかキャッチー。 そして、わかるような、わからないようなw 世の中一様にとまではいかないが、異口同音に「自立型人材」のようなことを求めていたり、「自立」するということを大事に

          依存の反対は自立ではない

          PDCAとコーチングが難しく感じる理由を考えた

          無意識の前提今回はこれからコーチングを学びたい、より学びを深めていきたい、そういう人たち向けに書いた。 僕はプロのコーチであり、同時にコーチ育成のためのトレーナー(ファカルティとCTIでは呼んでいます)という役割がある。 Co-Active Coaching®︎ をCTIのファカルティとしてコーチングのトレーニングをする中で、学び始めの人が難しく感じる理由、最近「これが影響している一つではないか?」ということが出てきた。 前提になっている思考方法、ビジネスマンの習慣とい

          PDCAとコーチングが難しく感じる理由を考えた

          「まとまった時間」

          「緊急事態宣言解除」の寂しさ武蔵小山の駅前からは、全く東京アラートに付随するような雰囲気はなく、そもそも日本人はマスクをしている率も高いからほとんど日常と言っていい光景になってきた。 コーチングのクライアントとセッションを始めるとき、最初にお互い今どんなことを感じているのか、自分の状態に意識的になるために「スペースチェック」ということを行う。 「緊急事態宣言が終わることに少し寂しさを感じる」 クライアントによってそれぞれの表現はあるが、まるで8月31日の小学生のように、

          「まとまった時間」

          カリフォルニアよりも遠い世田谷

          ディスタンス 直近約2ヶ月、こんなに猫の目どころではない、凄まじい変化というか意識変容が進んでもういつからそう思っていたのかよくわからないことだらけになってきた。 様々な意識の変容の中でソーシャルディスタンスという、少なくとも都会では、ほとんど意識しなくてもできるようになっているもので、僕らの一部になり始めている感じさえある。 "Distance"、この言葉、実はこのコロナが起きるまで僕の中であまり口にした印象がない。僕はこれまで距離の話をしなかったのか? ディスタンス

          カリフォルニアよりも遠い世田谷

          ビアバー休業とインターネットの檻

          自粛で感じる閉塞感最近とても閉塞感を感じることが多い。Stay Homeがどうということではない。そもそも独立して結構な時間はStay Home with work だし。 営業自粛要請がでて二週間、その前からの自粛を考えると、かれこれ1ヶ月近く外食をしていない。元々そんなに外食派というわけではない、ただ近くのビアバーに1人でいくということが僕にとっては結構な日常だった。幾つかの店は休業していると知っていたが、いざ調べてみると行きつけのほとんどの店は4/11前後から休業に入

          ビアバー休業とインターネットの檻

          戻らないもの

          林試の森という家からすぐの公園に7:00すぎから来ている。気が向いた時に散歩がてらよくくるのだが、stay at home 以降明らかに普段よりも多くの人出がある。ニュースでも世田谷公園が普段よりも20%増の人出があるとも聞いた。 僕の印象、ランナーも多いが家族連れで遊んでいる人が普段よりかなり多く見える。普段は少なくとも平日の朝からこんなに家族連れが多い印象はない。 今の特殊な状況で起きていることでもあり、自宅での自粛はどうなったのか的な批判もあるけど、これが本来多くの

          超個人的”Stay at home”を豊かにする方法

          自分の生きている間に非常事態宣言が日本で発令されるという貴重な経験真っ最中。 僕はそもそも家にいるのがかなり苦手なので、「外出しない」というよりも「家が楽しくなる」という方向で考えないと力がわかない。 「自粛」にNo、「うち時間を楽しく」にYes みなさんすでにzoom飲み会(流行語大賞ノミネート有力)を始めなど様々な工夫をみなさんしていることだと思う。 僕もこの貴重な時期を、面白いものにしたいなという気持ちから実際にここまででやってみていることをまとめてみた。 効

          超個人的”Stay at home”を豊かにする方法

          ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)から ソーシャル・クローズネス(Social Closeness:社会的親密さ)へ

          世の中の自粛ムードはどんな感じなのか?外に出ないのでわからないが、我が家のベランダから見る限り普段より少し静かだけれどあまり変化は感じない。 各人それぞれの非常事態宣言の昨今、必要最小限の運動と買い物のために外に出ると自分の中での大きな行動変容に気づく。 ドアの手すりに触るのが気になったり、狭い道ですれ違うことに意識がいったり。 買い物ですぐ後ろに詰めて立つ人がいると、苛立ちと共に「俺の後ろに立つな」というゴルゴ13のような気持ちになったりもした。 コロナウィルスの騒

          ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)から ソーシャル・クローズネス(Social Closeness:社会的親密さ)へ

          「暇」の過ごし方

          コロナウィルス騒動は留まるところを知らず、最近は週1ペースでnoteを書いているが、状況もさることながら書く僕の気持ちも時々に大きく違う。リアリティは本当に生モノで、いくら東京の感染者が●●名と言われても、あの指数関数的な棒グラフと僕の心の体験は違う。 僕個人、3月以降だいぶ時間ができた。それは、いくつかの対面や参加者が集合する仕事がキャンセルになったことや、コーチングもオンラインに集約されていったり、打ち合わせなどもやはりこの状況で先送りになることも多々。 以前に比べて

          「暇」の過ごし方

          「答えの出ない事態に耐える力」 ネガティブ・ケイパビリティを読んで

          街での会話はタピオカからすっかりコロナウイルス一辺倒。 危機の中心は欧米に移行、特に西ヨーロッパの状況は凄まじい。死亡率などをみると世界で日本の次に高齢化が進むイタリアとはいえあまりにも高い。すでに中国で発生したコロナウィルスから変異を起こして強力なものになっているのではないかとも思えてしまう。 個人的にはユーロ2020(サッカー)が延期になったことには衝撃を受けた。 W杯、オリンピックにつぐ規模を持つ4年に一度のイベントがこうも簡単に延期する状態を誰が予測できるだろう

          「答えの出ない事態に耐える力」 ネガティブ・ケイパビリティを読んで

          コロナウイルスの影響で中途半端になっていることに「区切りをつける」

          卒業式をしなかった新入社員、期末面談がなかったマネージャー2月中頃、お世話になっているクライアントの人事役員と話をした、コロナウィルスの影響についてだ。 様々なイベントの中止が発表され始めている時期。ビジネスへの影響もさることながら、彼は4月から入社の新卒への影響を危惧していた。 具体的には卒業式が無事に行われて欲しいとのこと。 この話の背景には東日本大震災のあった2011年、多くの大学の卒業式が中止になり、卒業式を経験しなかった新入社員が入社後苦労しているのを見たとい

          コロナウイルスの影響で中途半端になっていることに「区切りをつける」