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映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』感想

「テレレ~レッ、テ~レッ ゴーストバスターズ! 」
のフレーズでお馴染み、ゴーストバスターズ最新作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』を公開日に鑑賞。

長年のファンではなく、"マッケンナ・グレイス"ちゃんとマシュマロマンが好きなにわかファンですが、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の感想を書いてみました。

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作品情報

原題:Ghostbusters: Afterlife
監督:ジェイソン・ライトマン
キャスト:キャリー・クーン、フィン・ウルフハード、マッケナ・グレイス、ポール・ラッド、ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソン、シガニー・ウィーバー、アニー・ポッツ、ローガン・キム、セレステ・オコナー
ジャンル:ファンタジー/コメディ
公開年:2022年2月4日
時間:124分

あらすじ

住む場所を失ったシングルマザーのカリー、息子のトレヴァー、娘のフィービーの3人家族は故イゴン・スペングラー博士から相続したオクラホマ州サマービルの荒れ果てた農家に引っ越して来た。この田舎町では、活断層もないのに、原因不明の地震が毎日、30年間も続いているという。

フィービーは祖父イゴンの遺品を整理するうち、床下に隠された不思議な装置を見つけ、それを見た学校の教師グルーバーソンは、ゴーストバスターズの装備「ゴーストトラップ」の巧妙なレプリカだと言う。一方、トレヴァーは納屋に隠された1台の車、キャディラック ECTO-1を発見する。

そのころ町では、かつてオカルティストで建築家のイヴォ・シャンドールが所有していた古い鉱山を中心として、「1984年マンハッタン次元亀裂事件」に関係した超常現象が頻発し始め、世界的な危機が迫っていた。フィービー、トレヴァーと友人たちは、ゴーストバスターズの装備を使って、世界を救うために立ち上がる!!

登場人物

■フィービー(演:マッケンナ・グレイス)
内気ながらも頭脳明晰で科学好きな少女。初代ゴーストバスターズのメンバー"イゴン・スペングラー"の孫。

■トレヴァー(演:フィン・ウルフバード)
フィービーの兄。

■キャリー(演:キャリー・クィーン)
フィービーとトレヴァーの母親。シングルマザー。

■グルーバーソン先生(演:ポール・ラッド)
フィービーとトレヴァーが出会う教師。

■ポッド・キャスト(演:ローガン・キム)
フィービーの唯一の友達。

■ラッキー(セレステ・オコナー)
トレヴァーのアルバイト仲間。

■ピーター・ヴェンクマン博士(演:ビル・マーレイ)
初代ゴーストバスターズのメンバー。

感想

過去作品に対するリスペクト

1984年の『ゴーストバスターズ』公開時に劇場で鑑賞した訳でも、『ゴーストバスターズ』に凄く思い入れがある訳でもないけど、80年代『ゴーストバスターズ』をリスペクトしていることが伝わってきた。

使い古された感のあるプロトン・バッグやEcto車、1984年版ゴーストバスターズの1部の映像を利用するなど、"1984年版ゴーストバスターズ≠ゴーストバスターズ/アフターライフ"ではなく、"1984年版ゴーストバスターズ→ゴーストバスターズ /アフターライフ"と30年以上経つにも関わらず、過去作品から繋がって作られていることが感じられた。

作品自体もアフターライフの内容が中心では有りつつも、その核には1984年版のゴーストバスターズがあり、「初代ゴーストバスターズを尊敬してやまないんだろうなぁ」としみじみとした気持ちになった。

また、作品を見た人にしか分からない小ネタもあり「長年のファンや公開時に劇場で鑑賞した人にとっては、最高の作品なんだろうなぁ」とちょっと羨ましくなった。

家族愛に溢れた作品

ゴーストバスターズ=ゴースト退治がメインの内容ではあるが、それ以上に『家族』をテーマに作られた作品ではないかと感じた。

フィービーと母親のキャリーは仲が良さそうに見えるけど、キャリーの科学嫌いからか、どこかギクシャクした関係。その科学嫌いの理由は、父の"イゴン・スペングラー"が家族よりも科学を優先したから。なので、キャリーは亡くなった父に対して、ちょっと恨みを持ってる感じ。
そんな具合に家族間に歪みがあるが、今作ではゴースト退治を通じて、家族間の絆が深まる姿も描かれていた

正直言うとゴースト退治よりも家族間の関係性がメインに感じられたが、監督の父親に対するリスペクトも伝わる内容だったので、個人的には超良かった(最後は、何故か涙してました)

映像が進化

99.999%わかっていたことだけど、映像がめっちゃ進化してる!

プロトンバッグから発射されるビームが、1984年版は紐のような感じだけど、今作ではビームに滑らかさがあり力強さが伝わってくる映像になっていた。登場するゴーストたちも、1984年版はパペット感満載だったのが、今作は「リアルに存在してる生物?」と思う程、映像にリアルさがあった。

映像技術が進歩したことにより、ゴーストバスターズの世界をリアルに感じることができたところは、個人的にgoodポイントだった!

まとめ

以上、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の感想をご紹介しました。
思ったよりもゴースト退治満載!...って訳では無かったけど、初代ゴーストバスターズ愛と家族愛に溢れた内容は個人的に最高でした!

長年のファンの方や1984年の公開日に鑑賞した人にとってはたまらない内容だと思うので、気になる方はぜひ、鑑賞を〜

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