人気の記事一覧

「道」とは今この瞬間に まさに足元にあるもの。 そして次の瞬間に その一歩を着地するもの。 どんな時もどこにいても いつもぴったり寄り添って 支えてくれている。 為す無くして自ずから然り。

心身ともにゆったりと開いて 声なき声にも耳を傾けて 見えるもの感じるものを 素直に受け止めていると 不思議と答えが返ってくる。 「私」ではなく「何か」が 私を通して働きかける。 呼びかけに応えるその心地良さ。 寄せては返す波のよう。

夜空に輝く月は変わらない。 けれど水面にそれを映す側は 十分な準備が整って初めて その美しさを再現できる。 変わるものと変わらぬもの。 いかに在るべきかは その時々と立ち位置で違う。

何もすることがない事態に 人は落ち着かないと感じる。 脳が刺激を渇望すると 不快感を引き起こす。 三毒はここから生まれる。 次々と刺激を求めて 人に何かをさせ続ける。 一旦停止して手離して 何もしない時間に身を置く。

何かをなぞること無く 求めることもせず ただ瞬間瞬間に起こる 一つ一つの何かに 身も心も委ねる。 そして観る聞く味わう。 世界の有り様そのままを。 キラキラと光る雨の雫が また一つ落ちて消えた。

もうダメ、出来ない… そんな時でも一呼吸して 今この瞬間に出来そうな 小さな小さな事を一つやってみる。 …出来た…!そしたらまた次の 小さな小さな一つをやってみる。 …出来た…(^.^)そしたらまた次。 …出来た…(^。^)そうして気がつけば あれれ⁉︎ ミッション、コンプリート!

普段は手に取らない雑誌が ふぅっと心に響いて知らぬ間に ページをめくっている。 素敵だなぁと思いつつも じっくり読むわけでもない。 終わりに近づいて何故か 気持ちが引き込まれる記事。 何だろう…と思ってその先に進む。 人生に示唆を与えるような 出来事が不意に訪れる。

知って落ち着くことも 知ることで心配になることも どちらもあるけれど 耳に入ることや眼に映ることは 何かのお知らせだと思えば 距離が取れるかもしれない。 時として右往左往するけれど しばらくすれば丁度良いところに 着地できるだろう。

夏の暑さが少しやわらいで 気持ちに余裕ができたせいか 蝉の鳴き声に漸く気づいた。 いつもの夏の情景が戻った感じ。 酷暑は年々その度合いを増し 先が思いやられるけれど 瞬間瞬間の季節の移ろいを感じながら 時を過ごしていきたいものだ。

one for all, all for one. 全ては繋がって未来を創る。 見える世界が広がって やる気と安心感が増していく。 断ち切ることは容易いけれど 続けることは時にシンドイけれど それでも独りじゃない、だから いつも何していても大丈夫。

願わくは根源的精神に近づけるような 知性と明晰さが少しでも備わりますように。 思考と感情の大嵐の中でも 静かに穏やかに佇んでいられるような しなやかさと強かさが備わりますように。

たまには振り回されて ぶんぶん振り回されて あぁもうどうしよう… ってな感じになっても それはそれで心地良い。 酷暑だけど大汗かいて あぁもうグッタリ… ってなったとしても 食って寝てダラダラして ほどよく充電して復活。

導きの師はいろんな形で訪れる。 人だったり本だったり 出来事だったり気づきだったり。 それはこちらの準備ができた時に 丁度良い具合でやって来る。 いっぱいいっぱいになっていると 次の課題が受け入れられない。 上手いこと空っぽの瞬間を作る。 それまでの蓄積をさっぱり手放す。

道は通るものではなく 歩んで行くもの。 一歩一歩感じるもの。 道は未知に満ち満ちて 「生きる」を支えてくれるもの。 何も言わずにそこにあるもの。 天と地と合わさって万物を養うもの。

ヒトモノカネの動きが滞らないように。 何ごとも巡らすことが大事。 それが自然の摂理に適っている。 流動的にして一箇所に留めない。 流れが失われるとそのもの自体も 次第に消滅に向かう。 流れ自体が栄養源の一つ。

大地に根を張りしかも 天高く舞い上がる。 天と地の間にあって人は 十分に力を与えられる。 今この瞬間に生きること。 過去の履歴に縛られず 未来の不安に苛まれず 世界をこの眼球の表面に ありのままに映しながら 自然と調和して生きる。 バランスは自然がお手本。

日々の営みは未来への種蒔き。 芽吹きも開花も自ずから然り。 丁度良いタイミングで始まる。 じっくりゆっくり時間をかけて その時々に見合った美しさで 素敵に穏やかに咲いてくれる。 楽しみはゆっくりと確実に そして静かに訪れる。

心と心が惹かれ合い 次第に距離が縮まって いつしか心のキャッチボールが 静かに穏やかに始まっている。 そんな出会いは滅多にない。 柔らかなひと時が何だか嬉しい。 時の流れに身を任せれば物事は 丁度良いタイミングで始まる。

涙が出ると悲しくなって 笑顔を作ると楽しくなって 肩を落とせば落ち込んで 胸を張ればやる気も出る。 背骨は出来るだけ障りなく すぅっと通る方が心地良い。 頭もクリア、視界も良好。

覚悟の度合いに合わせて 出来事は起こる。というか 気づくことが変わってくる。 心の持ちよう、万法唯心。 階段を一段ずつ昇っていくように 出来事に背中を押され 覚悟の度合いをまた一つ上げる。

個別の事象を見つめながら その裡に秘められた何かを 共通性の中にあるものを 「秘密の鍵」を探し出す。 それは謎解きのようで 見つけた時は北叟笑む。 うふふふふ…。

営みの中で気づく小さなこと。 ちょっとした会話だったり 気遣いだったり。 そうしたことの大切さを 改めて感じながら 日々を穏やかに過ごす。 それだけでもう十分に 幸せな時間なんだな。

一つ一つの出来事から 一つずつの学びを得て 日々の営みが少しずつ 深みと色彩を増していく。 三歩進んで二歩退がる、 そのくらいが丁度いい。

人生は奇跡の軌跡。 ミラクル・トレイン。 車窓の景色は心の現れ。 ガタゴト揺れるのも心地良い。 集う乗客、ひと時の邂逅の連続。

それぞれにお知らせが届き それぞれのタイミングで気づく。 側から見れば遅いとか早いとか いろいろ言えるけれど 本人に合ったペースが一番。 一緒に居るだけで何かが伝わる。 気づく時には気づくし 気づかない時は全く伝わらない。 そうやって時を紡いで 凸凹作りながら日々を織り上げる。

全ては丁度良い速度で進む。 その流れに調和しながら 細大漏らさず自覚して 心を行き渡らせる。 遅いと感じた時はこの瞬間の 何かを見落としているかも。 速いと感じた時は別の何かに 気を取られてしまっているかも。 本当は既に調和している。 それに気づけば良いだけ。

何事も準備が整ったところで 現実の出来事になる。 嬉しい事もそうでない事も。 昨日の準備が今日を創り 今日の準備は明日を産み出す。 意識して準備する事もあれば 無意識のうちにやっている事も。 それでも世界は全て相俟って 目の前に現実として姿を見せる。

今この瞬間に心も身体も 全身全霊で開け渡す。 手放す事も受け入れる事も どちらも世界と一体化する事。 身体はここに在るけれど 心の居場所を探さない。 居場所を見つけると そこに安住しようとする。 それは不安と怖れの裏返し。 世界は今ここに共に在る。

生きることにも死ぬことにも 執着しなければ苦楽も一時、 時の流れに寄り添うように 揺蕩うように生きていける。 変化することも変わらぬことも 欲することも手離すことも ただそのようになっているだけ。 悲観も楽観もせずに静かに微笑む。

覚醒するためには 夢中になる必要がある。 睡りの中に没入する事で 余計な思考が収まる。 睡蓮は泥水の中から すっくと立ち上がり 美しい花を咲かせる。 敢えて渾沌の中に舞い戻り その時を静かに待つ。

一日また一日と月日が流れて 一つが終わりまた一つが始まる。 そうして随分と遠くまで やって来たものだと感じる。 あの時、こんな状況になるとは 思っても見なかったけれど それもただ知らなかっただけの事。 出来事は起こってみればなんてことは無く それもまた人生の一コマだと思うだけ。

人生のRPG。 丁度良い時に課題が届く。 それに対する回答如何で 次のダンジョンが開かれる。 そこに良い悪い正しい間違い といった判断はない。 ただ一つ一つの行為に見合った 展開が続いていく。

生きていく中で いろんな余計なものを ジャラジャラ引き寄せて 何だか重たくなって。 そんな時はスパッと手放す。 必要なものは何度で 繰り返しやって来るから。 大事な物だけ残っていく。

普通は共通点の集まり。 実は皆んな違っている。 その中の稀な共通点を 寄せ集めて何となく 「普通像」を作り上げる。 だから普通像は普通じゃない。 近似値の集まり。 皆んな違って皆んな良い。

身体が休めといっている。 心が止まれといっている。 でもアタマは動けと 動かなくちゃと言い続ける。 上手く回らない歯車たちが あちこちでギシギシしてて どうしようもない時間が ただ流れ続ける。 ありのまま、納得いかなくても そのままに。全然素敵じゃないけど。

声になって発せられた 言葉に込められた意味は 奥深く優しさに溢れて。 人の心の襞に見え隠れする 何かは本人にも明らかではない。 不意に口をついて出る。 そこにこそ真理が潜んでいる。

変更不可能な過去にも 予測不可能な未来にも どちらにも拘泥せず。 今この瞬間の現在、 目の前にあるものが現実。 余計な思考を無くして 余計な記憶も振り払って。 身軽に気軽に生き暮らす。

今この瞬間にも時空を超えて拡張できる。 35億の過去から果てしない未来まで 足元の一点から銀河の果てまで ビックバンに始まりどんどん広がって 今この瞬間がここにある。 全ては繋がり連なり織り合わされた命。 何一つ取り残さない。何一つ排除しない。 何故なら始まりは一つだから。

自分の行動や思考について あれこれ点検したり判断したり 常に休まる暇がない。それは 過去に引き摺られている証拠。 今この瞬間に生きるには その習慣をしないこと。 気づくことから始めて 次第にやらずに済むようにする。 何もない空間が広がるのを感じる。

先入観を一つ取り去る。 期待していた事が一つ失われる。 生き方や見方の軌道修正を 余儀なくされる。それでも 必要な事はやって来るのだ。 今この瞬間の状況に調和して そこから得られるエネルギーを 細大漏らさず転換する。 状態が出来れば次に進める。

実はもっとシンプルなのかもしれない。 それを複雑にしてしまって いつの間にかそれに心地良さを感じ どんどん複雑に複雑を加えて もう何が何だか分からなくてなって 四苦八苦、右往左往、七転八倒。 頬っぺた張り倒されて気がつく。

「充足の経済」は 必要以上に何かを作り出して 蓄えたりしない。 常に心が満たされている。 「成長の経済」は もっともっと…を繰り返し どんどん不満足になる。 幸せは身近なところにある。 目に見えないのは近過ぎるから。

今この瞬間の姿を認める。 みっともなくてどうしようもなく ダメダメで情けない姿であっても。 そこからしか始まらない。 悟る前は誰しも欲に塗れたエゴイスト。 だからこそ気づくことができる。 煩悩だって存在意義がある。 在るものは否定しない。 無いものは求めない。

ズレも歪みもありのままに 敢えて正そうとせずに受け入れる。 それらは理由があって今ここにある。 壁は闘ったり逃げたりしている限り 決して消える事なく立ちはだかる。 壁を認めそのままに受け入れると 次第に薄れて向こうが透けてくる。 全て必要があってそこに在る。

一度に一つ、 大事なこと出来ることを 丁寧にじっくりゆっくりと。 あれもこれも、と欲張らず 今日の調子に合わせて まず一つ、そして次の一つ。 ゆっくりでも動き出せば 心も身体も回り始める。 緩やかに流れる時に導かれ 唯一無二の今日を生きる。

背骨のアンテナがすっくと伸びると 世界の見え方が変わる。 視界が広がって遠くまで見渡せる。 姿勢って大事だな。 聞こえ方も違ってくる。 微かな囁きも耳に届くよう。 それは身体の中と外と どちらからも聞こえてくる。 見えないモノ、聞こえないオト。 でも感じることはできる。

良かれと思って始めた事が 思わぬところで損害を与える。 慌てて元に戻そうとしても 元通りには戻らない。 既に変化してしまっている。 時間は逆回し出来ないけれど 変化を受け止めて 馴染ませていくことは可能。 途方も無い時間を要するけれど。 そうやって35億年、地球は回っている。

思考の蔓延に気づき それをそのまま受け止め 思考と一体化する。すると もう充分となり思考が収まる。 忌避しない熱望しない無視しない。 ありのままであればやがて 丁度良いに辿り着く。

ネガティブな感情が起きた時に 逃げず騒がず嫌がらず抑え込まず しっかりじっくり体験する。 しばらくするとその感情が ゆっくり収まってくる。 まるで水の濁りが沈殿するように。 心の奥底に沈殿した経験は 心の強さの礎になる。 次の一歩の力強さを実感する。