ゴツゴツして角ばかりの石は、 あちこちぶつかって、めげて、しょげて、 泣き叫んで、これでもか!ってなって、 漸く光る玉に近づく。
柔らかまん丸で生まれて いろんな刺激をもらって あちこちトンガって そこら中にぶつかって そうこうしてるうちに 角がとれていつの間にか またまぁるくなっている。 流れの中をコロコロ転がり 気がつけば遠くまで辿り着いて。 これからどこに行くのやら。 どこに着いてもそこが一番。