母がこの世を去ってもうすぐ2年が経とうとしている。あの日から私はずっと迷子のままだ。 記憶の中で母を探し続けている。母がいつも話してくれた母の故郷の話。思い出せない事が多すぎて、立ちすくんでいる。 だから探しに行ってみようかと思う。記憶の中で迷子の私を連れて、母の記憶を辿る旅に。

久々に 祭にお神輿🏮 大興奮😆🎶 40年ぶり 母の地元の巨大祭 一時的に落雷で停電し 町は提灯の灯りのみになると みんな祭魂に火がついた 雨、風、雷、停電にも負けず 神輿を担ぎ、掛け声は更に大きく 気合いと迫力で大盛上り

あの相当小さな頃に歩いた永遠につづくように流れる『細い川』はまだあるのだろうか。名前も知らない川の隣りをずっと母と歩いていて。明るいうちに最寄り駅から、ずっと歩いていたのに、やがて日が暮れて暗くなって、蛍が飛び始めた。生まれてはじめて見た蛍だった。 つづく