ヴィパッサナまでは、瞑想はある種の方法・テクニックだが、 ヴィパッサナ以降は、もはやテクニックではない 呼吸は自然の生命に直結していて、人間の知識や分別は及ばない ヨーガではプラーナと呼んでいる 呼吸は酸素を取り入れているだけではない 精神的・霊的なエネルギーをも摂取しているのだ
呼吸をただ見つめるというだけの瞑想がある それはヴィパッサナと呼ばれる アナパーナ・サティ・ヨーガと言っても同じである それは呼吸を変えたり操作したりはしない 自然呼吸をただ感じているだけだ 吸う時は吸うだけ、吐く時は吐くだけ、ひたすらにそれだけだ しかしここに瞑想の秘密がある