ありがとう、って言いたくなる絵本。 今しんどさや生きづらさを感じている人へ。 転職理由も「人間関係」の悩みがいつも上位に入ってる。 どんなに便利な時代になったって 人を傷つけるのも人を救うのも「人」なんだな。 些細なことですぐ凹むしうじうじ悩むけど それでも動き続けたいな。
ようやく読了…! ジブリ映画「君たちはどう生きるか」に影響を与えていると知って読み始めたものの積読気味に… 最初は苦戦したけど、中盤から一気に没入してしまった。 容赦ない、人間の醜いところをどんどん炙り出す感じ。文化的背景や宗教観みたいなものも感じられて読み応え抜群でした。
こんなにも愛情を持って周りの人を見つめて、その人の素晴らしさを発信する。 黒柳徹子さんが「ゲストのことを丹念に調べる」のは有名だけど、その根幹には相手への深いリスペクトがある。豊かで深い愛情が育まれた幼少期が描かれていた。 今読めてよかった。 私も愛をさらけ出す人で在りたい。
世代ごとの違いには世相やら社会の構造の変化が大きく影響することが分かる。 自分が『常識』と思っていることは実はただの思い込みで、 立場や年齢、環境が変われば『常識』なんて曖昧で朧げだ。 拒絶するのではなく、 迎合するのではなく、 まずは互いの価値観を知ろうとする姿勢が大切。
飾らない文章、無理に背伸びせず、あるがままを穏やかに切り取る、素敵な書評エッセイ。 取り上げられている本に親しみを感じ、 自分が知っている本を紹介されていると嬉しくなる。 これはまさに、 「良い本屋さん」に出逢った時の感覚。 もっとじっくり読みたかった、かも。
仕事のしんどい面ばかり見ている自分に嫌気がさして辿り着いた本。 タイトル見て、今の自分の精神状態だと「こんなの綺麗事だ!とか反発しそうやな…」と懸念していましたが、素直に反省することができました。 反抗期終わります。 「遊んでるみたいに仕事する」モード全開で楽しむぞーッッ!🔥
おすすめしていただいて即買いに行った本。 エピソードや教訓ひとつひとつ、思い当たる節がたくさんある… きっと今読むべき本だったんだな… よく「自分を大切にしましょう」って言われるけど、この本でようやくその本質が分かった気がする。 年の瀬にこの本に出逢えてよかった。
しんどい……とにかくしんどかった…… 自分の考えの浅ましさ、 マジョリティの残酷さ、 「正欲」の恐ろしさ… 重いテーマなのに惹きつけられ過ぎて、 一気に読んでしまった。 「自分の理解が及ばない世界がある」という事実を、ほんの少しだけでも学んだ…と思いたい。
過去を抱えた個性豊かな登場人物達。 どうか幸せになってほしいと思う人物もいれば、地獄に堕ちてしまえと思うくらい身勝手な人物もいた。 傷つけるのも、救うのも人間で、それが容赦なく描かれていた。 誰かの痛みに気付ける人間で在りたい。 そして、傷付いた人に寄り添える人間で在りたい。
周囲の人への感謝と愛とリスペクト、 そして「私の周りにはこんなに素敵な人がいるんだよ!」という悦びが溢れている素敵なエッセイでした。 そして同時に自分自身の弱い部分もさらけ出していて、しかもクスッと笑えて。 イモトさんって素敵な人だなぁと心から思いました。
尾道に帰省中に読了。 作中に流れる瀬戸内の景色や風の匂いを感じながら没入しました。 後半はずっと泣きながら読んで、 大好きなじいちゃん、ばあちゃん達のことを考えてた。 亡くなった人に逢いたいなぁ、もっと話したかったなぁと思っていたけど、こんなに温かく「死」を描けるなんて。
じんわりと優しく許容してくれる、あたたかい短編集。 特に「月夜のアボカド」と「無用の人」というお話が響きました。 どちらも主人公が誰か特定の人へ対しての感情が変わっていく様が見事に描かれている。 原田マハさんの短編集、毎回タイトルの美しさに惚れ惚れしてしまう。
一体どうなるんだと読み進めたら、なんかもうすごい終わり方した。 って感じ。 引力がハンパなくて、移動中に読み始めたらあっという間に読み終わっていた。 どう語っても「間違っている」ような気がして、自分の感想が処理しきれない… タイトル含め、一言一句すべてが秀逸だった。
とにかく美味しそうなフランス料理がたくさん出てくる日常ミステリシリーズ2作目。 境遇も立場も性別も身分も様々な、 いろんな人が登場します。 今回一番刺さったのは、 「人は自分で『自由じゃない』と思っているうちは、自由にはなれないんだよ」 という金言。 面白いのにハッとする…
前向きな気持ちになれる一冊。 どのシーンも映像が浮かんでくる、まるで映画を観ているような心地でした。 「善行がいちばんのストレス発散」というシーンに納得。 人から感謝してもらう場面って、いわゆる「自己肯定感」が爆上がりするよなぁと感じました。ありがたく受け取りたい。
ノウハウ本じゃなく、物語として読める哲学の本でした。 キーワードは対話。 「君たちはどう生きるか」を読んだ時と同じように、登場人物達を自分に置き換えながら没入しました。 この学びを、心の動きを、 私も未来の自分のために日記に残したい。 まずは10日間やってみよう!
学生時代に仲が良かった友達を思い出す。 私は仕事に全フリしてて夫に家事をしてもらっていて、 世間では少数派だと自覚しているので、 「対岸の彼女」がたくさんいる。 物事の優先順位や、 時間やお金の使い方。 「多様性」なんて言葉で簡単に片付けられない感情を味わいました。
古書店を譲り受けた(?)二人の女性が、自分の「これから」と向き合うお話。 年齢も立場も悩みも異なる二人の共通点は、本が好きで、亡くなった店主(それぞれにとっての兄・大叔父)が大好きだったこと。 人間味のある登場人物が愛おしい。 あとがきによると続編もあるようで、今から楽しみ!
「あいだで考える」シリーズにどハマりしている。 2冊目に読んだのは、ココロとカラダの間を考える「自分疲れ」 どちらも切り離せなくて、 でも何だか明確に違う気がする… それを「間」「グラデーション」と捉える考え方が面白かった。 自分の心と体の声にもっと耳を傾けようと思いました。