2024/03/24『へんてこな呪文で泣いてしまった話』
さみしい気持ちで「ちびまる子ちゃん」を見るのは何度目だろう。
ドラえもんだってサザエさんだってルパン三世だって作者が亡くなったり声優さんが変わったりした瞬間を知っているのに、こんなにさみしい気持ちにはならなかった。
「ちびまる子ちゃん」を初めて知ったのはりぼんで連載が始まったときだ。
当時、私は中学生。
私がなかよしを買い、友達がりぼんを買い、毎月交換して読んでいた。りぼんは「お父さんは心配症」という少女マンガ史に残るギャグ漫画の名作が連載中で、それに対してなかよしは「わん