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ご機嫌ナナメのオンナ、もしくは酔っ払いのオンナは 独り言が饒舌だ。
きれいな女の人が好きだという性質は 自分の中のオッサン成分によるものだと思っていたけれど、 どうもオッサンより幼稚園男児のそれに近いのでは無いかと気づく。
気持ちがザラザラする時は、 鼻歌を唄って 美味しい物を食べて 旨い酒を呑む。 そして、明日できることは今日やらない。 それでいい。
「“無防備” “無自覚” “無鉄砲”の三無主義」と評されて、一瞬「え、ガンジー？」と考えて、全く違うことに気づく。
aconeco - 猫のための小品 op.3「眠たいよ」
若い頃は常に「痩せたい」と思っていたけれど、 かなりのオトナになった今は痩せると「病気かしら？」と心配になる。 お年頃って複雑だ。
「八面六臂」と言いたかったらしいことはわかった。 でもね。「五臓六腑」と言われたら、活躍では無く染み渡ることしか出来ないわよね。
“願いが叶う真言”というのを教えてもらったので唱えてみようとしたけど、何故か「よき こと きく」という言葉しか出て来ない。 いや、それは真言でなく犬神家の一族だってば。
猫のための小品 op.1「おなかいっぱい」 - aconeco
aconeco - 猫のための小品 op.2「こっちこっち」
悲しい出来事に自分を責めてずっとメソメソしていたかと思いきや、 突然やって来た「なるようにしかならないよ、泣いても仕方なかろう」な気分で立ち上がる。 反省はするが、悔やまない。 前向きなオンナゴコロ、人はそれを『開き直り』とも言う。
