グレゴリオ聖歌の講座の後の雑談で、Deus, in adiutorium meum intendeを渡辺研一郎さんと一緒に歌った。私にとっていつもの歌なのでその時は特に何も思わなかったけど、一日経って、あれは貴重な時間だったと、静かにかみしめている。
年間第15主日の入祭唱は第3旋法。復活節第6主日の入祭唱も第3旋法で、節回しがかなり似ていて面白かった。これをもとにしたオルガンの前奏が素晴らしかった。今回の拝領唱は特に好き。そしてKyrieの先唱は天使だよ、、、
回心の祈りをラテン語で唱える機会がやたらと増えてきたのだが、いつもの日本語だとずいぶん雰囲気が失われる。Mea culpa, mea culpa, mea máxima culpaは、唱えるたびに心が締め付けられるのに、たびたび罪をおかしました、はさらっと流れてしまうように思う。
一斉授業で待降節の晩課の練習をした。仕事が立て込んでいて、聖堂でパソコンをたたきながら聞いていたが、その数日後にいつもの晩課で先唱をやることになった。ミサで「目覚めよと呼ぶ声あり」について考えていたため、グレゴリオ聖歌も伴奏も、何かあったときのために準備しておこうと思った。
11月になったので晩課で歌う讃歌とか色々変わってた。11月の讃歌はみなさんは3年ぶり、私は初めて歌うので、始まる30分前にみんなで急いで練習。共同祈願はあのことで、みんな気持ちをひとつに祈ってる。私も祈ってる。
真夏の晩課って、一番好きかもしれない。