月の落とし子

早川書房とnoteで開催した、読書感想文投稿コンテスト「#読書の秋2020」のベスト感想文…

早川書房とnoteで10月中旬から11月末まで開催した、読書感想文の投稿コンテスト「#読書の秋2020」。たくさんのエントリーをいただきまして、本当にありがとうございました! 課題図書となった『ユートロニカのこちら側』『嘘と正典』『入れ子の水は月に轢かれ』『月の落とし子』『売国のテロル』の読…

【売国のテロル】穂波 了|生物兵器テロの最有力容疑者は日本?※ネタバレ有

アフリカの小さな漁村から世界各地に広まったとされる、従来の抗生物質や成分ワクチンがまるで効かない新型の炭疽菌災禍。漁村からは都市や農村への渡航、空港を使う者は誰もいなかったのに、なぜパンデミックは起こったのか。 この記事は、「#読書の秋2020」の応募作品です。 著者 穂波 了。198…

月の落とし子 感想

初め、あらすじを読んだ時に「あ〜コロナが流行っている今にぴったり!て感じの作品か、じゃあ今わたしが読むのはちょっとしんどいな」って思った コロナ疲れ自粛疲れもあるし、ずっと家にいる中で精神不安定だから でも読み終わった時に、コロナが流行っている今だからこそ読むべき作品だって思った …

『月の落とし子』(早川書房)穂波 了 著

 マルチバース、つまり私たちが住む世界とそっくりな世界は他にも存在するのでは。  そして『月の落とし子』作者である穂波さんはどちらも自由に行き来出来るのでは──本書を読みながら次第に私はそんな妄想に取り憑かれていった。  もし、COVID-19が世界中で猛威を振るっていない2020年があ…

わたしの本棚55夜~「月の落とし子」

☆「月の落とし子」穂波了作 早川書房 1800円+税  面白く一気に読みました。発想というか、ありえそうな話から入り、今、現在を予測したような展開は、ページをめくる手がとまりませんでした。  人間の進歩を証明するための有人月探査「オリオン計画」で、月面に立った宇宙飛行士が、未知の…

薬剤師がおすすめする小説・穂波了『月の落とし子』

読んでみました宇宙×バイオ小説! バイオを扱った小説を読むのはおそらく『ジェノサイド』以来なので、約8年ぶり。 久しぶりになぜ読むことになったのか、そして読んだ感想などを書き残します。 #月の落とし子 『月の落とし子』 穂波 了 著 第9回アガサ・クリスティー賞〈大賞〉受賞作。 新世…

好きな本について語ろう! 読書感想文投稿コンテスト「#読書の秋2020」を12の出版社とn…

【12月24日更新】 審査結果を発表しました!以下の記事リンクからぜひご覧ください。 ・・・ 秋といえば、スポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋……過ごしやすい気候でいろいろなことに挑戦したくなる季節です。noteでは「読書の秋」にあわせて、読書感想文を募る投稿コンテストをはじめます! 最近読…

あなたの読書感想文を、著者さんに届けませんか? スペシャルなプレゼントもご用意。早…

読書感想文というと「ちょっと難しいかも」というイメージがあるかもしれません。かくいう自分も……苦手でした。けれども「ファンレター」というと、なんだか印象が変わりませんか? あるいは「推し本紹介」? ひょっとすると「偏愛ブックレビュー」? とにかく、名前はなんでもよいのです。あな…

月の落とし子

ぴたぴた と、 足音が響く 右から左、 左から右へ 行ったり来たり 行ったり来たり 釣り舟はもうとうに 港へ戻った 乗り遅れたおまえは ひとりぼっち 波間に揺れる ぴたぴた ぴた、 と 足痕が 揺れる

ゲームクリエイター小島秀夫氏絶賛の新しき才能、穂波了。新作『売国のテロル』で挑むの…

 2019年11月、月より飛来した致死性ウイルスが惹き起こした超災害を壮大なスケールで描いた『月の落とし子』で、第9回アガサ・クリスティー賞を受賞しデビューした穂波了。同作は『DEATH STRANDING』などで著名なゲームクリエイターの小島秀夫氏に絶賛され、新人賞受賞作としては異例の重版を達成する…