岡村淳

[2021.05]岡村 淳【特集 私の好きなブラジル映画】

[2021.05]岡村 淳【特集 私の好きなブラジル映画】

選・文●岡村 淳  本エントリーは、5/26(水)からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。  ブラジル国内で公開される国産映画の数は、パンデミック前年の2019年で327本。南米最大の都市サンパウロで暮らしていても、その大半の公開も存在も知り得ない状況だ。ブラジル映画の特徴として、サンパウロやリオのような巨大都市に限らず、各地に大都市に勝るとも劣らぬ製作陣が揃っていることがある。地元の州政府や銀行のサポートを得て、仕上げは欧米で行なう作

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岡村淳監督作品『ブラジルの土に生きて』をみて

岡村淳監督作品『ブラジルの土に生きて』をみて

「ブラジルの山峡の農場で晩年を送る明治生まれの移民夫妻の日々。夫は、いかに死ぬかにこだわり続け、妻はいかに生きるかを貫いていく。」(監督の著書『忘れられない日本人移民』内の紹介文抜粋) 岡村監督のドキュメンタリー作品のフォーカスはあくまで「人」。それは、撮影者である監督ご自身の気配を消すことなく(全く消してしまっているようだったら、それは、「支配」しているようで恐ろしいというようなことを作家の星野智幸さんが上映後のトークライブで言われ、ああなるほどなあ、と思いました。)、出

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岡村淳監督ドキュメンタリー上映まつり@ギャラリー古藤

岡村淳監督ドキュメンタリー上映まつり@ギャラリー古藤

例えば家の近くにある観光スポットにはいつでも行けると思って意外と行ったことがなかったりする様に、映画もいつでも観られると思って、なかなか観なかったりしませんか。 記録映像作家の岡村淳監督の作品は、ご本人が立ち会うライブ上映会でしか観ることができないので、本当に、いつでも、とか言っていられないのです。 でも、ほんとうは、生きるということにおいて、いつでも、は無いんですよね。 岡村監督の撮る人々や、そこにある時間は、いつでも、なんてどこにも無いということを思い出させてくれま