手を繋ぎたい少年に向かって「男のくせに気持ち悪い」と言って手を振り払った父親。女だから、男だから、何々だから。本当にそうなのか考えもしない。あの少年の傷ついた顔が忘れられない。

直視できないでいたテーマ､ 誰かが捕獲されて､ものすごく残酷な方法で殺害された｡という場合｡ 犠牲者が男性の場合､政治犯や思想犯や敵国の兵士だったりする｡つまり彼は背後に何かを背負っている｡ それに対して､女性が殺害される場合､理由は単に『女だから』｡ 直視したくない歴史的事実｡