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「永遠のファシズム」 ウンベルト・エーコ

4か月前

【試し読み】ウンベルト・エーコ『中世の美学――トマス・アクィナスの美の思想』(和田忠彦監訳、石田隆太・石井沙和訳、解説=山本芳久) 

「魔法の庭」 イタロ・カルヴィーノ

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「ファシズム、そして」 和田忠彦

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「遠ざかる家」 イタロ・カルヴィーノ

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「時は老いをいそぐ」 アントニオ・タブッキ

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サルマン・ラシュディ、イタロ・カルヴィーノを朗読する

ファシズムの夏:その3 ウンベルト・エーコ 『永遠のファシズム』

めも。トンマーゾ・ランドルフィ『カフカの父親』(白水Uブックス/米川良夫 他=訳)11月5日発売。カフカの父親が巨大な蜘蛛となって出現する表題作を始めとする奇想的な作品集が復刊。本書は国書刊行会版に『ゴキブリの海』を追加収録。 https://www.hakusuisha.co.jp/book/b377967.html

ファシズムの夏:その4 フォトエッセイ 「ニュルンベルク裁判所」

河出書房新社/アントニオ・タブッキ/和田忠彦=訳『とるにたらないちいさないきちがい』話。映画的展開を意識した手法で織りなされる短編集。回想的な内容、巧妙な場面転換、緊張感ある独白。語り口は違うのに各物語に共通性が見えて面白い。この感覚は示唆的な11編目『映画』を読むことで深まる。