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それ、全部キャリコンでできますよ!【バチェロレッテ3🌹考察】

ドラマ『女子高生の無駄づかい』が案外面白い🤣女子高生というレッテルを貼って一括りになんてできない!日々なんとなく無駄に過ごしていたようで振り返ると楽しかった、遥か昔の自分の高校時代を思い出したり☺️ドラマ、ふざけているようで、其の実真面目に個性とか多様性とか受容とか考えさせられる。

『太陽がいっぱい』をn回目の鑑賞。やはりいい!アラン・ドロンの顔立ちの端正さの中に見え隠れするスレスレの野蛮さや下品さが(褒めてます←)いい。上流階級に憧れる野心一杯のトム、適役!60年前の映画なのにちっとも古臭くない。むしろ今観ても、クライムサスペンスとして鑑賞に堪える秀逸さ。

今回の信越地方の旅、本当に楽しかった!旅のハイライトの一つは日本最古級の映画館📽️【高田世界館】に立ち寄れたこと!タイミングが合わず館内を見学はできなかったけれども。もう一回『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』観ても良かったかな。高田の町、またゆっくり訪れたい。次は絶対、映画観る!

『関心領域』を観てきた。前評判を聞いて「これは配信ではなく映画館の音響とスクリーンで観なければ!」と思っていた。没入感を得たくて今回プレミアムシートを選んでみたけれど、なんとも言えない恐怖に包まれスリルを体感する2時間だった。重い。苦しい。こわい。映画の感想は、また後ほど改めて。

新紙幣発行記念と銘打った「北斎進化論」という展示を、信州小布施 北斎館で観てきた。葛飾北斎といえば人気浮世絵師という知識しかなかったが、70年超の画家人生(画歴)は作風の変化、画号改名の回数など…北斎のキャリアストーリーさながらの多様さ!キャリコン視点で北斎を語る、やってみたい!

『大いなる不在』鑑賞。時間軸が行きつ戻りつして一寸わかりにくい部分もあったけれど、この時間が揺らいで曖昧になる感じやわけのわからなさって、認知症のものの見え方、感覚なのかなと思ったり。登場人物それぞれにとっての「大いなる不在」の存在と、彼らを苦しめてきた歳月の長さに思いを馳せた。

KBSドラマスペシャル2021『ヒス』視聴。一人娘ヒスを交通事故で喪った夫婦が、VRで娘を復元させることから起こる物語。仮想現実と人工知能技術によって創り出されたAIヒス。AIに振り回される夫婦を描いた異色の作品。ありそうな、なさそうな話だけど後半怖すぎてほぼ画面を見られずpq

『ありふれた教室』鑑賞。数学の授業で【0.999…=1】の等式の証明問題が登場する。不寛容主義という言葉と共にこの映画のテーマかな。最近『落下の解剖学』『関心領域』と後味の良くない…というか鑑賞後モヤモヤが晴れない作品が続いており、この映画も大概…帰宅してからもずっと考えている。

『メイ・ディセンバーゆれる真実』鑑賞。劇中わかりやすくメタファーとしての【蝶】が出てきて、羽化したての蝶とジョーのこれからとを重ね合わせてしまうのだけれど、グレイシーのナイーブさ(良くない意味)と頑固さの方が実は危なかしく厄介な気がする。抑圧の表れ方の違いが二人の違いなんだな。

『バチェロレッテ3』全話完走🌹その後参加者有志の座談会を幾つか観た上での感想。彼らの【この旅を通して得たもの】を聞いて「それ、ぜーんぶキャリコンで得られるよ♪」って思った。過酷な旅をしなくても、旅するのと同じ位、いやそれ以上のものを受け取れるよ!皆キャリコンどんどん活用しよう!

『メイディセンバーゆれる真実』を観てメインテーマ以外にも気になることが散りばめられていて…グレイシーと娘達との関係(表面的には仲良しだけれど不穏)や、ジョーのメール相手とか。エリザベスの登場で、平穏そうに見えたジョーとグレイシーの世界が少しずつかき乱されていくのがサスペンス!怖!

『ハロルドフライのまさかの旅立ち』を観てきました。ただ郵便ポストに投函するだけのつもりで出てきた格好でそのまま、800kmイングランド縦断のウォーキングに出てしまうハロルド……フッ軽にもほどがあるぞハロルド。シンプルなことほど難しい。そして、ハロルドが選んだプレゼントにジーン🥺

兄貴はつらいよ〜『中村屋酒店の兄弟』を観て

EAPコンサルタントの学習課題の一つに『アポロ13』視聴があったので改めて。メンタルヘルス+EAPコンサルの視点で観ると、相当の極限状態に追い込まれたリーダーのあるべき姿、危機管理&対応、チームメンバーとのかかわり方等"successful failure"と称賛されるのも納得!

真実とは…「落下の解剖学」を観て小説「悪女について」を思い出した件

映画「コットンテール」を観て【グリーフケア】を考える

『dele』という連ドラをCSで視聴しながら、既視感というか何か遠くの記憶がもやもやと形作られては消え…を繰り返しとても気になっていたのだけど、大分昔に読んだ絲山秋子氏の短編小説『沖で待つ』だった!絲山氏のお名前がなかなか出て来ずもやもやしていたのだ。ドラマも非常に良き!

再び「落下の解剖学」を。息子ダニエルは視覚障害(弱視)のせいでアクセスできる情報に限りがあるように描かれるが、実は視覚的に問題なく見えているはずのわたし達だって、自分のフィルター越しにしか物事を理解できないという点では、ある意味「目隠し」をされているも同然なのでは…?と思うなど。

映画「落下の解剖学」を観て、わたしの中で有吉佐和子の小説「悪女について」を不意に思い出して……何かが脳内でカチリと嵌った感。この二つを結びつけて書けるのはわたししかいない!と思い、記事を鋭意執筆中✏️逸る気持ちを文字に変えて早く書き上げたい!!

昨日観た映画で「夜明け前が一番暗い」というフレーズが出てきて、わたしの座右の銘のひとつ(座右の銘そんなに沢山あるんかい!)だから余計心に響いた。「明けない夜はない」も似たような意味なのだけれど「夜明け前が一番暗い」の、過度に励まさない感じ、フラットさがすきなのです(伝われ!!)

CSの再放送で『遺留捜査』シリーズを初視聴。なにこれすごく面白い!糸村刑事の決め台詞「僕に3分だけ時間をください」から事件の謎解きが始まり、遺留品から被害者の背景、人となり、思いまでも紐解いていく……マイペースで空気を読まず署内でも変人扱いされている糸村の推理と洞察力が冴えてる!

エンドクレジットに真矢ミキさんと光石研さんのお名前あったんだけど、どこに出てきてましたっけ……って自分の認知機能を疑いかけた←まさかあの「小道具」の為だけに起用されているの?それともサイドストーリーが尺の関係でいろいろとばっさりカットされてる?ノーカット版とか存在します?もやもや

「夜明けのすべて」が良すぎた……一言で言い表すのはとても難しいけれども、どんな人にもどんな物事にも凸凹はあって、足りなかったり欠けていたり過剰だったり満ちていたり、完璧ではないけれども一日一日を全力で生きている、そんな人々の姿が丁寧に描かれている。それぞれの凸凹がとても愛おしい。

昨日の映画料金サービスデイには「コットンテール」を観てきました。家族の再生とか絆とかそんな言葉でまとめたくない気持ち。リリーフランキーの凄さは知っていたけれど、錦戸亮があんなに魅力的な役者さんだとは全く知りませんでした!湖水地方は昔訪れた大好きな場所…愛しさと切なさと懐かしさと。

さらにびっくりしたことには第3話のゲストがあの高橋源一郎先生だったこと!画面思わず3度見した!!!

毎月一本の映画を題材に、観た人とあれこれオンラインで語り合う定例会「シネマトヲーク」、今月の映画は西川美和監督の『ゆれる』で、改めて観返しているのだけれど、やはり『落下の解剖学』とかぶる部分が多い。結局真相は何なのか観客は知らされないから、きっと様々な解釈が出てくるはず。楽しみ!

ことのは徒然〜「PERFECT DAYS」を観て〈番外編〉

【シンプリスト】と【知足】〜「PERFECT DAYS」を観て①

【沈黙】と【知者不言】〜「PERFECT DAYS」を観て②

磯村勇斗さん、初見は映画「正欲」の佐々木役だったので「不適切にもほどがある」のムッチ先輩役見てびっくりして二度見した……振り幅が大きいwタイムマシン探して引き出し開けまくってたムッチさん、ついに令和にタイムリープしたけど一体どうなるのかw次回早く見たい。さすがクドカンさんの脚本👍

「PERFECT DAYS」を観てなぞなぞを思いついた話

152分という長さに怯みつつ結局観てきた「落下の解剖学」…前半うっかり寝そうになりつつ(え)法廷劇になってからは畳みかけるような展開に覚醒状態に。仏語のchuteは「落下」以外に「失敗、挫折、崩壊」という意味があるそうで、タイトル深読みすると【崩壊】の解剖学でもあるわけだ。納得。

「ポッド・ジェネレーション」を観て【カウンセリング】の未来に思いを馳せる

2024年初映画は「PERFECT DAYS」 観る前は「Lost in Translation」的なガイコクジン目線のTOKYO案内映画なのかと早合点したけれど違った。【木漏れ日】のような、日本語でのみ表現可能なものを映像と音で掬いとって見せる。静謐さと雄弁な沈黙と魂の自由さ。

クリスマスに観たい映画3選②

今季一番気になっているドラマ「不適切にもほどがある」 。ポリコレ、コンプラ、○○ハラ…でがんじがらめで若干息苦しさもある令和の日常にKYなザ・昭和のオヤジが風穴を開ける…って展開。昭和VS令和と対立させるのではなく、互いの良いとこ取りしてハイブリッドな世界が生まれればいいのにね!

舞台のメイキング映像。我がご贔屓の劇を作り上げていく真摯な姿勢から、これ迄大切に積み重ねてきた男役道…経験や芸や拘りを一度捨てて新しい芝居を模索し吸収し再構築するという過程に【守破離】を見た。専科異動からの外部出演という挑戦は、私達に未知の世界と彼女の更なる可能性を教えてくれた。

2023年もありがたいことに新旧問わずたくさんのドラマや映画、そして舞台を楽しむことができました。数々の作品を通じて【多様性とは?】【ウェルビーイングとは?】の問いに改めて向き合い、考え直す機会に恵まれました。2024年も、魂の揺さぶられるような作品との出会いがありますように。

「ぼく達もですが、皆さんも生きていれば大変な事や辛い事もあると思います。推し活に疲れることも正直あると思うけれど、そういう時は休んでもいいですよ。皆さんがどこで何をしていても、また戻ってきてくれたらその時ぼく達はいつでもここにいますから」まさか推し達からこんな言葉を聞けるとは…😭

誰しも一度は人生やり直してみたいなぁと思ったことはあるはず。でもイチからやり直すのはダルいし、今までの経験値そのまま引き継いで「人生二周目」トライしたい……そんな願望がドラマになったのが「ブラッシュアップライフ」!伏線回収が見事すぎて、こんな脚本一生に一度は書いてみたいと思った!

映画「母性」を観てジャン・ヴァルジャンに思いを馳せる

ほぼ一年ぶりに映画「母性」を鑑賞。母性(親性)について改めて考えた時、ふとLes Misérablesのジャン・バルジャンが心に浮かんだ。初見の時には全く浮かばなかったけれど。一度観た映画を時間をおいて再度観ると思わぬ方向に思考が飛躍し新たな景色に出会えることがある。いとをかし。

封切り時見逃していた「罪の声」をやっと観た。昭和の未解決事件の一つ、グリコ・森永事件をモチーフにしたミステリーや小説は数あれど、この物語は一味も二味も違う。事件に使用された録音テープの【子供の声】にフォーカスし、件の子供たちの人生を物語の軸に据えた斬新さとユニークさよ……脱帽!

12/1の映画の日には「ポッドジェネレーション」を観てきました。近未来のニューヨークを舞台に、とあるカップルのAI時代での妊娠出産について描かれています。産む性、性役割とは、AIセラピスト(名前はイライザ)、自然とテックの共存など沢山考えさせられる問題が散りばめられていました。

「ポッド・ジェネレーション」を観て【親性】について考える

ファン・イニョプ目当てで「なぜオ・スジェなのか」を観ようとしてるんだけど、1話冒頭が不穏過ぎて完走できるか不安に…と思いきや、すぐ普通の法廷ドラマになったのでホッとしました(極度の怖がりなもので^^) スター弁護士役のソ・ヒョンジンさんのクールビューティーっぷりが素敵!

映画『正欲』を観て、「普通」とか最大公約数的な「しあわせ」とか今の時代だからこその「生きづらさ」とかいろいろ考えているうちに、先日観た舞台「1789-バスティーユの恋人たち」のテーマ「自由」「人間らしく生きる」がわたしの中でシナプス結合して書きたいことが徐々に固まってきた!(喜)

見たい人は見ればいい、見たくない人は見なければいい、推したい人は推せばいい、離れたい人、休みたい人は離れたり休んだらいい。見たい人に見るな、見たくない人に見ろと言ったりするのは違う。それは各人の自由であり判断であり、自分の「正義感」を押しつけたり、非難するのは如何なものかと憂う。

「星くずの片隅で」をやっと観に行けた。2020年香港、コロナ禍に必死に生きる人々の姿…なんて一言で表現するとこの映画の持つ味が消えてしまうような、大事なディテールがこぼれ落ちてしまうような気がする。そして「キャリアに悩み惑う」ことって…余裕がないとできないのかもしれないと改めて。