旧盆(ソーロン)
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旧盆(ソーロン)

 立秋を過ぎてから、トンボが飛んで、日没がすこし早くなりました。  お盆はどう過ごされました?  私は、実家のお墓のある京都の方角に向かって、石垣の自宅からは北東の方角になりますが、お祈りしました。  翌日、亡き父から、知らせがあり、生前には気づかなかった父の気持ちに気づくことができました。 ✱  さて、八重山諸島の石垣島に伝わる旧盆(ソーロン)の行事「アンガマ」をご紹介します。  「アンガマ」が行われるのは、旧暦7月13、14、15日の3日間。  グソー(あの

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[2021.08]【沖縄・奄美の島々を彩る歌と踊り13】 八重山のアンガマ −帰還する祖先神との交流−
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[2021.08]【沖縄・奄美の島々を彩る歌と踊り13】 八重山のアンガマ −帰還する祖先神との交流−

文:久万田晋(くまだ・すすむ 沖縄県立芸術大学・教授)  沖縄県の南端に位置する八重山の島々では、旧盆(盂蘭盆)のことをソーロン(精霊)と呼ぶ。島によっては、この時期にアンガマといって顔を笠や手拭いで覆い隠した青年男女の一行が集落の家々を歌い踊りながら巡り廻るのである。一行の先頭にはウシュマイ(爺)とンミ(婆)と呼ばれる老人の面を付けた存在がいて、各家で人々と数々の問答を行う。この老人は旧盆にムラに還ってきた先祖の代表すなわち祖先神であり、それに続く一行は祖先神に従う精霊た

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