まともがゆれる

犬神家のおっさん

昨年暮れから年始めの冬休み。例年通りに三箇日は休んで~……なんてしてたらちょっと休みが長すぎて、いい加減ヒマを持て余したり、調子崩す人も出るんじゃないかと思って、スウィング史上初なんじゃないかしら、新年3日に自由参加の新年会を催した。

20名を超える「正月気分」たちが集まり、朝から呑んだり、お餅を食べたり、テレビゲームをしたり、ダラダラと流れる時間がすぎゆくのは、あっちゅ~間。でも、なぜか最終盤

もっとみる

ユウセンCOLOR

みんな イヤホンつけてるよね

そんで街をあるいたり 

バスや電車に乗ったりしてる

自分が好きな音を聴くために

自分だけの世界にとじこもって

いや 説教がしたいわけじゃなくって 

むしろその逆なんだ

だってあまりにも 

あまりにも世界はやかましいもの

だからいつでも逃げこめる 

自分だけの場所をもっておくことは 

とても大切 

自分を守るために 

この世界をなんとか生き抜

もっとみる

「ゴミブルー独立!!」の結末

「福祉」は本来、人間誰しもが持つ、幸せに生きる権利のようなものだと考えてきた。

だからスウィングという福祉施設が、「障害者」とラベリングされた人たちだらけになっている状況に対してず~っと違和感を拭えず、「まあ『誰しも』はさすがにムリだとしても、それにしたってスウィングは人が幸せに生きるための場所のクセに公共性めっちゃ低い!!」という、長年抱き続けてきた(だいぶ長めの)煩悶へのひとつの解、それが「

もっとみる

「投資」の目的

間もなく14年目(……合ってるかな?)を迎えるスウィングに、史上はじめて「投資の季節」が訪れている。

いや、実際手堅くやってきたのだ。

現在、借金ゼロ。予算決算はほぼ毎年ドンピシャ。「まともがゆれる」(著書のタイトルです。読んでね♡)だの「常識をやめる」だの言うてる割にはマジメが思い切り出ててちょっと恥ずかしいが、これは同時に密かな自慢でもある……とか言ってると足元をすくわれそうだが。

でも

もっとみる

「まともがゆれる」を読んで「まとも」について考えた

宿題もあって、色々な本を読み、色々調べてみているわけです。

例えば、認知症の人が働くレストランのこと。

高齢者が思っていた以上に増加していること。

相対的貧困が日本で広がっていること。

そんなことを考えながら紀伊国屋書店の棚を眺めているとキリがありません。そして、今回目に止まった本がこちら。

障害福祉NPO法人「スウィング」に集う、障害を持つ人・持たない人たちの「できないこと」にこだわら

もっとみる
うれしいです
3

眠らなければ死ぬ

遂に100万部を突破した(大嘘ですよ!!!)『まともがゆれる』を書いているとき、夢中になっているうちに次第に朝も昼も夜もなくなり、つまり生活がグチャグチャになってしまって、内心「こんな生活をしていたら絶対にアカン気がする……」とうっすら思いながら、それでもやめることができなかった。

責任感もあった。伝えたいこともあった。締め切りもあった。いろいろあった。

でも結局、「書くことが好きな自分」が最

もっとみる

「まとも」という概念を疑ってみる

「まともがゆれる」という本がべらぼうに面白かった。

著者の木ノ戸昌幸氏は、京都の障害福祉NPO法人「スウィング」を運営している。本の中では「スウィング」を舞台にして様々な人のエピソードが紹介される。

読んでいると、運営する人も障がいを持つ人もそれぞれがユニークで、何だかうれしくなってくる。

障がい者とは果たして誰なのか、健常者との違いは何なのか。金儲けができるかできないかで、社会が定める「経

もっとみる

空には月ふたつ (20/40)

夜の信号まち、ふと空をみあげてみると‥‥

  月がふたつ浮かんでる!!!!!

村上春樹の『1Q84』のようなふたつの月がある世界にまよいこんだわけではない。

『まともがゆれる』という本を書かれた木ノ戸さんとの対話の会みたいなものに参加した帰り道のことだった。

障害のある人が通う福祉施設にあつまる人たちとのエピソードから、だれかが勝手に決めた「まとも(常識)」を見つめなおす‥‥という本でもあ

もっとみる
👏🙏👏🙏🤟
4

木ノ戸昌幸『まともがゆれる』シュッパン記念! 春のパンまつり」@スウィング(2019年4月6日)

『まともがゆれる』木ノ戸昌幸さんのトークショー「『まともがゆれる』シュッパン記念! 春のパンまつり」の司会をさせてもらいました。
パンだけに二人ともパンのかぶり物をしています。木ノ戸さんはサンドイッチでわたしはクロワッサン。

『まともがゆれる』と木ノ戸さんがどんな人かについてはこちらのインタビューを参考にしてください。
https://book.asahi.com/article/1209483

もっとみる

名文today_49

===

この世の中を生きてゆくにはもちろん「強さ」も必要だ。だが、その裏側には必ず「弱さ」がある。誰にだって、多かれ少なかれ、そして様々に。そのことに目を向けず、ひたすら強さばかりを求める社会を僕は憎む。勉強が、仕事が、要領良くできなければ落伍者なのだろうか? 恋愛が、人付き合いが、うまくできないと負け組なのだろうか? 毎日は、人生は、楽しまなければ意味がないのだろうか? いい大人が「助けて」と

もっとみる