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『昭和歌謡ウロ覚え案内』と『昭和歌謡レコジャケシリーズ』のご案内

西谷君の昭和歌謡の知識は尋常じゃない。

今、昭和歌謡がブームっぽいけど、西谷君の中では当時から今までずっとブームが続いてるんだと思う。

もう10年以上前、あまりのヘンタイ記憶っぷりに、やはり記憶だけで京都市バスの行き先、乗り継ぎ案内をするQ&XLの『京都人力交通案内』に倣い、「こんな雰囲気の、あの懐かしい昭和歌謡なんやったっけ?」というモヤモヤに答える『昭和歌謡ウロ覚え案内』を仕事にしてみたのだが、ほとんど需要がなかった……と言うか西谷君のヘンタイ記憶サービスを利用したのは同い年で、同じく昭和歌謡好きの僕だけだったかもしれない。2人で何やってたんだか……。

けれど時が経ち、時代は変わり(変化が早すぎる!)、今では鼻唄だけで曲名が分かってしまうスマホアプリが重宝されているらしい。昭和歌謡限定にはなるが、スウィング公共図書館を訪れた際には人間アプリ、西谷君の『昭和歌謡ウロ覚え案内』をぜひ利用してみて欲しい。時々「知らへん」とか言うし、スマホで簡単に調べるよりずっと面白いから。

そう言えば昭和歌謡の巨人、作詞家・阿久悠氏が2007年に亡くなったとき、西谷君は一篇の詩を書いた。


まだうたをききたかった


とてもいい詩だ。
こんな真っ直ぐな気持ちってあるだろうか。

最近の西谷君は、たいていの登場人物がなぜか(文字通り)丸裸になってしまう『昭和歌謡レコジャケシリーズ』を描いていて、作品は現在、「京都市中部障害者地域生活支援センターにしじん」(京都市上京区)と「ゆっくりcafe もこもこ」(京都市左京区)の2ヶ所に展示されている。

「にしじん」は相談機関、「もこもこ」はカフェです。
ぜひ懐かしくてヘンタイ的な昭和歌謡の世界を味わってください。

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★ゆっくりcafeもこもこ

京都市左京区高野竹屋町37 フルフィルたかの 
℡:090-3872-6841

・詳細は下記ブログよりご覧ください。
・展示時間は3月末までとなります。


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