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"自分には価値がない"と思ったときは"他人の土俵で勝負しない"こと

 「あなたには価値がない」「あなたは役に立たない」などと言われたり、そのような態度をとられたときは、それを言った相手は自分に有利な土俵で話をしているということを思い出してください。

■勝ちつづけるとマヒする人がいる

 世の中にはいろんなゲームがあります。

お金稼ぎするゲームとか、大企業で出世するゲームとか、偏差値の高い学校に入るゲームとか、有名人と仲良くなるゲームとか、たくさんの人と付き合うゲームとか。

あるゲームがとても得意で何度も勝っている人の中には、同じゲームで負けた人を見下す人がいるようです。

それどころか、この世の中のすべてのゲームをふくめても自分が一番強いとカン違いすることもあるようです。

 よく考えたらわかることですが、1つのゲームが上手だからといって、他の人を見下す権利はありませんし、他のゲームをやっても勝てるとは限りません。

もし、あなたが見下されたり、役に立たないと笑われたときは、相手は相手のゲームの中であなたを判断しているだけだと知っておいてください。

■自分に合う土俵をさがしてほしい

 あなたはいま、どんなゲームに参加していますか?
 そのゲームはどんなルールがありますか?

 お金稼ぎゲームは、お金を稼ぐためのルールを作った人がいるので、そのルールに乗らないと勝ちにくいです。

 大企業ゲームは、株主や社長がやりたいことをやるためにルールをつくっているので、それに乗らないと生き残りにくいです。


 もしも、いま参加しているのが自分の得意なゲームでないならば、もっとうまくできる他のゲームをさがすといいと思います。

 参加しているゲームは好きだけど楽しめない、という場合はルールをもう一度調べてみることをおすすめします。

 そのゲームが得意ではないというだけで、あなたに価値がないなんてことはないです。

とにかく、ひどい人の発言や態度のせいで自分をあきらめないでほしいと思っています。


もちろん、自分自身に対して価値がないと思ったときも同じです。

"価値がない"といってくるもう一人の自分は、他人の土俵でゲームをさせようとするひどい人です。


 それぞれに合ったゲームを教えあえるような、そんな世の中になるといいですね。

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ハルヤ
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