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時間が足りないなら、「べき・ねば」思考を片づけよう

子育てをしていると

宿題はやるべき。
自分のことは自分でやるべき。
人に優しくすべき。

続けなければ意味がない。
いい成績をとらねばならない。

などなど、様々な
「べき・ねば」の思考が出てくる。


「べき・ねば」思考って
いったいどうやって作られるんだろう。

その通りに頑張っているのに
全然うまくいかないのはなぜだろう。

本当にそれって合っているのかな。


べき・ねば思考はどうやって作られる?


子どものころの自分が
当たり前のようにしていたこと、

「やりなさい!」
「あなたのためよ!」と言われ
頑張って続けてきたことがある。

それで今、
“そこそこ以上”の自分になれていたら

「○○した=失敗しなかった」

だから、「〇〇しない=失敗する」

という公式ができあがる。


言われたけどやらなかったことで
今、上手くいっていない自分なら

「〇〇しなかった=失敗」

だから、「〇〇する=成功」

という公式ができあがる。


それが
「〇〇すべき」「〇〇せねば」
になってしまうんだけど

どちらも、
自分の過去の経験から導いただけの
偏った公式だと、私は思う。


多くの人が
無意識に作られたこの公式に
ガチガチに縛られているのはなぜだろう。


子どもの頃にもらった価値観は、手放してもいい。


子どものうちは
親からある程度導いてもらわないと
成長したり自分を守ることができない。


だから親は
「あなたのため」を思って
いろいろな価値観を与えてくれる。


でも、実はそれは
必要がなくなれば、手放してもいい。

時代の変化、環境の変化に合わせ
むしろアップデートしなくちゃいけない。

手放さず、アップデートせず
そのまま持ち続けているから、
うまくいかないバグが起きる。


そこで、
子どもだった自分を守るための
「べき・ねば」のルールを
大人になった自分が棚卸しすること。

「本当にそれで合っているのかな」
「今の自分にこの価値観はいるのかな」
と問うてみよう。

余計な「べき・ねば」思考を手放すから
暮らしに余白が生まれるのではないか。


暮らしに余白を作るのは、時間術じゃない


毎日がやることに追われている。
忙しくて子どもにゆったり関われない。

「この忙しさがなくなりさえすれば」

時間が足りない。
だから時間を上手く使う方法を知りたい。
時間を上手く使えれば、忙しさがなくなる。

数年前までの私も
このように考えていた。


よくある時間術は
「決められた引き出しの中に
どうしたらたくさんのものが入るか」
という概念なことも多い。


でもこれでは、
引き出しの中身はぎゅうぎゅうで
取り出しにくく片づけにくいから

まずは、引き出しに入れるものを
「選び抜く」ほうが健全と思う。


時間の使い方も同じ。

まずは不要な
「べき・ねば思考」を手放し
時間という引き出しの中に入れるものを
選び抜こうじゃない。


24時間にどう詰め込むかより
24時間をどう彩るか。

そっちを考える方が、きっと楽しい。


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