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学生が考える、「建設的なフィードバック」が必要な理由
「プロジェクトN(以下:プロN)」というN高校の独自授業が存在する。
このプロNですが、TEPICと呼ばれる、5つの能力を育む授業として取り入れられており、5つの能力に付随して違う能力も求められることがある。
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その中でもプロNはグループワークで行うため、「リーダーシップ」であったり、「臨機応変さ」「フィードバックの質」などを求められる。
今日は、「フィードバックの質」に当たる、「建設的なフィードバック」(批判的な評価を伝え、改善を促す)の重要性について書こうと思う。
そもそも「建設的なフィードバック」とはどのようなものなのか?
「世界最高の話し方」という書籍をもとに定義づけをまずしよう。
建設的なフィードバックの定義
本書では、このような順序で定義づけをしている。
叱るべき事実を伝える。
なぜ、それはダメなのか(理由)を伝える。
それについて自分はどう思うか(主観)を伝える。
解決策を提示させる。
そして、建設的なフィードバックにおいて、
やってはいけないことも書いている。
一方的に考えを押し付ける「説教」や相手を傷つける「決めつけ」などを
本書は書いている。
これをもとに私の持論展開をして行きたいと思う。
建設的なフィードバックが必要な理由(持論)
私がプロNを受けて、グループワークでは必ず「建設的なフィードバック」をする必要があると感じた。
その理由は主に2つある。
1つ目は、フィードバックでメンバーの
モチベーションを変えてしまう力があると自分自身が実感したから。
2つ目はその後のメンバーの「解決策」を一緒に考えることができ、
一緒に解決策を実施することができると考えているから。
まず、1つ目の「モチベーションを変えてしまう力がある」については、
リーダーになった時、メンバーのモチベーションを握っているのは
リーダーと感じた。
そして、リーダーはメンバーのモチベーションの維持、変動を緩やかにする、そんな役目があると思っている(あくまでもプロNでの体験で自分が感じたことです。)
そして、メンバーのモチベーションを下げてしまう要因として大きいのが、
「フィードバック」の仕方だと個人的に感じた。
私は1学期、リーダーシップで大きな失敗をしました。(以下、記事)
やはり、フィードバックの質や順番、やり方などを失敗してしまうと、
全体的に雰囲気や、活動の意欲みたいなものが阻害されると感じた。
2つ目を詳しく掘り下げると、「解決策」を相手に提示させるという
やり方をする必要がある。
改善策を言うことはすごく簡単ですが、改善策を互いで
共通認識、理解しておく必要がある。
そして、理解するための最短ルートとしてフィードバックをした人に
考えさせる、これが建設的なフィードバックの最後の肯定であり、
リーダーもこれを忘れてはいけない。
忘れず、お互いに理解しているからこそ、次の続きのプロジェクトなどでも
生かすことができ、お互い解決策を実行できると言うメリットがある。
今だからこそ、建設的なフィードバックがいる時代。
現在、私は建設的なフィードバックがかなり必要だと感じている。
その理由として、「生成AI」の進化が関係している。
ここまで、人間の「価値」みたいなものが脅かされている中、
フィードバックが雑でしたでは済まされないと思っている。
また、リーダーの立場でも周りとの協力、協働みたいなものは
これからも常に必要とされるだろう。
その中で「建設的なフィードバック」ができているだけで
そのプロジェクト、会社はかなりいい方向に向くとプロNで実感した。
だからこそ、建設的なフィードバックと言う言葉でも
頭に止めて、月曜日のプロNに臨みたい。