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旅先で知らない人の結婚式に招待された話

私は海外旅行に出ると、なぜか現地でふと知り合ったはじめましての人の結婚式に招待されたことがある。1度ではない、2度もあった。

1度目は、スリランカ
空港で、日本が大好きなスリランカ人男性に話しかけられたのがはじまりだった

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姉の結婚式があるからサプライズでスリランカに帰るんだ(日本から)!よかったら、君たちもくる?

いや、いやいやいや、怪しい。

普通は、警戒して断るものだが、
警戒心のない私と友人は二つ返事でまさかの
YES!

でも、ドレスもお祝いの品も、お金もそんなに持ち合わせてないし…はじめましてだし迷惑じゃない?…と言うと、

スリランカでは、家族や友人以外にも、誰でも来ていいんだよ!それに、ご飯はビュッフェだからそんなの気にする人いないよ!お姉ちゃんもきっと喜ぶよ!!

ここまでくると、普通の人は絶対怪しんで警戒心剥き出しだと思うんだけど、本当にこのときの自分はピュアというかなんというか…
世の中の人みんないい人だと信じきってた(当時もう24歳くらいやったけど)。

結果、サプライズ結婚式は大成功して、涙するお姉さんとお母さまにもらい泣きして帰るという、一生の思い出に残る経験をさせてもらった。

ちなみに、その彼とは今でも交友が続いている。


2度目は、韓国

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韓国人の友達に会いに1人で韓国へ遊びに行ったら、

てか、明日○○の結婚式あるんだけど行く?

って急なお誘い

いや、○○さん知らないし、ご家族でもないただの友人がそのまた友人である私を誘っちゃっていいの?!ドレスもないよ?悪いけど知らない人にお祝儀包みたくないなぁ…と伝えると

ははは!何言ってるの!韓国は、日本みたいなカチカチの結婚式じゃないんだよ!
当日友人がそのまた友人を誘って盛大に祝うのなんて普通だよ!

らしい。

お隣韓国でも、結婚式ってそんなラフな感じなんだ…と衝撃を受けた。
結果、美味しいご馳走いただいて、ちゃんとブーケトスにも参加して、記念写真にも写ってきた。


いろんな文化があるんだなぁと改めて思った。
日本は、知り合いやお世話になった人、家族だけでパーティーすることが多いが、海外では
せっかくのお祝いなんだから、みんなで盛大に祝おう!知り合いとか知り合いじゃないとか関係ないよ!お祝いの気持ちが大事!!

ということなんだなと思った。

素敵だなと、思った。

たまに、私より先に結婚しちゃって悔しい、とか、ご祝儀貧乏だよ〜とかきくけど、
人の幸せを素直に喜べる人間になろうと思った

#一度は行きたいあの場所

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