見出し画像

サードプレイスでのイベント企画から得た、気づきの数々。

偶然にもまた新たなチャレンジの機会が巡ってきた。

私のサードプレイスでもあるNサロンCOMEMOHUB
今回そのメンバーでイベントを行うことになった。
さらにメインで担当させてもらったことで、準備から当日、その後まで多くの気づきがありました。
若干裏話も含まれますが、私自身の整理も兼ねnoteを書き始めます。

振り返りに先立ち、今回のイベントに際して、参加してくださった皆さん・サポートを含めてご協力いただいた皆さんには感謝です。
ありがとうございました。

イベントのきっかけは些細な会話

正直、いつどうやってこのイベントの話になったのか、うまく思いだせなかったのでメッセージを遡ることに。どうやら4月末から5月の頭のようだ。

イベント関連の話になり「いいですね!」と反応をした私。
もちろん目的やゴールを設定したうえで、必要であると感じたのであればやってみるとの選択肢があると思った。

その数日後には「どうですか?イベント係!」と連絡をいただいた。
イベントの企画運営も規模の大小問わず経験は多々あったので、そこまでのハードルもなく「いいですよ〜」とお返事し、担当に。

とはいっても、何を目的にどんなイベントをするのかは決まっておらず…正直この部分がないのであればイベントは成立しない状況のなか、今回のテーマはメンバーでの会話から決まった。

「Nサロン2期の時に受けて良かったと感じていた講座」のなかで現段階で予定されていなかった、日経新聞の記者さんによる日経新聞を通じたアウトプットの仕方を学ぶ講座。
以前に参加したメンバー間で盛り上がり、記者さんに依頼したところ快諾をいただき…本格的に動き出すことに。
改めてこのような状況下でも快諾してくださった渡部さんには感謝です。。

面白さと難しさを兼ね備えたチームでの準備

現在6名のチームであるが、イベント係は私を含め2人。
こちらでたたき案をつくってみんなに意見をもらった。

初めの段階から「いいですね〜」と言われると、暖簾に腕押しの感覚で正直不安になる私。
今回は2人の間でもなかったように思うが、「私は〜だと思う」「そうか、ちなみに…はどう?」との会話のなかで少しずつ磨かれるアイディア
ぶつかるポイントは認識や価値観の違いであるので、そこから相手を理解するきっかけになり、多様な意見を楽しんでいた私がいる。

一方で最終的に「決める」ことの難しさを痛感することでもあった。
今回の場合、その決断の数やもたらす影響は大きくなかったものの、日程や所要時間など、最後に「これでいきましょう」という人になれるかどうかはまた別問題。
結局これまでも「誰かに任せてきていたな」と自分の性格を再認識しつつ、「決めの問題だから5月29日で!」と言ったことを結構鮮明に覚えている。
今回は話の発端が5月上旬だったため、そもそも時間があまりなかったことも大きい。
迷っても先に進まないからこそ、もう少しサッと決断できるようになろうと個人的な学びになった。

「なるほど」と納得したオンラインイベントの怖さ

この2ヶ月間、私自身もたくさんのオンラインイベントに参加し、その度に登壇の方が「反応が見えないことが怖い」と話をしていたし、今回も事前に運営の皆さんから同様の話を聞いていた。
どうだろうな〜と若干半信半疑だったが、実際…確かにそうだった。笑

チャットやTwitterで会話があることが唯一の救い。
(途中で質問などしてくださった皆さんには感謝です。。)

運営側として反応が見えないからこそ、会が終わって参加者の皆さんがどうだったのか?参加してよかったのか?との部分は非常に気になるところ。
noteに書くことのハードルが高いと思うが、少しでも何かいただいた時間分の学びがあったらいいな…と切に願うしかない。
(ここは結構切実に。)

ちなみに、私は参加者になると、うんうんと頷きながらもメモや自分のなかで考えることでいっぱいになる。反応はあまり多くない方だと思う。
それでも今回のことをきっかけに、会の途中でも反応して一緒に盛り上げていくことができたらいいな…と改めて感じたところだ。

【番外編】「とりあえずやってみる」は未来への一歩

すでにお話した通り、たまたま巡ってきたご縁だが、やってみたことでの気づきはたくさんあった。
チームメンバーとの関係性や準備、当日の会やその後の振り返りから見えた自分自身の性格や想い。

やはり「とりあえずやってみる」ことに尽きるのだと思う。
もちろん全て想定通りいったわけでもない。
でもそのプロセスから学ぶことは想像以上に多かった

これは忙しさや面倒くささを感じたら終了してしまう話だ。
もちろん第一である体調を見極めることは重要だが、ここがクリアできれば軽くプールに飛び込む感覚で「やってみる」に越したことはない。

もちろんできなかったら早めにヘルプを出す。素直に。
分からないことは「分からない」と伝えて説明をしてもらい、「私は〜と思っているけれど、間違いなかったですか?」と聞いてみる。これも素直に。意外に理解できていなかったり、その原因が考え方など価値観の違いであったりすることに気づく。

「Nサロン」という場はその練習の場。特に今回は3ヶ月と期間が決まっているので、使い倒したもの勝ちな気がしている。

【番外編】アウトプットのためのインプットは楽しい

今回のイベントでファシリテーションをすると決まってから、イベントに参加する時の見方が少し変わった。
もちろん参加者であることには変わりなく、目的に対しての気づきやインプットも欲していたが、ファシリテーターや仕切りをしている人の言動にも目が向くように。
こっそり盗むようなイメージで「いいな」「参考になりそう」な事例がたくさん蓄積された。

むやみやたらにインプットするよりも目的を持ったインプットの方がより活きることにやっと気づいた最近。
アウトプットを求められるようになって働いた私自身の心理の一つだ。
アウトプットのためにはどんなインプットをすべきなのか考え、行動するようになった。
そして本からも学ぶことはできるが、やはり実際に現場の空気感を踏まえてやっている人からの学びはより腑に落ちていく感覚があり、これらもバランスであることも痛感。

先ほどの話と相反するかもしれないが、やってみることはもちろん大事。
でも一方でその先にある目的はやはり必要であると思う。
もちろんそれは誰かのためにではなく自分のためにでもいいと思うが、明確であれば迷うことはないし、手段が目的にすり替わることもないだろう。

【さらに番外編】今回気づいた私自身のこと

もともと場づくりには興味がある。
みんなで一緒に何かをやることが好き。だからこそイベントは大好き。
そのなかでも「みんなへ(で)何かを教える(教わる)」よりも「みんなである問いを深めていくこと」が好きで、そんな場をつくっていきたい。

実はこの話が今回の学びとして一番大きく、私自身のやりたいことの解像度が高まった

大学に入って以降、正解があるのは高校までの勉強であったと気づき、以後正解のない世界にずいぶんと苦しめられてきた。
だからこそ自分自身の意見だけでなく、他の人の考えや意見も気になるし、みんなで一緒に考えて進んでいきたい。

もちろんこれもインプットがないとアウトプットも出せない。
だからこそ今回のような教えてもらう場も必要であることも分かっているが、自分自身がつくり出したいか?といわれると、積極的なYESではない。
これまでその理由が分かっていなかったが、やっと気づくことができた。

私自身、生き方やキャリアに日々迷う人。多分一生変わらないと思う。
ずっともがいてくのだと想像されるが、それでもまずは目の前や細やかな幸せに向かって過ごす人と「それでいいんだよね」と一緒に再確認できる時間や場所をつくりたいのだと。

今の私のテーマは、心地よく生きること。
それに伴って、生き方やキャリアを軸に問いを持ちながら過ごしている。

先日もnoteに記したが、複業先はキャリアを中心に生き方を扱っている。
そして6月以降、そこでもイベントがたくさん控えており、早速これまでの気づきを活かし準備をしている。
最近、ある一つのことに取り組んだ後、そこでの気づきや結果をさらに別のことに応用することでいい循環が生まれており、パラレルで取り組むことのメリットも実感している。

チャレンジの機会は色々なご縁で巡ってくるもの。
目の前にきたそのチャンスには、まず掴んでみることをオススメします。
引き続きNサロンでもそれ以外でも、気づきや学びからさらにいい循環を生み出していきたい。6月も楽しい時間になりますように。

改めて最後になりますが、今回のイベントに関わってくださった全ての皆さんに感謝の気持ちを込めて。

ありがとうございます。今の私はたくさんの人生の先輩方にお世話になったからこそだと感じています。いただいたサポートでは、後輩が迷った時に話を聞く際のカフェ代に恩送りさせていただきます。