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自分の中の理想と現実


こんにちは。

2週間ほど前に、「身体は健康だけど、毎晩夢ばかりみて疲れている」なんて記事を書いたのですが……

その数日後から体調を崩してしまい、この2週間の間になんと3つの病気に罹りました…!
(どれも薬を飲めば普通に日常生活を送れるものなので、大事には至っていません◎)

頭痛持ちだったり月に一度の日が重めだったり、そういう体調不良はあるものの、病気や風邪はあまり罹らない方なので、わたしにしてはとっても珍しい事態。

しかも先週から新婚旅行を控えていたのもあり、最悪のタイミングで最悪の事態になってしまったのです。

結局大きく調子を悪くすることなく、新婚旅行は楽しむことができたのですが…

自分史上さすがに非常事態といえるので、原因について考えてみました。
 
 
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今回罹ってしまった3つの病気は、どれも「自律神経の不調」や「疲労」「ストレス」「抵抗力・免疫力の低下」などが原因でした。

…正直思うのは、ウイルスなどハッキリとした原因のないものは、こういった内面的な問題を指摘されるなぁ、でも普通に生きてるだけだからどうしようもないんだよなぁ…ということ。

ハッキリと病原があれば薬で治すことができるけれど、そうじゃないから心持ちなり、生活の仕方なり、日常生活を見直さなければならない。

ストレスや疲労を感じず生きる方法があるのならぜひともそうなりたいけど、そう簡単にはいかない…。

そんな現代社会と繊細な心が合わさって、こういう病気を招いてしまうのかもしれないですね…。
 
 
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とはいえ、今日この記事を書いているのは病気に罹ったことを落ち込むためではありません。

できるだけ心を楽にして、不調から身を遠ざけるための方法を考えたいからです。

…っていってもわたしは全く医療や心理に詳しい専門家ではないので、自分なりにはなってしまうけれど。
 
 
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こうして体調を崩すほどのストレス、実は心当たりがあるんです。

必要以上に自分を責めて、追い詰めた結果かなと思っています。

やらなければならないことを先送りにして、他者に迷惑をかけてしまうことがありました。

その人から責められたわけではないけれど、自分で自分の甘さに落胆し、最低な人間だとすら思ったタイミングもあります。

相手はそんなことを望んでいないし、自分を責めたって現状は何も変わらない。

そうわかっているのに、自己嫌悪が止まりませんでした。

でも表面上は早めに持ち直して、前向きにやるべきことを頑張っていました。

頑張り始めると少しずつ自分を肯定できるようになり、気分も上向きだったのですが…そんな時に体調を崩してしまったんです。
 
 
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ここまでの流れを振り返ってみると、体調を崩した原因は自分自身の考え方にありました。

「他者に迷惑をかけてしまった」という事実はもちろん反省しなければならないけど、

それを少しでも取り戻すことを目的にしていたのなら、必要以上に自分を責める意味はありません。

むしろ落ち込んでいることで効率が落ち、結果が出しづらくなってしまいます。

自分を責めることは無意味どころか、マイナスに働いている。

それなのに悪く考えてしまう原因は、「自分に失望したから」なんだと思いました。
 
 
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動物って本能で生きている(はず)なのに、人間だけ色んなことを考えて生きていますよね。

私なんかはその人間の中でも特に余計なことを考えすぎるタイプだと思っています。

そんな自覚をしている人、きっとたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

「同世代平均より年収が低いから、自分は無能なんだ。」

「そろそろいい歳だから、結婚しないと世間から見下されるかもしれない。」

「結婚したんだから、子どもを持たないといけない。」

「自分にはやりたいことがない、やりがいを持ってキラキラしている人が羨ましい。」

…挙げればキリがないくらい、私たちは「自分の心」よりも「他人との比較や社会での立場」を気にしてしまっています。

今回わたしが自分で自分を責めたのも、こういう普段から気になっている「自分の在り方」が許せなくなったからでした。

元々自分で納得いっていなかったものを、嫌な形で表面化させるきっかけになってしまったんですよね。

「こうありたい!」

そんな目標があることは素敵だと思うし、その向上心もきっと、その人の個性でとてもいいところだと思います。

でもそういった目標があるからこそ、それに反した自分に気づいてしまった時、人一倍落ち込んでしまうのかな…とも思うんです。

かといって目標を持てるという向上心や個性をなくすのは勿体ない。
(簡単になくなるものでもないですよね…!)

「ありのままの自分」と「こうありたい自分」のバランスをとって、上手に付き合っていけたらいいですよね。
 
 
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じゃあどうすればいいのか、って話なんですが…それがわかっていたら、きっと2週間に3つも病気になっていません。笑

だけどこの経験がなかったら、自分で自分を責めることがどれだけ心身に悪いのか、気づかずにいたと思います。

そうしたら、いつかもっと大きな病気に罹っていたかもしれないし…今でよかった!と前向きに捉えようとしています。

そんな今の自分なりに、自分の中の「理想と現実」のバランスについて考えてみますね。
 
 
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まず、前に書いた記事にも書いたことがあるのですが…
さくらももこ先生著書「コジコジ」の中に、こんな言葉があります。

「えっ悪いの?遊んで食べて寝てちゃダメ?
盗みや殺しやサギなんてしてないよ、遊んで食べて寝てるだけだよ、何が悪いの?」

この言葉を見る度、聞く度に「ああ、わたしって別にこのままでいいんだな。」と思うことができます。

張り詰めていた緊張が解けるというか、心がリラックスするというか。

もちろん、わたしたちはコジコジみたいな可愛いキャラクターではないし、漫画の登場人物ではなく、現実を生きる人間。

さすがに「遊んで食べて寝てるだけ」というわけにはいかないことの方が多いです。

だけど、だとしても、

「別に何者かになる必要はない、自分は自分のままでリラックスして、自分のすきなように生きていい。」

そう思うだけで、大分楽になる気がしませんか?

わたしはこの言葉を、忘れないようにしたいです。
 
 
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こうして「別に頑張らないありのままの自分」を認めた上で、目標を決めて向かっていくにはどうしたらいいのか。

「ありのまま」と、「こうなりたい」を一緒に叶えようとするのは少し矛盾してるようにも感じますが…できるんじゃないかと思っています。

今の自分が遠くにある理想の自分を追いかけるのではなく、「ありのまま」という土台の上に「こうなりたい」という目標を置いて、一緒に進んでいくイメージ…かな?

そういう考え方ができれば、目標に向かっていきながらも、今現在のありのままの自分を否定せずに済みます。

「今の自分がダメだから理想の自分を目指す」のではなくて、「今だって自分に価値はあるけれど、新しい自分に出会ってみるのもいいかも!」という前向きな気持ちで、挑戦していけるんじゃないでしょうか。
 
 
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少し長くなってしまいましたが…
今回のわたしみたいに、自分を責めて苦しくなったり、不調が出てきてしまった人の心が、ほんの少しでも軽くなったらいいなと思います。

コジコジ論、本当に最強です!

でもぐうたらしてるだけだと、それが逆に自己嫌悪の素になってしまうこともあるので……

ほどよく楽しく努力できると、自分のことをすきになれるのかなと思います。

それで疲れちゃった時は、遊んで食べて寝ましょう!!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました◎

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