魅力的なわたしでいること
できるだけ魅力的な人間でいたい。
わたしは物心ついた時からそういう気持ちが強くて、皆そうなんだと思っていましたが、そうでもないということに最近気が付きました。
誤解がないよう先に言っておきたいのは、わたし自身「いたい」と思っているだけで、既に魅力的な人間になれているとは残念ながら思えていないということ。
ただそう思いがちな性格だっていうだけなのです。
そりゃあですね、他人から良く思われるのと悪く思われるんじゃあ、良く思われた方がいいに決まってます。決まってますよね!?!?
というのがわたしの性格なのですが、世の中には「えっ、どっちでもいいなぁ。気にならない。」って言う人も少なくないみたいなんです。
道行く人にアンケートをとって統計をとったわけではないので、絶対とはいえないのですが…友人や家族と話していて、なんとなくの体感です。
考えすぎ、理想を追い求めすぎなわたしからすると、他者からの賞賛なく自分を認められるそういう人が羨ましくて仕方なかったりします。
何かを目指すわけでもなく、リラックスしていて、いい意味で深く考えすぎない人。
そういう人に魅力がないのかというと決してそうではなくて、むしろ「考えないことによる余裕」みたいなものが、自然と魅力になっているのだと思います。
以前はそういう人になりたくて、考えすぎる度に自分にダメだしをしていたのですが……
30歳になった今、やっと自分には向いていないと気がつきました。
そして、考えすぎたり目標を追い求めたりすることを、ネガティブに捕えなくていいのだということにも。
それぞれに、それぞれの良さがありますよね。
それぞれにそれぞれの良さがあるのなら、理想の自分を目指すこと、魅力的な自分であろうとすること自体、ちょっと矛盾してるかもしれない。
でもわたしは、自分のすきな自分でいることで心に余裕ができて、周りの人を大切にできる。
そして周りの人への感謝を表すことができていると心が満たされて、また自分をすきになれる。
そうしたら仕事も家事もなんでもがんばる気力がわいてくる。
そんな好循環があると思っています。
だからありのままの自分を受け入れるのと同じくらい、ありたい自分を目指すことも大切な気がするのです。
…とはいえ、いつもそれを意識することはすごくすごく難しい。
ありたい自分の姿はあるのに、悲しいことがあった時、イライラして仕方ない時、忙しい時や疲れている時はすべて投げ出してしまいたくなる。
自分の心と向き合う余裕がない時には、ありたい姿とかけ離れているのがわかっていても、その時の感情のまま投げやりになってしまうこともありますよね。
そうなると自分への信頼もなくし、ますます自分が嫌になっていく……という負のループ完成です。(笑)
でも気分が落ちている時にありたい自分でいられないことを責めてもいいことはなくて。
責めたところでやめられるわけではありません。
じゃあどうしたら負のループを回避できるのかというと、きっと回避するのではなく、早く抜け出す術を知っておくことなのかなぁと思います。
疲れた、悲しい、イライラ
↓
何も頑張りたくない
↓
何も頑張らない
↓
自己嫌悪
↓
疲れた、悲しい、イライラ……
だったものを、
疲れた、悲しい、イライラ
↓
何も頑張りたくない
↓
何も頑張らない
(人間完璧じゃないし、そんな時もあるさ)
↓
今頑張れなくてもありたい自分があることを
意識できているだけ偉い!
↓
そろそろ頑張ってみるか
という具合に…。
心に余裕がなくなって、ありたい自分であるためのアクションがなくなったとしても、目指すところのマインドは変わっていないはずなので。
挫折モードな部分の時も頑張れていない、ありたい自分ではない!と思い込むのではなく、そういうところも含めて自分らしさなのだと思えたらいいんだと思います。
欠点だと自分で思っている部分も、うまく付き合っていけたらそれはユーモア!そんな気持ちでいられたらいいな。
それではここからは、散々書いてきた「ありたい自分の姿」つまり「わたしが思う魅力的な人間」についてメモ感覚で書き残しておきます。
ハッピーオーラを纏う
ハッピーオーラっていう言葉、昔からすごく好きです。
わたし的には色で言えばイエロー!って感じのひと。
ただいつも明るく元気で賑やか!というよりは、幸福感が溢れていて笑顔が印象的な人…かな。
人間だから不平不満がゼロなわけではないけれど、それを表面に出さず感謝の気持ちで溢れてる人。
そういう人は自然と幸せそうに見えるし、一緒にいるだけでにこにこ笑顔になってしまう。
ありたい姿にはいくつか項目があるのですが、わたしが1番肝にしている部分といっていいくらい大切!
自分の意思を持ち凛としている
ブレない自分の軸を持っているひとも、とても素敵だなと思っています。
頑固で他人の意見を寄せ付けないのではなく、さまざまな考えを柔軟に受け入れた上で自分は自分と思えること。
それを大切にしたいな。
心の中には硬い意思があっても、他者に流されちゃうなんてこともあるので…あくまでしなやかな態度で自分のアイデンティティを守れる女性は賢く強いなぁと思います。
ただ凛とした雰囲気を纏うにはある程度、部分的にでも自信が必要だと思うので…
自分との約束を守ること、自分を信頼することが、はじめにできることかな?
優しい心
他者に優しくすることって、心に余裕がないとできないと思うんです。
もちろん人間関係を築く上で嫌われないように、最低限の思いやりをはたらくことはできます。
だけどそれ以上、プラスアルファのささやかな優しさは、自分が満たされてこそできる気がしています。
ランチにいく相手のすきなお菓子を手土産に持っていったり、日々の当たり前を当たり前と思わずありがとうと口にしたり。
そういう心が、自分も周りの人も気持ちよくしてくれる気がします。
チャーミングで可愛らしい
女性である以上(もちろん男性でもありたい姿に合わせた魅力を)、可愛らしさは永遠に忘れたくありません。
スキンケアだったりスタイル維持だったり、オシャレにきを抜かなかったり…
外見の努力も絶対に忘れないようにする。
見た目を着飾ることが、まずは自分の自己肯定感をわかりやすくあげてくれるはず。
そうすることによって内面に気を配る余裕が出てくる気がします。
内面に関してはどんな感情もチャーミングに表現すること。
たとえば結婚したり長くお付き合いしていたりするパートナーには、つい気を許して怖い顔で怒ってしまうこともあります。
だけどそんな自分が魅力的なのか?可愛らしいのか?客観的に見る視点も時には必要なのかもしれません。
同じ怒るでも、同じ悲しむでも、チャーミングに。
同じ喜怒哀楽でも、明るい表現をできるひとは自分自身も周りの人も楽しくさせられますよね。
すぐに自分の理想どおりの、魅力的な人間になれたら誰も苦労しません。
少しづつではあるけれど、魅力的になることを目指して日々むくむくと成長していく自分を、可愛らしいと思って温かく見守る気持ちでいられたらいいですね。
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