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手づくりの温かさ


ハッピーバレンタイン~!

バレンタインでもクリスマスでも「企業の作戦なんだよ」とか「宗教ごちゃまぜだな」とかっていうツッコミを見かけることがある。

それはごもっともなんだけど、理由が何であれイベントごとは乗っかって、楽しめる時は楽しみたいなぁってわたしは思う。

と言いながらも今年は当日中に彼とは会えないので、後日改めて渡す予定…!
まぁそのへんはやらなきゃ!って思いすぎず、余裕を持って楽しめたらいいなぁ。

来年も再来年も、そんな感じで大切にしていきたいですな。


今日はそんなバレンタインとは切っても切り離せない、「手づくり」についてのおはなし。

ぶっちゃけて言うと大抵の場合、「買ったもの」と「手づくりのもの」でクオリティが高いのは、前者かなぁと思う。

プロがプライベートで作ればまた話は別かもしれないけど、そうじゃなければ味も形も買った方がいいのは普通のこと。

だから「手づくりをもらうのはニガテ…」と言う人の気持ちも、全然理解できる。

プロより素人の作ったものがいい!!!と条件なしに思っている人なんて、たぶんいないんじゃないかなぁ。

だけどそれでも「手づくり」という概念がいつまで経っても消えないのは、「買ったもの」にはない魅力があるからで。

それが「真心」なんだと思う。

手づくりするということは、相手のために作るのだから、それはその人だけの「世界にたったひとつ」のもの。

その気持ちが嬉しいから、何でも買って手に入れられる令和になっても、「手づくり」は消えない。

わたしが10代の頃はこれに正直気づいていなくて。

バレンタインに関して言えば、「彼女だから作るものかな」と思って作っていたくらい。
もちろん、それを好きな人が喜んでくれるのも嬉しかった!

だけどたぶん「手づくり」そのものの素晴らしさというのを考えるようになったのは、ここ数年のこと。

じゃあこれをバレンタインじゃなくて、日常生活にありふれたものにしてみたらどうだろう。
「手づくり」という選択肢が浸透していないから、「買う」方法をとるひとは多いと思う。

たとえば「壁に飾るスワッグ」とか「ソファに置いてるクッションカバー」とか。

人にあげるっていう目的がない分、「手づくり」の醍醐味である「真心」を込める必要性を感じにくい。

だから「手づくり」のハードルがぐんと上がって、買う人が多いんじゃないかな。

だけどこういう日常にありふれたものにも、他人に向けた「手づくり」とはまた違った魅力があると思うんだ。

まず自分のために、自分が暮らす生活空間のために、手間をかけて「手づくり」しているという時間。
それは思っている以上に、自分の心を満たしてくれるもの。
これはたぶん、「自分を丁寧に大切に扱っている」という気持ちになれるから。

他人に「手づくり」をしてもらった時に「わたしのために作ってくれたんだ」と嬉しくなるのと同じように、
自分で自分を嬉しくさせている。

はじめは「買った方が早いのに!」って面倒に感じてしまうけど、「手づくり」を積み重ねて当たり前にしていくと、すごく温もりのある毎日を過ごせるんじゃないかなぁ。

…なんて言っているわたしも究極の面倒くさがりで、「手づくり」の機会はそんなに多い方じゃあない。

だけど自分に子どもが生まれたら、そんな温もりのある家庭で育てたいなぁというのが、密かな夢。

自分や他人を喜ばせる「手づくり」が習慣化するということは、真心を持つ時間も自然と増えるものだから。

きっと温かい幸せを感じられるんじゃないかなあって、そう思うのです。

だからわたしはこれからも、できる限り「手づくり」を大切にしていきたい。
もちろん、無理のない程度にね。

とはいえ手づくりで下手くそなものを量産し続けるのも気が引けるので、クオリティを上げる努力は怠らないようにします!(笑)

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