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2020.7.8 エッセイ日記 *私を見つめて。

外は、雨が降っている。自宅マンションの前の川もかなりの水かさと濁流だ。
毎年来る梅雨だけれど、どこかで災害は起きてしまう。とても残念。こんなに技術は発達しているのに。 つい最近読んだ辻村深月さんの『凍りのくじら』に、ドラえもんが出す道具があったらいいのにといった感じの会話が出てきたりする。
今の状況は、まさしくそう思う。

仕事を終えて、買い物をして自宅に着き、朝洗っておいた食器やフライパンを食器棚に片付けて、お米を研ぎ、大根を短冊切りにしてゆでる。絹さやも茹でる。肉を炒めてそこに茹でた大根とうすあげを一緒に炒めて出汁をいれて砂糖、醤油で味を整える。
そして、今日半額の剣先イカ140円。新鮮で安い。

食事が出来上がると、最近観れるようになったNetflix。リモコンに『愛の不時着』と声を出す。一時間だけ観ることにしている。観る楽しみが早く終わってしまわないように。

見終わると、読書をする。そのうち寝てしまう。シャワーを浴びて眠気を覚ます。
そして、もう日付け変更。
これが夜のルーティン。
昨日の七夕の笹と短冊が、雨でしなっている。
来年の七夕はどんな年になるんだろう、そう思いながら夜の雨音のなか湿った空気が肌にまとわりついき、片付ける。
そういえば、今日観た『愛の不時着』で主人公が彼とは七夕の織姫と彦星のように…なんて言ってた。

こういう状況なので仕方ないが、このところ日本のドラマは再放送ばかりで、一度観たドラマなので、次はこうなるよ確か、やっぱりそうだったと答え合わせをしているような気分になる。何か退屈。
『愛の不時着』は、そんなときに出会ったドラマで、非現実逃避で楽しんでいる。

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