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ライターになったきっかけ

私は現在、開業して5年目の専業ライターです。インテリアや収納など、ライフスタイル系メディアを中心に、これまで500本以上記事を書いてきました。

今回のnoteでは、ライターをはじめたきっかけについて振り返ります。


きっかけは「うつ病の再発」

私がライターの仕事と出会ったきっかけは、「うつ病の再発」だ。

高校2年生のときに初めて「うつ病」と診断されてから約15年。これまで数え切れないほど再発を繰り返してきた。けれど、今回は大きく違っていて。

うつのぶり返しと、離婚の成立が重なったのだ。それは約1年にわたる調停が終わり、「これからは私の収入で生活していくんだ」と覚悟を決めたタイミングだった。

しかし、気持ちとは裏腹に体が言うことを聞かない。初めて手に入れた正社員の仕事である美容師アシスタントは、休職を経て退職。「寝込んでいる場合じゃないのに」と、焦りだけが募る。

▼そんな中、今までにはない以下の考えが浮かび上がった。

・この先何度もうつが再発すれば、娘にも迷惑が掛かる
・お金を稼ぐ以前に、仕事を継続することが大切なのでは?
・人より繊細な私でも続けられる働き方ってなんだろう

そこで私は、うつ病経験のある人たちがどんな仕事をしているのか、ネットで調べてみることに。

すると、うつ病がきっかけでWebライターを始めたという、たぐさんのブログにたどり着いた。

それが私とライター業との出会いである。

▼こちらのたぐさんのnoteには共感が止まらなかった

「自宅でできる仕事なら、私でも続けられそう!」と希望が見えた。しかし、「もう失敗したくない」と慎重になっていた部分もあり、そのときは踏み出す勇気がなかった。

過去の自分が背中を押してくれた

「今すぐ動くのが怖いのなら、まず自分のことをちゃんと知っておこう」と思った。「私にとって何がストレスなのかが分からなければ、どんな仕事に就いても同じことを繰り返してしまうかもしれない」と考えたのだ。

生い立ちから、これまでしてきた仕事まで、徹底的に振り返った。同時に断捨離もすることに。

学生時代の思い出グッズを整理していると、大量の日記や作文、台本、詩を発見。そこで気付いたのだ。「そういえば、いつも何かしら文章を書いていたな」と。

無意識に継続できるなら、好きかどうかは別にして「苦ではない」ということ。無理のない働き方には、フラットな気持ちで続けられることが大切だと感じた。

そしてようやく、Webライターに挑戦する決心がついたのだ。過去の自分に背中を押してもらったような気分だった。

うつを再発させない働き方を目指して

体を壊してまで、できないことを頑張る必要はないはず。うつ病の再発を通して、「心と体に、なるべく負担が掛からない働き方をしよう。それが私にとっての『安定』だから」と考えるようになった。この働き方に出会って、やっと本当の自分になれた気がする。

仕事は私の一部だ。「お金を稼ぐだけの手段」とは、どうしても割り切れない。

とはいえ、生活するためには収入が必要だ。他のライターさんの「○か月で○万達成」という成果報告を見て、焦ることも多々ある。そんなときは「何のために働くのか」という原点を思い出し、人と比べないようにしている。

あなたの「働く目的」は何ですか?改めて考えてみると、本当の自分が見つかるかもしれません。


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