もっと感覚的に生きてみようと思う
今まで私は、頭で考えながら決断してきた。だって、感覚には根拠がないから。その結果、なぜだかいつも、自分から苦しい道に飛び込んでいたような気がする。
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高卒の資格を取得してから、おもに服や雑貨の販売員として働いてきた。
だけど、離婚を決めてフルタイムでパートしているとき、約10年お客さんとして通っていた美容院のオーナーさんに「正社員として働かない?」と声を掛けられた。
美容師アシスタントは、まったくの未経験だ。それ以前に美容師を目指したことはもちろん、専門学校にすら通っていなかった私。転職を決断するには、かなりの勇気が必要だった。
無理やり言い聞かせて、転職を決めた。
美容師アシスタントとして初出勤の日。
店に足を踏み入れた瞬間、「逃げろ」って心の私が叫んだ気がした。
でも
と自分を納得させて、心の声を無視した。
けれど、通勤を繰り返すうちに、どんどん体と心の調子が悪くなっていく。
シャンプーやコンディショナー、カラー剤が混ざったにおい。私には音量が大きすぎるBGM。
オーナーさんのゆるふわキャラは、お客さんに接するとき限定だったことを知る。
暇さえあれば、笑えない下ネタばかりの先輩たち。お客さんの手作りの差し入れを「こんなんゴミやで」と楽しそうにディスる、先輩の彼氏……。
とにかく気分が悪かった。
結局、4か月後に私はこの場所から「逃げた」のだけれど。
先日、ある講座で「7日間決めたテーマに沿ってnoteを書く」と言う方法を知った。
影響を受けやすい私は、さっそく1週間試してみることに。
というのが正直な感想だった。もちろん今の私の場合であって、この方法が合う人もいると思うけれど。
7日のうち1日はノウハウ系のテーマで
と感じた。
そこで気付いたのだ。感覚的に。
私は「今この瞬間に一番心に残っていること」を書きたいんだなって。
以前なら「続けてみなくちゃ分からないし」と頭で考えて、自分を説得して、しんどくても決まったテーマで渋々書き続けるか、noteでの発信自体をやめてしまったと思う。
でも、もう分かった。
私はもっと自分の感覚を信じてみたい。何の根拠もないのに心の声が叫ぶって、考えてみたら、ものすごく強烈なメッセージのはずだから。
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最近、私の心が「逃げろ」と言ったのは、この冬に旅行で訪れた、原宿の喫茶店だった。理由は分からない。でも、今回は迷わず逃げた。
結局、マクドナルドでお茶をすることになったんだけど、それで良かったと思っている。
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