ウソをつかなくても平気な場所【カウンセリング】
こんにちは、はるねずみです。
今日は、以前通っていたカウンセリングについて、今思っていることを話したいなと思います。
札幌はもうすっかり雪景色で、車に乗る前には車の上や回りに積もった雪をどけなければならないし、地面を歩くときには、雪の下に隠れた氷で足を滑らせないように、体重をかけながら小股で歩かなければなりません。
そんな雪が降り始めたころ、つるつるした歩道を歩きながらふと、
「カウンセリングってこのために通うんだな」
と思いつきました。
雪が降らない地域で生まれ育った人にとっては、少しイメージしにくいかもしれません。
逆に私も、雪が降らない地域では真冬でも夏に履くのと同じスニーカーを履いて歩くと知って、驚きました。
雪が降る地域では、冬にはブーツでもなんでも、滑り止めのついたものを履く人が多いです。(靴底がギザギザしていたり、ゴムで出来ていて滑りにくくなっているものなど)
別にわざわざ靴屋さんで買わなくても、ユニクロでもGUでもそういう靴はあるんですけどね👀
(だからきっと、雪が降らない地域の人々も、あえて意識せずにそういう冬靴を選んでいるんだと思います。)
話を戻すと、つまり、カウンセリングっていうのは、そういう「冬靴 」を一緒に選んでもらう、そのためのアドバイスをもらう場所とも例えられるのかな?と思ったんですよね。
「生きづらさ」を抱える人にとって、普通の人が当たり前にできることが出来なかったり、出来ても人より時間がかかったりします。
それはまるで、雪でつるつるに凍った道を歩くのが難しく感じるのと似ているなぁと…
普通の人と同じ道を歩いていても、スタスタと歩けなかったり、うまくバランスを取れなくて転びやすかったり、大変な思いをしながら歩かなければならない。
それは、その人自身の体力とか身体的な理由もあるかもしれないけれど、「冬靴」を持っていないからかもしれません。
雪道に対応した滑りにくい靴を履いていれば、凍った道を歩く時にもそこまで恐怖心を抱くことなく落ち着いて歩けるし、足元にばかり注意を向ける必要もなく、スニーカーで歩くのと比べて何倍も滑りにくくなるはずです。
でも、その人たちはこれまでの人生で、「冬靴」というものの存在を知らなかったり、知っていてもどうやって自分に合うものを選べばいいのか分からず、結局手に入れられないままだった可能性もありますよね。
生まれた時期も、育った環境も、何もかも違う人たちが皆「このやり方をすれば上手くいく」という方法はないはずです。
「この人にはこういうものが合いやすい」
というパターンはある程度あるかもしれないけれど、それでもしっくりこさせるには、その人向けに色々アレンジする必要がありそうです。
人に頼らず、それを自分で選んでいる人が多いと思います。
それがぴったりはまって何不自由なくスタスタと歩ける人もいれば、はじめは良かったけど歩いているうちに靴擦れしてきちゃった、という人もいるかもしれません。
そういう時のために「カウンセリング」があるのかなって思いました。
みたいに相談するんです。
カウンセリングをしてくれる人、つまりカウンセラーは、ここで例えるなら「冬靴アドバイザー」みたいな…🤔💡✨笑
色んな足の形や特徴、歩き方の癖などの知識があって、冬靴にも詳しいから、
と、一人一人の足にあった靴を選ぶお手伝いをしてくれるんです。
底がたいらのスニーカーで、つるつるした横断歩道を慌てて走ったりしたら、高確率で転んでケガしたり、最悪の場合車にひかれてしまいます。
歩きにくいのは自分が悪いからじゃなくて、そもそも、バランスの取り方や転びづらい歩き方を知らないとか、道に適した靴を履いていないからかもしれません。
なんでもかんでも相談したり、ずっと通い続けることは、経済的にも時間的にも難しいけど、どうしても困ったときには選択肢のひとつとして、これからも持っておきたいなと私は思っています。
でも、そういう場所は決して「カウンセリングルーム」とかと呼ばれる場所や、専門家相手でなくてもいいのかもしれません。
家族でも友達でも同僚でも恋人でも、行きつけのカフェのマスターでも…
大切なのは、嘘をつかずに自分の本当の気持ちをサラッと話すことができる相手や場所を見つけて、そこで相談することなんだと思います。
そういう「居場所」はきっと人それぞれあるはずです。
というわけで、雪が降る地域に住んでいるみなさん、そして、これから雪が降る可能性が1パーセントでもある地域に住んでいるみなさん。
足元にお気をつけて、歩いてくださいね⛄️✨笑
最後までお読みいただきありがとうございました!
また次回、お会いしましょう( ◜▿◝ )
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