私の隣に座りたい人などいない。【"自由"がつらい】
休憩室からこんにちは!はるねずみです。
最近noteを書くための時間があまり取れず、それでも話したいことが積もりに積もって「いつか書こう(話そう)」と思っているうちに抱えきれなくなってくると、ゲリラ執筆することにしています。
短時間で全く読み返す事もせず、バーッと思いついたままスマホで打って投稿しているので、言葉足らずだったりするのですが…
それでも意外と、そんなふうに勢いで書いた記事が色々な方に読んでいただけていて、すごく嬉しいです。
いつも読んでくださっている方も、今回初めてこの記事を開いてくださった方も、ありがとうございます。
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今日も今日とて、職場での出来事について話します。
私の職場(コールセンター)では、座席は自由となっていて、毎朝早く来た人から順に、座りたい席を選べるようになっています。
とはいえ、ある程度歴が長い人の場合は、自由席と言えどほぼ毎回決まった席(その人のお気に入り、定位置のような席)に座っていたりします。
あとは、入った時期が同じくらいだったり、そうでなくても気が合う方同士が横並びで座ったりしています。
私は昔から、こういう「自由」が少し苦手でした。
学生の頃、
「好きな人同士でペア(グループ)を作りなさい」
という指示が出されることがありました。
そういうとき、いつもオロオロしました。
なぜなら私が、
「この人とペア(同じグループ)になりたいな」
と思ったとしても、相手がどう思っているかはわからないからです。
もし私が、
「一緒のペア(グループ)になろうよ!」
と誘ったとして、相手が応じてくれたとしても、本心では、
「あーぁ、あの人と一緒が良かったのにな(あっちのグループが良かったのにな)」
とガッカリさせてしまうかもしれないからです。
だからこういう場合、たいていは受け身でいることが多かったんです。
中学や高校の修学旅行も、何となくいつも一緒にいるメンバーのグループに入れてもらったものの、どこかよそよそしいというか、遠慮してしまうところがありました。
そんな私なので、今の職場のように「自由席」で、「どこでも好きな場所に座っていいよ!」というルールが、かえって難しく感じてしまうんです。
「私が隣に座ったらどう思うだろう。」
「嫌じゃないかな。」
「他の人と隣に座りたいんじゃないかな。」
「私がここに座ったら、この人の隣に座りたい人が座れなくなっちゃうよね」
こんなふうに考えてしまうんです。
だから、今の職場に入りたての頃は、あえて出勤時間ギリギリに来て、「余っている席」に座るようにしていました。
自分で自由に選ぶ、という権利を放棄することで、「空いた穴を埋める」存在になれればそれでいいかと思ったんです。
余っている席なので、そこに座ったとしても、よほど私のことを嫌っている人でない限り、そこに座って不快にさせることはないと思うからです。
それで、初めはそれが気が楽だと感じていたのですが、ちょっと問題が発生しました。
それは、やはり私自身にとっても、
「この人の隣にはできるだけ座りたくないな」
と思ってしまう存在の人がいたことです。
嫌いというわけではないのですが、私が勝手に、プレッシャーを感じてしまったり、お互い変に気を遣いすぎてしまったり、それによって仕事以外の部分で気を張りすぎてちょっと疲れてしまうという日が何度かあったんですよね。
それから私は、「やっぱり席を選べた方がいいかもな」と思い直しました。
そしてここ数日、私は決まった席に毎回座ることにしてみました。
その席の右隣には、いつも固定で座っている50代くらいの男性が陣取っているのですが、一、二度その人の隣に座ってみた結果、居心地の良さを感じたんです。
初めのうちは、その方のことをあまりよく知らなかったので、実はいい印象がありませんでした。(電話対応などの様子を聞いていて)
ただ、実際話してみるととても落ち着いていて、こちらに対して変に気を遣うような素振りもなく、とにかくいろいろ話しかけてくれるんです。
無理して話題を振っているとか、間を埋めるためにとか、そういう雰囲気も感じさせずに、です。
だから私も同じように、自然な感じで相槌を打ったり、逆にこちらから質問してみたりしていると、「楽しいな」と純粋に感じられました。
人と話すとどうしても気が張りつめて、どんなにその瞬間楽しくても、後で1人になってドッと疲れが押し寄せてきたりすることもあるのですが・・・
その方の場合はそれを感じませんでした。
だから私は、その後も連続で、毎朝少し早く出勤し、その人の隣を真っ先に選びました。(今日も)
誰とも話さないのも、それはそれで孤独や素材感を感じてしまう。
でも、気をつかったりつかわせたり、表面的すぎるやり取りはどうしても苦手に感じてしまう。
そのバランスがとてもちょうどよく感じます。
だから私は、
「いい方法が見つかって良かったな」
「そうか、こうすればいいんだ」
とホッとしたんです。
その男性の隣を、自分の意思で自由に選んでいながらも、「毎回ここ!」と決めうってしまうことで、「どこにしようか悩む」という悩みをなくすことができました。
選択することは少なければ少ないほどストレスがなく、効率がいいと言われます。
だからそういう意味で理にかなっていると思いました。
ただ、果たして本当にこれでいいのか・・・?
という疑問が、今日浮かびました。
その男性がお休みで、出勤していない日、私はどうするのか?
ということももちろんそうなのですが…
自分が悩まなくて済む、苦しみを手放す、生きやすくする工夫って、果たしてこういうことなのか?
なんだか分からなくなりました。
いつもいつもその男性の隣に座り、その方とだけ楽しくおしゃべりすることは、間接的に、それ以外の人たちを「遠ざける」「距離を置く」振る舞いになっていないか?と気づいたからです。
それは本来私の望んでいることではありません…
出来ることなら、誰と隣に座っても、その方とお話しする時のようにリラックスして、笑ったり、自分の気持ちをありのままに表現しながら、楽しく会話に花を咲かせたいです。
そのことに気づいたきっかけは、今朝のことでした。
いつも通り少し早めに出勤した私は、これまたいつも通り、私より早く陣取っている男性(以降Aさんにします)の左隣の席を確保。
私の左は二つ席がありましたが、どちらも空席でした。
ちなみに昨日は、私と同時期に入社した女性が私の左隣に座ってくれていて、仕事の合間に世間話などをしていたのですが…
今日、その女性(40代か50代、Bさんとします)は、私の隣には座ることなく、同じ列の反対側の端に席を確保したのでした。
それを見て私は、
「あ、もしかして…」
と思ったんです。
実は昨日Bさんに、
「Aさんってすごい喋るんだね~笑」
「○○さん(私)独り占めされちゃう笑」
と言われていたんです。
実際私は、昨日はAさんBさんに挟まれた席で、Bさんに話しかけられるままそれに応じていたことにより、割合でいうと7:3くらいでAさんと多く話していたんです。
だからもしかしたら、それでBさんに、
「○○さん(私)の隣に座っても退屈だな」
「Aさんと喋ってばっかりだな」
と、残念に思わせてしまったのではないかと、今朝 空席のままだった私の隣を選ばず、あえて別の席に座ったBさんを見て思ったんです。
それで、先ほどの気づきが頭に浮かんだんですよね。
もしかして、私がAさんの隣にいつも座り、Aさんとばかり話をすることによって、(私がそう望んでいないとしても)周りの方に対して距離を置き、遠ざけてしまうのではないか、と・・・
だってそれは、この記事冒頭で話したような、
「○○さんの隣座ってもいいのかな?」
「○○さんはAさんと話したいんじゃないかな」
「私がここに座ったらどう思うかな」
という不安を、私が他の人に抱かせかねないからです。
それでは、Aさん以外の方といつまで経っても打ち解けることはできず、Aさんが居ない日は私はきっと疎外感を覚えます。
それが果たして、私の「働きやすさ(行きやすさ)」の役に立つんだろうか??
周りの人に良くない影響を与えてしまうのではないか?
そんなふうに、また次なる問題が浮かんできたのです。
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と、まぁそんなこんなで…
とりあえず、明日は少し遅めに出勤してみようかなぁと思ったり、思わなかったり・・・😂笑
悩み解決の糸口が見つかったと思ったら、そこからまたさらに悩みが見つかって、その繰り返し。
「どうして私はいつもこんなことで難しく考えてしまうんだろう」
そう思って情けなく、恥ずかしくなります。
人からはよく「悩みがなさそう」「何を考えてるか分からない」と言われたりしますが、実は毎日毎時間、こんなふうに自分で生み出した悩みで頭を抱えていて。
でも、なんとか試行錯誤してみたり、アイディアを絞り出したりして、少しずつ変わろう、前進しようとしています。
こういう、人には言わない頭の中のことをnoteに書き出すことによって、これを読んでくれた人だけには、
「へぇー、この人もこの人なりに悩んで頑張ってるんだなぁ」
と思ってもらえたら、それだけでもほっとすると言うか、ひとりじゃないような気持ちになれるんですよね。
いつまでも解決しない悩み、見えない敵(自分自身)との戦いで疲弊しながらも、見守ってくれている人がいるということは、私にとってはものすごく心強いことなんです。
だからこそ…
ちまちました悩みや気づきを、ときどきゲリラ投稿したくなるのです。
ではでは、最後までお付き合いありがとうございました!
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