見出し画像

選挙に行かないほうが「民主主義への挑戦・冒涜」ですよね

はじめに

2023年11月6日。
格別これ!という記事はないのですが、岸田文雄のディープフェイク動画がSNSで拡散されているというニュースがありました。

松野官房長官も記事内で

松野博一官房長官は6日午前の記者会見で「政府の情報を偽って発信することは、民主主義の基盤を傷つけることにもなりかねず、行われるべきではない」との見解を示した。

としており、「民主主義の基盤を傷つける」云々の話があり、そういえば前にもこういった発言が続いた時期があったなと思いまして。
正直、「2023年10月に鈴木宗男が無断でロシアに行って維新を除名」の件でこの「民主主義への挑戦・冒涜」というような記事を書きたいと思っていたのですが、完全にその時期に忙しくなって書けずじまいだったところ、このニュースがあり、改めて書こうと思いました。

ちなみに今回の岸田文雄のディープフェイク動画を見ましたが、これはまだ本物だと思えないくらいクオリティが低いですね。
海外ならもっとクオリティが高くて、本物かどうか判定が本当にわからないくらいのものが作れると思います。

ただ、これを今のタイミングで出しきてニュースにしていることに意図を感じます。
この後、岸田文雄や河野太郎のディープフェイク生成大会が繰り広げられるんじゃなかろうかと思います。
どんな動画がこれから出てくるのか見ものです。

これはちょっと本題からずれますので、気になる方はこちらの記事をぜひご覧ください。


2022年7月の安倍晋三襲撃事件

では本題に。

2022年7月にあった安倍晋三襲撃事件では、参議院議員選挙の直前にありましたが、当時の議員や政治家、コメンテーターがこぞって「民主主義への挑戦・冒涜」という言葉を街頭演説やSNSで発言されていました。

テロ行為があった時にもこの言葉がよく使われるようです。
まぁ要するに「民主主義に基づいた投票行為を持たずに妨害や攻撃をすることは非難すべきだ!」と言いたいんじゃなかろうかと思います。
※結局のところは統一教会絡みだったので、ちょっと的外れになりました


2023年3月のガーシー元参議院議員除名

僕がよほどこれのほうが「民主主義への冒涜」だよなと思ったのが、ガーシー元参議院議員の除名問題です。

有権者の皆さんが選んだ人が除名決議を発議してやったんだから問題ないだろというのもわからなくはないですが、少なくともガーシーに投票した人の民意については冒涜されてるんじゃなかろうかと思います。

ガーシーに得票数は「287,715票」です。
もちろん比例代表と小選挙区で得票数を比べるのは無理があるのは把握しているのですが、岸田文雄の2021年の衆院選の得票数は「133,704票」です。

これは正直「民主主義ではない、数の暴力だな」と思いました。
同じ土俵に立って同じように投票されて選ばれた人を、数の暴力で排除したんだなという印象を持ちました。
この投票した287,715人に「除名するけどいい?」って聞いてからの除名なら納得できます。

民主主義への冒涜は議員自身がやってるよねということが言いたいです。
一応記述しますが、僕は別にガーシーのことを支持しているわけではないし、擁護するつもりも一切ありません。


2023年10月鈴木宗男のロシア渡航

お騒がせ議員の一人、鈴木宗男が先月2023年10月に党には許可を取らずにロシア渡航し、「ロシアの勝利信じる」的な発言をしたということで、除名処分騒ぎがあったことは記憶に新しいでしょう。

結局のところは自ら離党したことになりますが、個人的には何がダメで、何が問題だったのかはよくわかっていません。

「ロシアの勝利を」に関してはまぁ個人の意見であれば問題ないと思いますし、事実ベースな気がしてなりませんし、いち日本の政治家の発言としてはよくいったなということも思います。

で、勝手に行った(とされる)ことについては完全に問題ないと思います。
なぜなら、政府関係者はロシアに入国すらできない今、個人外交が有効だと考えるからです。

政府関係者が入国できないところに入国でき、ロシア外務省とパイプを持つ人を政府としても利用しない手立てはないと思います。
むしろ政府としては行ってこいというべきだし、行って話したことについては良しとすべきなのではなかろうかと思います。

なんか感情論的に「何してるんだ!」的な人がいますが、これも的外れですね。
個人外交は普通にやるべきだと思います。
(どこかの政党のエッフェルさんとかのフランス研修(笑)よりは遥かに有効だと考えます)

個人外交が有効だということについてはこちらの記事がわかりやすいかなと。

ここでもありますが、感情論でワーワーいう人たちは「平和ボケ」だと言われてもその通りだと思います。
感情論ではなく、理性的に考えてほしいなと思います。

これを非難するのが、「民主主義への冒涜」だなと感じています。


選挙に行かない奴が一番冒涜

結局のところ、これが言いたいです。
選挙に行かない人、行ってもしょうがないよねみたいな論調こそが「民主主義への冒涜」であると思います。
民主主義である以上、それが僕らにできる行動なのですから。

「投票先がない」という人は白票でいい。

その前に調べろ。情報が勝手に自分のところにやってくると思うな。

「行ってもしょうがない」という人はひとまず行け。白票でもいい。

20代30代で投票に行かない人は、最近バズってる安芸高田市長の言葉を借りますが、「恥を知れ、恥を」。

自分の生活が苦しいのは投票行かないからだ。

別に今のままでいいなら自民党でもいい。

もちろん投票以外にも方法はなくはないです。
署名活動だったり、デモに参加してみたり、こんな記事を書くことでもいいんじゃないかと思います。

人のせいだけにするんじゃ何しても変わらないです。
なんか行動したらいいんじゃないかと思います。
本当に今のままで大丈夫だよねという平和ボケならそのままで大丈夫です。


おわりに

今回は一言だけ。
自分にやれることをやってください
以上です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?