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子どもに対する「後悔」をポジティブに活かす〜おかあさんラジオvol.124

おかあさんラジオは、Webマガジン「おかあさん新聞」に連動して、子育てを通して自分も、子どもも好きになれるようなヒントやエピソードを5〜10分ほどでお届けしています。

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さて、今日のテーマは「子どもに対する”後悔”をポジティブに活かす方法」というテーマでお届けします。

子どもに「ごめんね」と思うこと


みなさんは子どもに「ごめんね」と思うことはどれくらいありますか?

もっと一緒に過ごしてあげればよかった
もっと〇〇をさせてあげればよかった
怒らなければよかった
などなど・・・

どんどん思い浮かんでくるということは、私ももれなく「ごめんね」で溢れているということだと思います(笑)

でも、子どもにしてあげられなかったなぁ、と思うことって、

裏を返せば、それだけ「してあげたい」と思った証。
子どもに与えたい、と思った愛の証なのではないでしょうか?

それって、そんなに悪いこと?

「おかあさんは、おかあさんでいい」


これは以前にも紙面版の「おかあさん新聞」で紹介したことがあるのですが、私が母としての自信を完全に失ってしまった時に息子に言われた言葉でした。

「こんなお母さんでもいいの?」
「うん」
「どうして?」
「だって、おかあさんだから」

この一言を言われた日から、私は、自分を蔑む言葉を決して子どもの前では使わないようにしました。

私の「こんなお母さんでいいの?」というこの当時の言葉は、自分で自分のことを「〇〇ができるからいいお母さん」という条件付きでなければいけないと思っていたことをよく示しているなぁと思います。

でも、子どもたちは「だからなに?」と言わんばかりに、「だって、おかあさんはおかあさんだからいい」と言ってくれました。

私も自分と自分の母親のことを考えた時に、母に同じことを言われたら、同じように返すなぁと思ったんです。

「だって、おかあさんだから」。

後悔している間にも子どもは大きくなる

私たち親が思うよりも、もっと深い深い愛情のもとに子どもたちは
私たちを赦し、受け入れ、認め、愛してくれているのではないでしょうか。

私たちはそれをしっかりと受け取った上で、過去のできなかったあれこれをいつまでも引きずる時間を、自分の中にある「愛情」に気づき、それを自分なりに不器用でも子どもに届けてみる時間に充ててみてはどうでしょうか?

自分の愛情がうまく伝えられない日も、思ってる子育てとは全然違〜う!となってしまう日も、どうしてもイライラが爆発してしまう日も

それらに「ごめんね」と思い続けることは、

愛情を伝えたい
あんなことも、こんなこともしてあげたい、
笑顔でいたい
そんな愛が自分の中にあるという証拠。

「ごめんね」と言って落ち込んでいる間も子どもたちの成長は待ったなしです。

だからこそ「ごめんね」というだけでなく、「ありがとう」と大きなハグを、大きな「大好き!」という言葉をめいっぱい、伝えて行けたらいいなと思います。

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