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私の『氷点ロード』。

氷点ロードこと「氷点通り」については、まずは三浦綾子記念文学館さまの記事をご覧くださいませ。

文学館二代目館長・三浦光世氏の直筆が看板となった「氷点通り」。開通前日の様子が文学館「事務局ブログ」に記されています。

今回の記事では、私なりの「氷点の道」歩き方を綴ってみようと思います。公式情報も交えますが、一個人・一来館者の感想として受け止めていただければ幸いです。


1.文学館までの道程

JR北海道「特急ライラック」車窓からレールを撮影。手ブレとの無駄(苦笑)な闘いの末、画が撮れました。私が旭川に向かう途中、車窓からの光景です。

JRで札幌旭川間は一時間半ほど。下車後、旭川駅北口から氷点通りに向かいます。

2023/06/13。文学館25周年の朝、旭川氷点通りの様子です
氷点橋(永隆橋)の橋名板、河川名「忠別川」プレートです。JR旭川駅北口から橋を渡るときに見える側です。
氷点橋の橋名板。橋を渡りきり、JR方向に振り返って撮影しました。
旭川神楽方面の施設案内板です。文学館へはこのまま直進します。バスが神楽4条まで運行していますが、私は文学館のある神楽7条まで徒歩にて向かいます。
道をひたすら直進。一本道が文学館のある外国樹種見本林まで続いています。今はまだ見えませんが、交差点に差し掛かると見えてくるものが。それは次の画像にて。
見えてきたのが『三浦綾子文学の道「愛の道」道標』です。ここからは歩道に文学館のシンボルマークを刻んだ基板が等間隔に配列され、私達を文学館まで導いてくれます。直進する足を止めるまではあと少しです。
三浦綾子記念文学館シンボルマークを刻んだ銘板、クローズアップで撮影。雨模様の日だったため、濡れた箇所と乾いた箇所があります(色の濃淡)。
この道を歩き切ると、突き当たりに外国樹種見本林が見えてきます。あとちょっとで文学館に到着します。
道路に沿って建てられた案内板。
「氷点の道」「三浦綾子文学の道」を歩き切り、外国樹種見本林に到着。少し奥に文学館があります。ここまでご覧いだだいた方も「歩き疲れた」かもですね(苦笑)お疲れ様でした。

氷点通りは北海道新聞社選「ほっかいどう100の道」に認定されています(一つ前の写真、看板に表記があります)道新公式YouTubeを以下に貼ります。



2.文学館の様子

文学館入り口付近。綾子さんの肖像画が来館者を迎えてくれます。


文学館分館です。中に三浦ご夫妻の書斎が再現されています。
分館奥、三浦夫妻の書斎です。ご自宅から移築したものだそうです(全て実際に使用されていたもの)


三浦綾子記念文学館(本館)です。八角形の建物は雪の結晶、その意匠でもあるとか。画面ではフレームアウトしていますが、右側に入り口があり、受付カウンターがあります。

現在、三浦綾子記念文学館がある場所は「モミの木公園」となっているそうです。旭川市の公式情報を以下にリンクします。


3.展示を見た感想

今回、文学館を訪れた目的は企画展を見るためです。

2023年度企画展「綾子と海」ポスター

企画展の公式情報は以下の通りです。


小さな企画展「同時代を生きた作家―遠藤周作と三浦綾子―」ポスター

上記の公式情報は以下の通りです。

遠藤周作(の情報や作品が)三浦綾子文学館、北海道旭川の地に来る。遠藤周作と三浦綾子、ふたりのキリスト教文学者が「並び立つ」。それはわたしにとっても希望であり、理想郷のごとく感じられました。両氏の作品に触れた記事は以下のものです。

三浦綾子『銃口』上下巻と遠藤周作『深い河(ディープリバー)』を並べて撮影してみました。

表紙に軽いシワが見られるのは透明カバーを掛けているためです。両作品についてのレビュー等は改めて記事立てできればと考えています。

2023/09/18追記。コメントでお話していて「これは追加しておこう」と思う記事を思い出しました。以下にリンクします。記事下部に三浦綾子さん&遠藤周作さんのツーショット写真があります。もし興味があればご覧くださいませ。


『深い河』と宇多田ヒカルのユニークな繋がりを余談としてリンクし、拙い記事の締めと致します。

上記ページの最下段「2000.05.06 あっそーだ」に、『深い河』をはじめとする遠藤作品への言及があります。
では、改めまして。
三浦綾子記念文学館&関係者の皆さま、25周年おめでとうございます。今後のご発展をお祈り申し上げます。
そして、ここまでお目通しくださった方がおられましたら、そのお心とお使いいただいた貴重なお時間に心からの感謝と敬意を捧げます。

*追記:2023/07/16記載
記事作成後ですが推したい会社 企画に参加、ハッシュタグを追加しました。文学館を「会社」とするのに疑問を持たれる向きもあるかと思いますが、三浦綾子記念文学館は(北海道旭川)市民による民営の団体です(公営団体ではない)。余談参考まで記します。


拙稿をお心のどこかに置いて頂ければ、これ以上の喜びはありません。ありがとうございます。