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自閉症スペクトラム者が放課後デイサービスのアルバイトを始める


放課後デイサービスのアルバイトを始めました。春野です。

先月から放課後デイサービスのアルバイトを始め、ASDの配慮をしてもらいながら勤務を頑張っています。実際働いてみて思ったことは、


凄い発達障害者向きのアルバイトだなということです。

では早速書いていきます。

なんで始めたのか

特に理由はなし。でも自分を理解するために。自閉症とか障害児について知りたかったので、やってみようと思いました。

障害の開示はいつ行なったのか?どんな配慮を?

面接時に、僕は高機能自閉症です。と開示しました。まあデイサービスで働いている人なので、「あ、そうなんですねー!」と理解してくれました。

こちらが望んだ配慮は、耳栓をつけることと、視覚的な指示のお願いです。言葉だけじゃわかんないからねー。結果皆さん理解してくれて、働きやすくなっています。感謝!!怒鳴る人もいないから当分やめないと思います。

どんな人に向いてる?

→品出しのように、毎回同じことをする苦手なADHDの人!毎秒違う事が起きるので、勤務が飽きないですよ。子供が予測不能すぎてちょっとパニくる事があるけど、まあそこら辺は大丈夫。同じことをしているよりかはマシだと思えます。

僕は、同じことをやって安心したい気持ちと、でも同じことをやり続けたら飽きてしまう矛盾した特性があって、アルバイトが苦手でした。でも放課後デイサービスはこの二つを見事に受け入れてくれると思います。

→過程や成果が目に見えてしまい、怒られてしまうようなワーキングメモリや処理速度が低い人なんかは、バッチリ放課後デイサービスがハマると思います。デイサービスの仕事は失敗という概念はあまりありません。だってただ遊んでいるだけだから。

でも成果が求められないからといって、手を抜いていい理由にはなりませんよ!障害児も普通の児童も賢いので、手を抜いていたら嫌われちゃいます。僕は全力で遊んでいますね。てゆうかこれがバイトでいいの?ってくらいリラックスしながら勤務できています。まだ重度の子を任せられていないからだと思うけど。


どんなスケジュール?

15時から16時の間に職員が子供を迎えにいく。来た子から一緒に遊ぶ。

16時から療育を開始します。音楽療法や運動、工作などを行います。

16時30分からおやつたいむ。お腹空く。

17時で療育が終了し、帰りの会をやって30分から家まで送り届ける。

18時まで室内の掃除。で終了です。


どんな子が?


これは多分言ってはいけないことなので、言えません。でもバラエティ豊かな子供たちがいて、とっても楽しいです。

口が達者な子は僕は苦手。ベテランの職員さんに任せます。僕は大人しめな喋れない自閉症っぽい子供たちを重点的にみています。

働いてみて。

今までのバイト(品出しやピッキング)よりはるかに楽しいですね。僕は別に子供が好きとか嫌いとかはないんですが、子供たちが笑ってくれたらとても嬉しいです。まだ始めたばかりなので、まだ距離は遠めですが、いい距離感で感張っていきたいです。

自分と同じ症状を持つ子もいて、とても勉強になっています。だからこそ発達障害の人におすすめなのです。

これからも頑張ろうと思います。お金貯めるぞーーーーーーー!!


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